気ままに

大船での気ままな生活日誌

竹内栖鳳展 MOA美術館

2019-01-02 09:52:49 | Weblog

お正月も二日目となりました。

昨年末、熱海梅園の早咲き梅と共にMOA美術館で竹内栖鳳の絵画も鑑賞してきた。MOA所蔵作品が中心であるが、湯河原町立美術館所蔵のもの10数点、展示されている。

栖鳳はリューマチの療養がてら、湯河原の天野屋という温泉旅館に逗留し、東本願寺の障壁画を作成していた。その後もここが気に入って、敷地内にアトリエをつくり、10年間ほど、亡くなるまで晩年をここで過ごしたのだ。というわけで、湯河原美術館は栖鳳の作品を多数、所蔵している。2014年にここを訪ねているが、憶えている作品をいくつか見つけ、うれしかった。まず、それらの作品から。

喜雀 金屏風に28羽の雀。栖鳳は小動物を好み、中でも雀を多く描き、”栖鳳雀”として親しまれた。

宇佐義 このうさぎも可愛くて、湯河原で絵葉書を買った。

猛虎

冬瓜

山海珍賞

以下はMOA所蔵のもの。まず、この夏鹿の屏風から。

夏鹿 左隻には飛び跳ねる鹿を描き、静と動の対比を狙ったとのこと。

掛け軸

潮沙去来

翠竹野雀

海幸

お弟子さんの松園さんと関雪の作品が二点づつ。

深秋

虫の音

国宝色絵藤花文茶壷(野々村仁清)

光琳屋敷の紅梅も咲き始めていた。

とてもすばらしい展覧会でした。次回は国宝紅白梅図屏風が展示される頃に。もうすぐ。

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