日本三大まつりの一つといわれる神田祭を観た翌日は、地元の大船まつりに参加した。大船に越してきてから、10年にもなるのに、家内もそうだったが、半日近く、楽しんだのは初めて。
このお祭りは、神田祭のように伝統的なものではなく、12年前に産声をあげた若いお祭りだ。それがどんどん育ってきているようで、昨年は、何と、7万人の人々が近在から集まってきたようだ。さらに、今年は、大船は映画の町だったということを前面に出し、映画仮装パレードも行われた。実は、ぼくらもこれに惹かれて参加したのだ。
良い天気にも恵まれて、大船の街はたぶん十万人は超したのではないかという人々で溢れた。撮影所時代からの伝統かもしれないが、芸術の街らしい、楽しいイベントがいっぱい。本部前、イトーヨーカドー前、西友前の会場のほか、鎌倉芸術館が開放され、大ホール、小ホールなどでも、様々なグループによる、吹奏楽演奏、祭囃子、ダンス&ボーカル、コーラス、和太鼓などの音楽やフラダンス等の舞踊などが行われた。家内が聞きに行ったラテンボーカルでは、大ホールでも満席だったという。
また、女子大の夏菩提樹の並木道には出展数が70を越すフリーマーケットで賑わった。模擬店もいっぱい。ぼくもお昼はここで調達、銀座のてんぷら屋さんの鶏の天丼を頂いた。以下に、映画仮装行列を中心に、大船まつりを紹介したい。
パレードのはじまり
市長さん等のあとにミス鎌倉。鎌倉まつりの八幡さま舞殿での認証式でみている(汗)。これが初仕事かな。
仮装パレードがつづく
武将スタイル
ダンス&ボーカルのFlow Backが新撰組なスタイルで!路上ライブも大人気。
そのあとに、大船撮影所時代のパレード。邦画部門から。
”男はつらいよ”で笠智衆坊さんの寺男を演じた佐藤蛾次郎さんが。そのあとに寅さんがいっぱい。
高橋長英さんも。
うしろに続々と仮装部隊が。
楽しいパレードだった。それぞれのたまりでパフォーマンス、コーラスや演奏が。
一輪車
フリーマーケット通り
ゴスペル(Gospel music) 。清らかな歌声。平塚からのグループが鎌倉芸術館エントランスで。
本部前では地元の中学校のブラスバンド。
最後は、三菱電機のオーケストラ演奏で〆る。鎌倉芸術館で定期演奏会もしている実力派。
森進一の襟裳岬、ビートルズのレット・イット・ビー(Let It Be)、山口百恵メドレーなど馴染みの曲。30分間の演奏で誰も帰る人はいなかった。このあと、大船まつり閉会式だった。
とても良かった。もう、数年すると、大船まつりは、マイ日本三大祭りの一つになるかもしれない。祇園祭、三社祭、そして大船まつり。
寅さんも喜んでいました。
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