京都旅行三日目。祇園白川を歩いた。風情のある通りですっかり気に入った。
白川沿いに吉井勇の歌碑、”かにかくに碑”がある。
かにかくに祇園はこひし寝るときも枕の下を水のながるる
”かにかくに”は、とにもかくにも、という意味だそうだから、あとは、祇園は恋し、寝るときも枕の下を水のながるる。(お茶屋さんが川床のように川にせり出していたのでは)
詩人、吉井勇は、東京生まれだが、昭和13年から昭和35年まで、亡くなるまで京都に住んだ。この場所は、吉井と親交のあった磯田多佳女が女将を務めていたお茶屋”大友”の跡とのこと。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2e/44/6bca77634103f6a1930ca28b1e45415e.jpg)
桜並木の白川沿いに並ぶ、お店。玄関は反対側の通りに。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4c/8b/f019d0c9d3b32878fde97d3088df2e7c.jpg)
かにかくに碑の向こう側のお店をのぞくアオサギ。何か、残り物をちょうだい![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/hiyo_please.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/07/69/93ad7887692af213a4c2455d02a0ac68.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7d/a7/ce177cc3ea7bd7c87d467b2b96c31253.jpg)
ちょうど、向こう側の通りのお店。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/52/e4/8110cb02f0c7bb0dd1878710f2f3e208.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/35/c3/3cb498b6fe019bfec3df0c976729ce37.jpg)
なななんと、お店の名前は”かにかくに”。春夏秋冬おりなす美しい白川の畔で祇園を愛した歌人・吉井勇氏がお宿として過ごされたお茶屋にて、「祇園かにかくに」がオープンいたしました(お店のホームページから)
さて、また川沿いにもどりましょう。”大友”には、夏目漱石、谷崎潤一郎も来られたらしい。ぼくは、お茶屋遊び、一生縁がなさそう。![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/namida.gif)
川沿いの石畳の白川南通り。柳が青々と。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/26/6c/2e31dacaa75f6da6e929b5baa58dfbf5.jpg)
そこを、少し歩くと、辰己大明神。祇園の舞妓さん、芸妓さんが芸事の上達を願ってよく訪れる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/55/f9/23188fe014202bf882e62ac713cad325.jpg)
大明神に向かって、左側が今、歩いてきた白川南通り。そして右側が新橋通り。よく映画の撮影などにも使われる、風情ある町屋風景。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/42/ec/f1a98da1c06bb51db1d462c977cafc35.jpg)
白川に架かる巽橋と橋向こうの通り。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3e/84/6af86ccaa298c42805cd0636b7a09da3.jpg)
もう、ここは四条大橋に近い。お腹が空いたので、松葉でにしんそば。お店を出るとすぐ横が南座。2か月ほど前(12月)もここを見上げたが、そのときは勘九郎襲名披露が行われていた。その日の夜、勘三郎がお亡くなりになる。團十郎も南座に出演していて、その10日後、風邪をこじらせ休演、そのまま復帰できず、先日お亡くなりになる。
南座と出雲の阿国像
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6b/ea/ce837d7971c130cf248c2b01f1b8f1cb.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/20/91/4f3271d27ac8a191db8d7ed402db3925.jpg)
吉井勇というと、ゴンドラの歌。
いのち短し 恋せよ乙女
朱き唇 褪せぬ間に
熱き血潮の 冷えぬ間に
明日の月日は ないものを
いのち短し 恋せよ乙女
黒髪の色 褪せぬ間に
心のほのお 消えぬ間に
今日はふたたび 来ぬものを
作曲は中山晋平。晋平の旧居が熱海梅園にある。そうだ、そろそろ偵察に行ってこよう。熱海桜も咲き始めたというし。”いのち短し 遊べや爺 ・・今日はふたたび 来ぬものを”だ!![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/panda_2.gif)
白川沿いに吉井勇の歌碑、”かにかくに碑”がある。
かにかくに祇園はこひし寝るときも枕の下を水のながるる
”かにかくに”は、とにもかくにも、という意味だそうだから、あとは、祇園は恋し、寝るときも枕の下を水のながるる。(お茶屋さんが川床のように川にせり出していたのでは)
詩人、吉井勇は、東京生まれだが、昭和13年から昭和35年まで、亡くなるまで京都に住んだ。この場所は、吉井と親交のあった磯田多佳女が女将を務めていたお茶屋”大友”の跡とのこと。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2e/44/6bca77634103f6a1930ca28b1e45415e.jpg)
桜並木の白川沿いに並ぶ、お店。玄関は反対側の通りに。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4c/8b/f019d0c9d3b32878fde97d3088df2e7c.jpg)
かにかくに碑の向こう側のお店をのぞくアオサギ。何か、残り物をちょうだい
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/hiyo_please.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/07/69/93ad7887692af213a4c2455d02a0ac68.jpg)
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ちょうど、向こう側の通りのお店。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/52/e4/8110cb02f0c7bb0dd1878710f2f3e208.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/35/c3/3cb498b6fe019bfec3df0c976729ce37.jpg)
なななんと、お店の名前は”かにかくに”。春夏秋冬おりなす美しい白川の畔で祇園を愛した歌人・吉井勇氏がお宿として過ごされたお茶屋にて、「祇園かにかくに」がオープンいたしました(お店のホームページから)
さて、また川沿いにもどりましょう。”大友”には、夏目漱石、谷崎潤一郎も来られたらしい。ぼくは、お茶屋遊び、一生縁がなさそう。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/namida.gif)
川沿いの石畳の白川南通り。柳が青々と。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/26/6c/2e31dacaa75f6da6e929b5baa58dfbf5.jpg)
そこを、少し歩くと、辰己大明神。祇園の舞妓さん、芸妓さんが芸事の上達を願ってよく訪れる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/55/f9/23188fe014202bf882e62ac713cad325.jpg)
大明神に向かって、左側が今、歩いてきた白川南通り。そして右側が新橋通り。よく映画の撮影などにも使われる、風情ある町屋風景。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/42/ec/f1a98da1c06bb51db1d462c977cafc35.jpg)
白川に架かる巽橋と橋向こうの通り。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3e/84/6af86ccaa298c42805cd0636b7a09da3.jpg)
もう、ここは四条大橋に近い。お腹が空いたので、松葉でにしんそば。お店を出るとすぐ横が南座。2か月ほど前(12月)もここを見上げたが、そのときは勘九郎襲名披露が行われていた。その日の夜、勘三郎がお亡くなりになる。團十郎も南座に出演していて、その10日後、風邪をこじらせ休演、そのまま復帰できず、先日お亡くなりになる。
南座と出雲の阿国像
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6b/ea/ce837d7971c130cf248c2b01f1b8f1cb.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/20/91/4f3271d27ac8a191db8d7ed402db3925.jpg)
吉井勇というと、ゴンドラの歌。
いのち短し 恋せよ乙女
朱き唇 褪せぬ間に
熱き血潮の 冷えぬ間に
明日の月日は ないものを
いのち短し 恋せよ乙女
黒髪の色 褪せぬ間に
心のほのお 消えぬ間に
今日はふたたび 来ぬものを
作曲は中山晋平。晋平の旧居が熱海梅園にある。そうだ、そろそろ偵察に行ってこよう。熱海桜も咲き始めたというし。”いのち短し 遊べや爺 ・・今日はふたたび 来ぬものを”だ!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/panda_2.gif)
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