こんばんわ。
今日、勝てば、110年振りの新入幕優勝の偉業達成の尊富士(たけるふじ)。地元、青森県五所川原のパブリックビューイングの応援団のみならず日本中の相撲ファンの見守る中、元大関、朝乃山と対戦。
立ち合い、鋭い出足でぶつかるが、朝乃山に右を差され、そのまま一気に寄り切られた。世紀の優勝はここでは決まらなかった。
大相撲 尊富士ー朝乃山<令和6年三月場所・14日目>SUMO
さらに、異変が。取り組み後、右足を引きずりながら土俵を降りた尊富士。さらに花道では自力で歩くことが出来ず、付き人に支えられた。そして、最後は車いすで。とんだことになってしまった。そのあと救急車で病院に向かったそうだが、明日の休場は決定的だろう。
その直後、大の里が阿炎を破り、3敗をキープ。これで、尊富士の歴史的優勝は千秋楽に持ち越された。
そして、千秋楽は豊昇龍と対戦。勝たなければ優勝はない。
もう一人の三敗組の大関、豊昇龍は琴ノ若に変化まがいの立ち合いで仕掛けたが、ついてこられ転がされた。優勝争いから脱落。
琴ノ若、13日目の貴景勝戦の勝っていれば、優勝の可能性もあったのに。
結局、優勝は新入幕の尊富士と入幕二場所目の大の里、平幕、若武者同士の争いとなった。尊富士はおそらく休場なので、大の里が明日の豊昇龍に勝てば優勝、負ければ尊富士という異例の展開になった。
一日、小雨模様の曇天だったが、夕方から晴れてきて、お月さまが。春場所初日が新月(朔日)だったので、お相撲と同じあゆみ。14日目は十四夜。明日、千秋楽は十五夜。でも満月は翌日。さて、この満月を愛でる優勝力士は大の里か尊富士か。お月さまだけが知っている。
では、おやすみなさい。
いい夢を。
マティス展より