気ままに

大船での気ままな生活日誌

和巧絶佳/令和時代の超工芸展 その2

2020-08-17 20:58:44 | Weblog

こんばんわ。パナソニック汐留美術館の和巧絶佳/令和時代の超工芸展、第2章の作品をお届けします。

第1章 和 日本の伝統文化に根差した工芸美
第2章 巧 手わざの限界のその先にある工芸美
第3章 絶佳 素材が生み出す工芸美の可能

第2章 巧 手わざの限界のその先にある工芸美

池田晃将 

1987年千葉県出身。美大で漆制作の基礎を学び、卒業後は3年間、金沢卯辰山工芸工房で修業。独立後はアニメ、サブカルチャー、CGなどに着想を得て、デザインし、デジタル数字を模した形の装飾が特徴。螺鈿では、貝殻にレーザーを当て、数字を一つ一つ切りだし、貼り付ける。螺鈿と蒔絵の装飾で彩られた、極小デジタルの迷宮。

電光十進玉箱

一部拡大

数式配列檎棗

百千電脳図飾箱

紫電絡操文飾箱

山本茜

1977年、石川県に生まれる。上村松園に憧れて、大学で日本画を学ぶ。古画の模写の中で仏像や仏画に使われる”截金”に関心をもち、人間国宝の江里佐代子に師事。截金ガラスの技法を確立した。源氏物語54帖の各場面からイメージを引き出すことをライフワークとしている。

截金硝子香合 無我

源氏物語シリーズ第19帖 薄雲(雪明り)

源氏物語シリーズ第40帖 御法

流衍

言の葉

見附正康

1975年、石川県に生まれる。九谷焼技術研修所を卒業後、福島武山氏に師事。2007年に独立した。1ミリ幅に何本もの線を描く技法は現代アートの分野で高く評価されている。赤絵細描の絵付師が生み出すエキゾチックな細密文様の世界。

赤絵線描華紋香水瓶

赤絵線描小紋合子

髙橋賢悟

1982年、鹿児島県に生まれ。鈴木長吉の”十二の鷹”に感動し、大学で鋳金を学ぶ。真空加圧鋳造の技術で生み出される、超極薄鋳造のアルミニウムからなる花と生命。アルミの現物鋳造で制作した小花で動物の頭部を形成する作品が多い。生と死がテーマ。「驚異の超絶技巧! 明治工芸から現代アートへ」展に選出され作品が全国の美術館を巡回。

花信風

アダムとイブ

(つづく)

では、おやすみなさい。

いい夢を。


みなとみらいZOOから(そごう横浜)

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