気ままに

大船での気ままな生活日誌

横浜元町にて

2010-05-11 09:22:44 | Weblog
昨夕、横浜元町に出かけた。ワイフの一日遅れの誕生日祝いのため、老舗のフランス料理店、霧笛楼に予約をしておいたのだ。お料理は、”温故知新コース”という初老夫婦にはぴったりのを頼んでおいた(笑)。6時に着いたら、われわれが第一号で、テーブルにはいかにも霧笛楼らしい、お皿が待っていてくれた。




テーブルの上の照明も気にいった。


何かの記念日ですかと聞かれたので、誕生祝いですと言ったら、はじめにシャンパンと、おわりににケーキをプレゼントしてくれた。シャンパンで乾杯、付きだしは”山菜とプロマージュのサクッと一口パイ”だった。そのあと、”本マグロのマリネとワサビのブランマンジェ アボガドの冷製スープと共に”、そして、帆立て貝のサッと網焼き・・、萩産スズキのソテー・・牛フィレ肉・・と、つづいた。グルメにうるさいワイフも、あまりいただいたことないお料理だねと、おいしそうに口に運んでいた。

ぼくは、ワインと、途中から隣りのテーブルに座った、和服の高島礼子似のご婦人が気に入った(汗)。ワインは、いつもグラスワインしか頼まないが、一杯目は、ロゼにした。フランスワインでフランスの三大ロゼワインのひとつだという。たしかにおいしかった。2杯目は赤を頼んだが、これがカリフォルニアのナパのワインで、とてもうれしかった。四半世紀前、単身赴任でカリフォルニアにいたとき、しばしば飲んでいたワインなのだ。口に入ったワインの風味が、カリフォルニアの青い空を思いださせてくれた。

8時頃、外に出ると、元町の通りは閉めるお店も多かったが、大船にも支店をもち、うちもごひいきのパン屋さんは開いていた。残り少ない人生なんだから、これからは、誕生日くらいは、いいレストランで食事をしようと思った。そういえば、ぼくの誕生祝いはやってもらっていないな、これからワイフに抗議しよう(笑)。





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