土用の丑の日、名古屋場所13日目。稀勢が鶴竜に完勝し、奇跡の逆転優勝に夢をつないだ。ぼくはこの対戦をテレビではみていない。東京駅八重洲口のうなぎ屋さんで、スマホの相撲速報により確認したのだ。おもわず、おっ!やったと、声をはり上げてしまい、周りの客に怪訝な顔をされたノダ(汗)。
できれば、豪栄道に白鵬をやぶってほしかった。そうすれば、稀勢の逆転初優勝の可能性がさらに高まったのに。でも、この段階でも、その望みがわずかながら残っている。それは、今日14日目に、稀勢が白鵬をやぶることが絶対条件。そして、さらに豪栄道が鶴竜にも土をつける。鶴竜が勝ってしまうと、千秋楽は2敗同志の横綱決戦となり、稀勢の奇跡は消滅する。3敗となった鶴竜が2敗の白鵬を千秋楽で破り、3敗で並ぶ。そして、数日前、ぼくが予想した5力士による、夢の優勝決定戦!
ただ、世の中、一寸先は闇。こんな可能性だってある。両横綱が昨日、うなぎを食べすぎ、うなぎの逆鱗にふれ、腹痛でウナされて、倒れてしまう。14日目の土俵にあがれない。そうすれば、両横綱は優勝争いから一気に脱落。稀勢に優勝が転がり込むという算段だ。どうだろうか。
とにかく、夢をつないでくれて、ありがとう、稀勢関!もう一日、夢をみさせて!
稀勢の勝ちをスマホで確認したとき、食べていた、うなぎが少しだけ入った御膳。粋な黒塀横丁の手前の宮川。
この日、歌舞伎座の昼の部をみて、銀ブラした。ソニービルの水族館は楽しかった。沖縄の水族館から毎年、やってくる。
うなぎはいなかったが、うなぎのおばけみたいのがいた。
白鵬を飲みこんでくれそうなジンベイザメの顎
ソニービル前の銀座阪急ビル跡地の新ビルは、この秋の開業に向け、だいぶ出来上がってきた。建物は江戸切子をモチーフにしているらしい。”光の器”。
さあ、今夕の稀勢の里対白鵬戦!どうなるか占ってみよう。ソニービルの花のオブジェから。
青の木が白鵬。何故なら、青はモンゴルで一番、神聖な色だから。赤の木は稀勢の里。最近あまり聞かないが、よく常総の赤鬼といわれていたから。四つにはならず、突きあいの様子。互いにのけぞる。赤ののけぞり具合が大きいのが気になる。それに土俵外には赤の足が!・・
で、でも、よく見よ!軍配(黒い蝶)は赤鬼、稀勢の里に上がっている
ああ、楽しみだ、今日の対戦!勝ったら祝杯!負けても、残念会!
豪栄道は今場所、8勝で終わらずにもう1勝は上げないと!
(千秋楽は稀勢の里に負けるので)今日で白鵬の優勝が決まるような事だけは避けて欲しいです。