１１・２（金） 晴 公開土太王 第５５話２ 第５６話

第５５話　策略を巡らすハムジ


第５６話

タムドク王は、関弥城（クァンミソン）攻撃を命令する。

高句麗が関弥城（クァンミソン）を攻撃するという百済の伝令に
確信がないと言い、辰斯王（チンサオウ）が動かない。

その頃、ハムジはサガリョンとソルチに命じて、
百済との国境付近の長山小城を始め、１０の小城を攻めさせて、
百済軍を撹乱する作戦に出る。

その間に、百済のチャンサ岬（江華島（カンファ））を攻め落とし
関弥城（クァンミソン）攻撃の拠点にする。（陣を敷く）

関弥城（クァンミソン）攻撃の知らせを受けた百済の辰斯王（チンサオウ）は、
アシン城主に関弥城（クァンミソン）の指揮権を与える。

アシン城主は、関弥城（クァンミソン）の江華島の近く（カンファ）に、
暗くなった夜を利用して、船に明かりを灯して高句麗水軍を誘い出す。
地の利を知り尽くしたアシン城主は、潮の満ち引きを利用して引き潮時
高句麗水軍を浅瀬に座礁させて攻撃する。

☆関弥城（クァンミソン）の地位は、
　亰畿道江華郡喬桐島（キョンギドカンファグンキョドン）と推定される

また、ハムジは、タムドク王に、
後燕国（フウヨンコク）の遼東城（ヨドン）攻撃に備えて、靺鞨族（マルガル）を
味方に付けるように、ソルチ（大族長ソルドアンの妹）を伝令に出す
ように進言する。