湯の字にっき

日々の日記をつらつらと綴っております

あわれ彼女は娼婦

2006-07-28 | お芝居のこと
申し訳の無いことに途中入場になってしまったため、なかなか人物関係が掴めなかった。誰が何をたくらみ何のために何をしているのか、わからないって結構辛い。
それにしても会場案内はスムーズで素晴らしかった。けど、遅れて入るってすごくつらい。自分も後からやってくるヒトにはむうっとするタチなので申し訳なかったわ。口惜しや。
入ってすぐに赤い糸を張り巡らせた半円形の場に魅入られました。
白いカーテンの揺れるアナベラの部屋、夫婦で罵倒しまくる時のグレーのカーテン。いろんな角度から光が差し込んでいたあれはなんの場面だったか。綺麗だったな。谷原さんの舞台を見るのは2本目なのですが、なんか勝手ながら失礼にも「うまくなったな」と思いました。声がいつもの声よりちょっと低い感じがして、そしてなんとなく始終楽しそうな気がしました。舞台に立っていることが。深津っちゃんのかわいらしさは死の直前の兄の密会の時の裸足かな、低い靴だったのかな。その立ち姿が最高にキュートでした。三上さんは初めて見たのだけれどかっこよかった。しかし、谷原さんと並ぶとさっきまでかっこよかったのに、ふいに華奢に見えてしまって、深津っちゃんとのバラスはよかったな。
カーテンコールで三上さんと深津っちゃんが手をつないで去っていくのが、美しくも、哀しい感じでした。


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