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気ままに

大船での気ままな生活日誌

葉山一色海岸の”露天風呂”

2008-08-19 08:23:20 | Weblog
涼しい日曜日の翌日、また暑さがぶり返してきました。あ、そうだ、まだ今年は海水浴に行っていなかったけ、と、葉山一色海岸に出掛けました。

去年の夏は、海水浴発祥の地、大磯海岸から始まって、茅ヶ崎海岸、江ノ島東浜海岸そして葉山一色海岸と、湘南の海岸線を西から東へ渡り歩きました。そして、この海水浴場巡りで、ボクが一番、気に入った海岸は、昨日、訪れた葉山一色海岸だったのです。

何故、良いかって? この海岸の遊泳区域は狭いのですが、そこからビーチを、葉山御用邸方面に向かって数分歩くと、岩盤と大岩、小岩で形成される、岩場の浜辺に着きます。ここの磯遊びが結構楽しいのです。ただ水浴びをするだけではなく、岩盤上の岩と岩に囲まれた水溜りを泳ぎ回るたくさんの小魚や、這い回るカニやヤドカリなどの生き物たちと、戯れるのは面白いものです。

加えて、今回、もうひとつの楽しみを見つけました。それは、岩場から少し離れた場所に、海草やら貝類が繁殖している、海に囲まれた小規模の岩場があり、その岩陰にお風呂に入るようにしゃがみ込むのです。その岩陰は水が淀むところで、波はきませんし、温度も高めです(波のくるところとは明らかに違います)。それに遊泳禁止のところですからめったに人も訪れません。

しばらく、つかっていましたら、あれ、これは露天風呂じゃないですか、と思い始めたのです。温泉の流れる川を川辺に呼び込み、露天風呂にしているところもあるし。ここは冷水だけど、ボクが以前訪れた山梨の温泉は冷水混浴風呂(汗)だったし。

そう思うと、とても豊かな気持ちになりました。こんなスケールの大きな露天風呂なんて世界中どこにもありません。とにかく、景色は雄大です。岩陰の向こうは大海で、打ち寄せる波も間近にみえる、遠く、江ノ島も真鶴半島も伊豆半島もみえる。一方、浜辺に目をやれば、葉山の山の緑がうつくしい。浜辺で子供と戯れる若いママのビキニ姿がまぶしい(汗)。

身体が冷えたら(普通の温泉は暖まったらですが;笑)、浜辺でごろり。お日さまがすぐ温めてくれます。向こうの岩場に行って、生き物たちと遊んでもいい。ここで、ボクはこんな発見をしました。水中をゆっくり動いているヤドカリを捕まえて、岩の上に仰向けにすると、身体を貝の中にすっぽり隠します。しばらくすると(危険がなくなったと察知すると)顔を出し、のこのこ歩き始めます。この顔を出すまでの時間がそれぞれの個体で違うのです。それも、何度繰り返しても、早いものは早い、遅いものは遅いのです。こんなヤドカリちゃんにも、勇気あるもの(無謀派)、臆病もの(慎重派)といろいろなジンカクがあることが分かりました。あらゆる生物に心はある、というボクの持論がここでも実証されました(笑)。

海の家の使用料金は1800円と他の海水浴場より高めですが(通常1500円)、こんな楽しみ付きなら、安いです。同じくらいの値段のスーパー銭湯に行くよりずっといいかもしれません(笑)。みなさんも是非、試してください。ただ、日焼けは覚悟してください。これが嫌で、ワイフは来ないのです(地が黒いのに、何故か;笑)。

。。。。。

今日から、2,3日、高原の夏を楽しんできます。天気が悪そうですが、ワイフは晴れ女なので、暗雲も吹き飛ぶことでしょう。






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