湯の字にっき

日々の日記をつらつらと綴っております

ショーシャンクの中のひと。

2013-11-15 | 畑中さんのこと。
さて、畑中さん。書けるかな?
DVDなればいいけど、ならなかった時の為にめもめも。

まず、幕開け第一声が畑中さん。
舞台の一段高くなったところの真ん中に座ってて。
向いには塀の外へ出たレッドがおどおどとしている。
最初の畑中さんはレッドの保護観察の人の役で、
最近見た映画「スターウォーズ」のことを熱く語っている。
ちょっと田舎くさい少しなまりのある感じ。
鈍感な善人というところ。
衣装は下が濃いグレーで上が薄い茶系のジャケット? ロッカールームに眠る~の色と似てるなぁとか
上下ともぶかぶかなサイズ、あの膨らんだ茶髪はカツラのようでしたね。

実は、今回ここの畑中さんが結構好きで。
映画のことを語るとこの生き生きとしてるところがね。
スターウォーズの空中戦? あれがどうなってるんだって言うところの間の顔と
えーって言う声がなんだか好きで。
あと、椅子の上でくるんと一回転するところの動きが好き。
一瞬、この椅子の座るとこ回転するヤツだった? って思うほどの滑らかさで
くるんと速く回るんだけど。椅子、フツーの椅子っぽいんだよねぇ。
それとも回転椅子なのか? って思うくらい滑らかに回るんだよねぇ。
だったんですけど、後半見に行った時半回転してゆるゆる戻るって感じになってた。
高速回転好きだったのに。

その次に出てくるのは高橋由美子のリタ・ヘイワースのパーティーシーンのタキシード姿。
ここでリタを見ながらダンディぶって踊ってるのが好きなんだな。
視線はリタから外さずに、シャンパングラス片手に、体は左右に揺らしながらにやり。
ってとこかしら。いい男ぶってる感じ。いや、いい男なんですけどね。
それにしても好きな人が大好きな女優さんと同じシーンにいるの見られるって
ほんと嬉しいわ。会話があるともっと嬉しかったんだけどなぁ。
退場する時に、するりと体をひねり、高橋由美子のすぐ後ろを通るのだが
その時の体のひねる感じが好き。

この後出て来るのは、囚人役で縄に繋がれて真ん中辺。
ここの帽子かわいい。ちょっとラジオっぽい。色合いは全体的に地味。
カーキっぽいシャツに黒っぽい大きめのジャケット
筒井くんのハドリーに服を脱げって言われてばんばん脱いでくんですが
シャツもジャケットもいっぺんに。
下も脱ぐのでどこまで脱ぐのかと初日はびびりながら見てた。
白いぱんつ(衣装用?)の下に黒のぱんつも見えるねぇ。
と思ってたけど、これも途中で改善されたのか黒ぱんつ見えなくなってた。
背中の筋肉の付き方がキレイで好きなので、ちょっと嬉しいなぁと眺めてたり。

その後は囚人として働いてるとこで洗濯係の人
最初に出てきて重たい格子を持ち上げる姿がきつそうで面白い。
わりと明るいブルーのデニム地っぽいツナギ姿で
シーツを袋からがんがん出して、突っ込んでる
ここの青と白の色合いキレイだなぁとか思ったり。
畳んだシーツを積んであるところに行って
チェック表みたいなのチェックしてる姿みるの好きでした。

1幕の上映会のシーンの高橋由美子との絡みも映像の中の彼女と見ている畑中さんなので
近いけど、接触もなく、視線も一方通行な合わせず終いだからなぁ。
でもここ好きだけど。癒してあげると微笑むリタに、頭とか頬とか撫でてもらってる。

なんでか、何かを片付けるのを見るのが好きみたいでつい見ちゃうみたいだ。
上映会のシーンでは(妄想で)リタと踊るのをそれぞれが夢見て騒いでいた後
さっと真顔に戻って椅子を二つ手に取り上手に捌けてく
ここの椅子を取って向きを変えるところが好きだったんだな。

屋根のタール塗る時とかキャッチボールシーンは
長袖の白Tシャツ、濃いめのデニム、明るめのブルーなシャツ羽織って腕まくり。
袖口から白シャツが見えてるのだが、肘下くらいまでまくってる。
Tシャツ丸首なんだけど、真ん中がちょっとV字でかわいい。
囚人の時はずっと底の厚めなしっかりした茶色の靴。かわいいです。

あと、アンディの裁判のシーン再現のところが楽しくて。
まず、高橋由美子が舞台上で背中を向けてたなぁと思ったら
くるんと正面に向き直ればそこにおヒゲが。
ドレス姿におヒゲを付けて裁判官を気取るような話し方をし
そのあと、下手から畑中さんともう一方同じようなおヒゲを付けて出てきて
高橋由美子嬢の後ろに控えてる、そのシーンが絵的にいちばん好きかな。
おヒゲが三人並んでる姿がかわいらしくて、よいです。
その後、みんな移動しちゃったり、次々おヒゲの人が出てきて立ち位置変わるんだけど
最初の三人の並んでるとこが絵的にかわいい場面なのです。ここは上手推奨。

2幕の青空奉仕の外仕事シーンで、ツナギの上半分はだけて腰に巻き付けてる格好が
衣装的にはいちばん好きかな。白の長袖Tシャツも普通に好きだし。
ここのシーンもだけど、キャッチボールのシーンとか映画で見た
あの場面に畑中さんがいるんだ。っていう感慨が妙にあったりして
しかもキャッチボール生で投げ合ってるってなんかすごいっていうか。
キャッチボールが生なので、錯覚ではあるんだけど
それを見ている自分もその場にいられてるような感じがしたり。
ナチュラルに投げててすごいなぁ。
畑中さんはレッドの調達屋に対して、情報屋ってことみたいだったな。
なので、いろいろ状況説明が多い。

季節の移ろいを現すのに、冬はツナギの上に同色系のジャケット着るのだが
襟と袖が茶で似あってるんですけど。袖丈がちょっと長いせいか
全体にちまっとして見えてしまう。それが可愛いと言えば可愛いのです。
指先がちまっとでてるのがね。可愛いのですよ。

後半の方にあるレッドの「あてにするな」って台詞が好きなんだな。悲しくなるぜだっけかな。
畑中さんが言うのでなく言われる台詞だけど。
それに対する慟哭はいつもの畑中さんで、もうちょいって思わないでもないんだけど。
なにがもうちょいなのか、不明。うむ。
→金曜日に見た時ももうちょいって思ったんだけど
土曜日に見た時は強く響くものがありました。
「何が出来るっていうんだ俺たちに」かな。ここの声ががね。
クリアになった? というか、そこに伴うというかこめられた感情が強くなったから届いたような。そんな感じ。
でも、ここ惜しいなぁと思うのは、ばんって手を付くところあんまり音が鳴らなくて
感情の爆発感があまりなくてね。この後机ばんって叩くところはすごく音が鳴るので
畑中さんの叩き方云々でなく叩かれる側の素材の差かなぁ。
→手でなく、足で床踏み鳴らして音だしてるっぽかった。

これ失礼かなぁと思いつつ言っちゃう。
「俺たちは」っていう台詞聞こえるたび、
あ、これ畑中さんじゃなかったんだっけと思った。
この「俺たち」ってとこの響きがなんか畑中さんの声として
印象に残ってて、この前の台詞なんだよね畑中さんは。
すみません。

そしてこの。タイミング。「あいつは毒だ」の後。
レッドとケンカになりそうな。暗い目をして離れようとする、
畑中さんの目がね。すごく好きで。
そのタイミングでここで音楽が流れなければ
レッドと彼らは変な距離を置くようになってしまうような
そんな一触即発な場面での音楽。
「行こうぜ」ってヘイウッドに言って
レッドを突き放すように見遣り足を踏み出す時の目が好き。

音楽のシーンはさすがに映画のように「空」が見えないので
閉塞された牢の上空にある、広がる空のあの感じは出ないんだけど、
歌声が音楽が聞いている体中一杯に満ちるような。
音が途切れた時のやるせなさや重苦しい気持ちがのしかかるような。
そんな気持ち。ここもね。畑中さん見てるうちにちょっと泣けちゃったりしてる。
なんだろうねぇ。この共鳴しちゃうような感じ。
とか言って全然違う気持ちだったらすみません。
音楽の力ってすごいなと思う一場面でした。
ここでかかる彼女の歌、もっと聞きたかったな。

あと、2幕のトミーがアンディに「全部話しちまった」ことをみんなに説明する時
トミーはその時も盗みをやってたっていうから「ばかやろうだ」って言うところがね。
仲間内としてみてる言い方が好き。怒っててもやさしい。心配して聞こえる。
情報屋としていろいろ話してるのも好きだが
図書室で益岡さんのレッドと親しげに話してる姿も見てて楽しかったな。

3幕はまた保護観察の人として、登場。
聞いてるか? って感じで「おい」って手を振るとこ好きだったり。
あとは、映画鑑賞シーンよね。ここはなんと言っても筒井くんだけど。
アンディ脱出のシーンでは牢の中で囃し立てる人。上の段の下手側にいたと思うけど。
後は、レッドの仮釈放を協議する人としてスーツ姿で登場。
奥から筒井くん、トミーの人、粟根さん、畑中さん。みんなスーツでかっこいい。
短いシーンで勿体ないね。
ああ、でも。ここの、椅子回転実は好きじゃない。
真ん中集合でこそっと話して決定でいいじゃないかと思ってしまう。
ここに笑いは欲しくないなぁと思ってしまう。すみません。

畑中さんに関するとなんか内容全然関係ないとこ行っちゃったわ。
あ。青空奉仕の時、下手で倒れるように横になってる時の投げ出された右手が好き。
色っぽいんですよ。この気だるげに投げ出された腕が。

あと、牢の暗がりで新人をからかうところの暗いところから聞こえる声が好きだわ。
最初見た時とかどこにいるか薄暗いので探せてないんだけど、真ん中辺のいちばん暗いとこだったかな。
暗い中で聞こえる声もいいねぇとか、どっか他でも暗い中で聞こえる時があって
やっぱり声好きだわ~とかのんきなこと考えながら見てたり。

ああ、ほんとどうでもいいことばかり。
でも、ま。メモだし。とりあえず。

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