8/15(金)14:00
2階席だいたいセンター。前方。
前説の関根くん。落とし物。Truth手拭いの包のビニール落としたらしい。
客席側のスタッフさんからの指摘で発覚。
手拭い。
Tシャツがいつもと違って(関根君談)柔らかい分、手拭いが硬くなったのだろうか。
洗濯してもちょっとまだ硬いです。使っていくうちにこなれるかな。
さて。本編。
照明が楽しみな二階席。
最初の「美緒さんですね」のシーンは予想外に暗くて
ちょっと表情の見えなさ心配だったんですが、
うっすら英之助が登場してからは大丈夫でした。
このシーンは障子越しの月明かりのような照明が床に。
弦次郎の背中から、月の明かりを頼りに手紙を書いてる姿が独りという感じが強くてよい。
そして、鏡吾達が道場にやって来るシーンが前方だとあまり気にならなかったんだけど
後方で観ると、彼らの影が乱立しててワルモノがやってきた不穏な雰囲気でよいです。
ここでかかるTRUTH。ぼわっと包まれるような。
ナニコレ。ときめく。
二階席の方が音の響きがいい気がする。
でもって遠目に見る方が景色が見える気がしていい。
鉄砲撃ちに外に出たところとか。日だまりと爽やかな風の気配。
ふじさんと虎太郎殿の家の掃除の行き届いた清潔さ。
山岡様のお宅は格子のような照明。
お金持ちの家は縦格子が窓についてるってことかしら。
あと、山岡様と英之助のシーンは締め切った襖の内側に悪巧みがゆらゆらしてるみたいで
この立ち上るずるいにおいみたいなのも好き。間接照明っぽい感じ。
手紙を拾った隼助殿のところも、初音さんが読み上げるところも
明かりがひとつに絞られいく流れもキレイだし
読んでる人の千々に乱れるこころのように移ろうのもキレイだし。
斬られた時の赤も、遠目の方が、血が出たって感じに見えるのもよいかな。
殺陣はやっぱり遠目で全体見えた方がどきどきする。
近くで見る弦次郎様の腹を据えた顔もいいんだけど。
この人は勝とうとしてないよな、負けないでいるんだよなと思って見てる。
隼助斬られたとき、一瞬爆発してますけど。
初音さんに刀向けられた時も必死になってますけど。
最後の最後は負けないと決めてる感じがする。
死なない、斬られまい、負けられないというか。
鏡吾の提灯の合図は上手前方がやはり好きだな。
二人の距離と間に横たわる闇と合図の光と静かな闇と決意。
三郎太が初めて横溝様を斬ろうと口にする時の決意もなかなか。
前の晩から寝ずに考えてやはりそれしかないと思いながらも
口にするにはかなり勇気のいる言葉を声にする時の咽の震え。
その意見を却下した時の弦次郎が彼の背中を見遣る視線というのも
彼はリーダーなんだなぁと思わせる。
まわりの人をきちんと見ている姿というのもよいです。
(前の晩からじゃなかった。今朝父上から聞いていきり立ってたのね、この人)
まぁそんな彼が耳が聞こえなくなることで
特に英之助に保護されるようにして動く最初の頃の戸惑いと情けないような思い
ためらいなんぞをいろいろついつい妄想しながらみてしまうので
包帯弦次郎様のシーンはいろいろ、楽しいです。
英之助と二人きりになった時に
俺に斬り役をやられてくれと申し出る弦次郎様の表情が好きなので
ここは双眼鏡で追って見た。ときめいた。
諦めやら、優しさやら、弱さやら。
抱きしめたいような気持ちになったりなんだり。
でもってそれをさせない強さも持ち合わせていて、
飯にしようと笑顔でかわされる。
英之助のぼっち感。彼もまた謝りたい人だったのね。
弦次郎から初音さんを奪った罰とでも思っていたのか。
耳が聞こえなくなった報告を道場にしにいく時の
帆平先生の「いざとなったら」の辺りで顔を反らす英之助の思い。
何もしてやれず、尚且つ一番欲しがってるものを奪う自分。
弦次郎が許して欲しかったように、英之助も謝りたかっただろうな。
謝っていたけど。届いてないから。
弦次郎は知っていて気づかぬふりの気もするけど。
美緒さんと杏の花のシーン。
岡田達也さんの時はたらしだなぁと思ってみてたりしたんですが(褒めてます)
畑中さんはひょっとしてこの人自覚なし? と思うくらい潔白っぽい雰囲気があるな。
素でやわらかく拒否。却って痛ましいような。思い切れるような。切れないかな。
じっきーの初音さんの「そんなことより」って何気にひどくないかと
聞くたび思ってしまう。彼女にとって英之助の存在ってこの時はその程度なのねん。
その後の「待っています」と言った後の恥じらいが可愛いです。
耳が聞こえない弦次郎に呼びかけるところも、「それだけですか」のところも。
背中を向けたまま「好きです」というところも。あふれてる思いが愛おしいです。
声で多くを語れるものなんだなと思ったりなんだりした二階席。
遠くで見ても、何度か前でも見たりしてたせいか
表情そんなに見えずとも、声で補えるものなのだなと。
逆に台詞が鮮やかに感じられてよかったかも。
弦次郎様。
「懐かしい顔を連れてきたぞ」とやってきた登場シーンで
沓脱ぎまで行って、一端戻る? と思ったら片方草履が脱げてしまっていたようでした。
改めて皆に殴られにいくのも変と思ったけど、殴られ蹴られされてた。
鉄砲事故のところ。煙ぽわんと輪のまま上がって行くのね。
ここの運ばれる弦次郎様の身体のふにゃんとしたやわらかい感じが好きで。
それにしても、怪我してる時の「ああ、この人大丈夫なのか」と思わせる身体の動き。
痛みに顔を歪めたりなんだり(手当してもらってる)時も、ああ、いたいーと思うんだが
鏡吾に斬られた時のバランス崩し方、重さが怪我人!!という感じがして痛々しい。
禅寺のシーンで手紙、落としたのか。の孤独感も良かったなぁ。
カーテンコールの挨拶は大内さん。
妙に脱線してたけど、まわりがみんな早く終わらせたい気持ちなのか
スルーして微妙、余計ぐだぐだ続くみたいな感じ。
Wカーテンコールは畑中さん。転換の為カーテンコールはこの一回で
「ドロンさせてください」←忍者のドロンと消えるあんなポーズで。
みんなどろん、どろん? て言ってたけど、礼しておしまい。
お辞儀して立ち去りながらも、畑中さんドロンのポーズしてた。
ああ、かわいいっすねー。←なげやり。
2階席だいたいセンター。前方。
前説の関根くん。落とし物。Truth手拭いの包のビニール落としたらしい。
客席側のスタッフさんからの指摘で発覚。
手拭い。
Tシャツがいつもと違って(関根君談)柔らかい分、手拭いが硬くなったのだろうか。
洗濯してもちょっとまだ硬いです。使っていくうちにこなれるかな。
さて。本編。
照明が楽しみな二階席。
最初の「美緒さんですね」のシーンは予想外に暗くて
ちょっと表情の見えなさ心配だったんですが、
うっすら英之助が登場してからは大丈夫でした。
このシーンは障子越しの月明かりのような照明が床に。
弦次郎の背中から、月の明かりを頼りに手紙を書いてる姿が独りという感じが強くてよい。
そして、鏡吾達が道場にやって来るシーンが前方だとあまり気にならなかったんだけど
後方で観ると、彼らの影が乱立しててワルモノがやってきた不穏な雰囲気でよいです。
ここでかかるTRUTH。ぼわっと包まれるような。
ナニコレ。ときめく。
二階席の方が音の響きがいい気がする。
でもって遠目に見る方が景色が見える気がしていい。
鉄砲撃ちに外に出たところとか。日だまりと爽やかな風の気配。
ふじさんと虎太郎殿の家の掃除の行き届いた清潔さ。
山岡様のお宅は格子のような照明。
お金持ちの家は縦格子が窓についてるってことかしら。
あと、山岡様と英之助のシーンは締め切った襖の内側に悪巧みがゆらゆらしてるみたいで
この立ち上るずるいにおいみたいなのも好き。間接照明っぽい感じ。
手紙を拾った隼助殿のところも、初音さんが読み上げるところも
明かりがひとつに絞られいく流れもキレイだし
読んでる人の千々に乱れるこころのように移ろうのもキレイだし。
斬られた時の赤も、遠目の方が、血が出たって感じに見えるのもよいかな。
殺陣はやっぱり遠目で全体見えた方がどきどきする。
近くで見る弦次郎様の腹を据えた顔もいいんだけど。
この人は勝とうとしてないよな、負けないでいるんだよなと思って見てる。
隼助斬られたとき、一瞬爆発してますけど。
初音さんに刀向けられた時も必死になってますけど。
最後の最後は負けないと決めてる感じがする。
死なない、斬られまい、負けられないというか。
鏡吾の提灯の合図は上手前方がやはり好きだな。
二人の距離と間に横たわる闇と合図の光と静かな闇と決意。
三郎太が初めて横溝様を斬ろうと口にする時の決意もなかなか。
前の晩から寝ずに考えてやはりそれしかないと思いながらも
口にするにはかなり勇気のいる言葉を声にする時の咽の震え。
その意見を却下した時の弦次郎が彼の背中を見遣る視線というのも
彼はリーダーなんだなぁと思わせる。
まわりの人をきちんと見ている姿というのもよいです。
(前の晩からじゃなかった。今朝父上から聞いていきり立ってたのね、この人)
まぁそんな彼が耳が聞こえなくなることで
特に英之助に保護されるようにして動く最初の頃の戸惑いと情けないような思い
ためらいなんぞをいろいろついつい妄想しながらみてしまうので
包帯弦次郎様のシーンはいろいろ、楽しいです。
英之助と二人きりになった時に
俺に斬り役をやられてくれと申し出る弦次郎様の表情が好きなので
ここは双眼鏡で追って見た。ときめいた。
諦めやら、優しさやら、弱さやら。
抱きしめたいような気持ちになったりなんだり。
でもってそれをさせない強さも持ち合わせていて、
飯にしようと笑顔でかわされる。
英之助のぼっち感。彼もまた謝りたい人だったのね。
弦次郎から初音さんを奪った罰とでも思っていたのか。
耳が聞こえなくなった報告を道場にしにいく時の
帆平先生の「いざとなったら」の辺りで顔を反らす英之助の思い。
何もしてやれず、尚且つ一番欲しがってるものを奪う自分。
弦次郎が許して欲しかったように、英之助も謝りたかっただろうな。
謝っていたけど。届いてないから。
弦次郎は知っていて気づかぬふりの気もするけど。
美緒さんと杏の花のシーン。
岡田達也さんの時はたらしだなぁと思ってみてたりしたんですが(褒めてます)
畑中さんはひょっとしてこの人自覚なし? と思うくらい潔白っぽい雰囲気があるな。
素でやわらかく拒否。却って痛ましいような。思い切れるような。切れないかな。
じっきーの初音さんの「そんなことより」って何気にひどくないかと
聞くたび思ってしまう。彼女にとって英之助の存在ってこの時はその程度なのねん。
その後の「待っています」と言った後の恥じらいが可愛いです。
耳が聞こえない弦次郎に呼びかけるところも、「それだけですか」のところも。
背中を向けたまま「好きです」というところも。あふれてる思いが愛おしいです。
声で多くを語れるものなんだなと思ったりなんだりした二階席。
遠くで見ても、何度か前でも見たりしてたせいか
表情そんなに見えずとも、声で補えるものなのだなと。
逆に台詞が鮮やかに感じられてよかったかも。
弦次郎様。
「懐かしい顔を連れてきたぞ」とやってきた登場シーンで
沓脱ぎまで行って、一端戻る? と思ったら片方草履が脱げてしまっていたようでした。
改めて皆に殴られにいくのも変と思ったけど、殴られ蹴られされてた。
鉄砲事故のところ。煙ぽわんと輪のまま上がって行くのね。
ここの運ばれる弦次郎様の身体のふにゃんとしたやわらかい感じが好きで。
それにしても、怪我してる時の「ああ、この人大丈夫なのか」と思わせる身体の動き。
痛みに顔を歪めたりなんだり(手当してもらってる)時も、ああ、いたいーと思うんだが
鏡吾に斬られた時のバランス崩し方、重さが怪我人!!という感じがして痛々しい。
禅寺のシーンで手紙、落としたのか。の孤独感も良かったなぁ。
カーテンコールの挨拶は大内さん。
妙に脱線してたけど、まわりがみんな早く終わらせたい気持ちなのか
スルーして微妙、余計ぐだぐだ続くみたいな感じ。
Wカーテンコールは畑中さん。転換の為カーテンコールはこの一回で
「ドロンさせてください」←忍者のドロンと消えるあんなポーズで。
みんなどろん、どろん? て言ってたけど、礼しておしまい。
お辞儀して立ち去りながらも、畑中さんドロンのポーズしてた。
ああ、かわいいっすねー。←なげやり。