まりっぺの平凡日記

毎日平凡に生きれるって幸せなんだ。でもその平凡っていうのは意外と難しい。

生命ある限り(曽野綾子著)

2007-02-09 23:48:36 | My Book Review
著者が旅へ行った先々で出会った人々について書いたエッセー集。何だか信仰心の深い著者の原点が見えたような作品だった。

彼女が中学生の頃、近所のお姉さんに連れられて二人で海水浴へ行った。その時、お姉さんは一人で沖の方へと泳いで行き、浜辺へ戻ってくることはなかった。その件が著者の心に深い傷となっているエピソードなど。

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4 コメント

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Unknown (フヂタ)
2007-02-10 00:35:42
沖のほうへ泳いで行き・・・、戻ってくる事はなかった。

それを知った上でタイトル見ると深いですね。
幼い頃って、感受性が豊なので余計に心に傷は出来るでしょうし・・・


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フヂタさん、 (まりっぺ)
2007-02-10 19:10:26
タイトルどおり、命の大切さや人生というヘビーなテーマをさらっとエッセー風に書かれていたもので、結構、読みやすかったですよ。読んだ後も別に暗い、嫌な後味は残りませんでした。
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今、簡単に! (中ちゃん)
2007-02-11 15:21:48
自殺してしまう人達やその周囲の人達にも読んでもらいたいですね!
生きててなんぼ!の世の中ですから……
でも、実際、窮地に追い込まれるとまともな判断が出来なくなるのでしょうね(^_^;)
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中ちゃんさん、 (まりっぺ)
2007-02-13 00:20:57
本当に簡単に死を選んでしまう人が最近、多すぎますよね。死んだ方が楽だという気持ちもわからないでもないけど、死ぬ勇気があるなら、生きることはたやすいように思うのですが…

今日は自殺を阻止しようとした警察官が亡くなってしまいましたね。何だか、自殺したい人が生き残り、それを助けようとした人が死んでしまい、自殺しようとした人に対して腹立たしくもあり、警官やその同僚や家族のことを思うと悲しすぎるニュースでした。
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