おはようございます。さて、京都の梅見シリーズも最終回となります。祇園白川から祇園の神社仏閣を巡りました。さて、どんな梅が待ってくれているか。わくわくどきどき。
2017年3月1日 建仁寺
祇園花見小路を抜けて・・舞妓さんには会えずじまい。
建仁寺に入る。
俵屋宗達の国宝・風神雷神図屏風が迎えてくれる。
これと並んで、金沢翔子の書。翔子さんは鎌倉の円覚寺にゆかりがあり、方丈で展覧会が開かれたことがあった。そのときこの作品も展示されていた。”翔子は風神雷神図を見たこともないのに、なんと同じような構図で、書いたんですよ”、と言うお母さんの言葉が印象に残っている。
そして、(今年大展覧会が予定されている)海北友松の重文・雲龍図襖。風神雷神図同様、複製だが、本物を美術館でみるより、迫力があるかも。いくつもの襖絵があるが、代表としてこれだけを載せる。
〇△□の庭
鳥羽美花の作の襖絵。ベトナムの風景をモチーフにしている。モノクロとセットで見事な作品。
境内に出ると、花柄模様がいっぱい。梅の花はどこ?
あれ、結局、ひとつも梅の写真がなかった。どんなへまをしても許されるのがブログなのだ。
2017年3月1日八坂神社
ここも花のようなお嬢さんがいっぱい。大和なでしこだけだはないですよ(笑)。
今度は梅を。
べっぴんさんをつくってくれる美御前社の前の梅。
舞殿と本殿
さらに、バスで東山七条へ。
2017年3月1日 智積院
智積院というと長谷川等伯・久蔵父子の国宝の楓図と桜図屏風。久蔵は桜図を描いたあと、24才の若さで夭折。等伯がそのあと楓図を描いた。東博の松林図屏風も久蔵亡きあと、の悲しい思いが描きこまれている。天才には常に大きな不幸が付いて回る。
実物は宝物館で見ることが出来る。複製品は名勝庭園を望める部屋に置かれ、撮影が可能である。
さて、境内の梅はどうか。まんずまんずでした。
これで、京都の梅見シリーズを閉じたいと思いまする。残りは大阪編。これが、またすごい。お楽しみに。
それでは、みなさん、今日も一日、〇△□とお元気で!
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