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気ままに

大船での気ままな生活日誌

半夏生 富士と月

2023-07-02 22:51:53 | Weblog

こんばんわ。

今日は雑節(七十二候)の一つ、半夏生の日。

朝、久し振り富士山が顔を出した。雪化粧はほとんどなくなり半化粧に。いや、ほとんどすっぴん(笑)。

半夏生(植物)


(大船フラワーセンター)

「ハンゲショウ」の名の由来は、雑節”半夏生”の頃に白い葉をつけるためとする説と、葉の一部を残して白く変化する様子から”半化粧”とする説がある。また葉の片面(表面)だけが白くなることから、カタシログサ(片白草)ともよばれる(Wiki)。

お月さまは満月前夜の小望月。

半夏生(半化粧)の小望月。明日、お化粧してきます。

大巧寺では、もう、鬼百合が咲き始めました。

秋の七草のひとつ、女郎花も咲き始めました。

でも、半夏生はなかなか進まない。

ちょっとおかしな大巧寺。

では、おやすみなさい。

いい夢を。


ヌマトラノオ(虎の尾を踏まないで)

コメント (2)
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霊気を彫り出す彫刻家・大森暁生展

2023-07-02 11:12:42 | Weblog

おはようございます。

先日、横浜のそごうで家内と食事をしたあと、そごう美術館で”霊気を彫り出す彫刻家・大森暁生展を見てきた。

大森暁生は1971年生まれで、愛知県立芸術大学で彫刻を専攻後、彫刻家・籔内佐斗司のアシスタントを務めた。籔内佐斗司といえば、平安遷都1300年事業のマスコット、せんとくん(鹿の角の生えた童子)でよく知られている。

大森暁生も、実在する生きものから架空の生きものまでをモチーフにしたものが多い。それも霊気を感じさせる彫刻である。大事なのは、作品が生きていて、”気配”を帯びること、と作者はいう。

たとえば、”月夜のテーブル”。ピューマの夜の食事。一瞬、本物かと思うほど。

大事なのは、作品が生きていて、気配を帯びること

これがどの作品にも通じるテーマである。

死に生ける獣 バビルサは曲がりながら眼の前方に至る犬歯は、老齢個体では先端が頭部に達し、突き刺さるように見える。 そのため、”自分の死を見つめる動物”と呼ばれる。

森神  雄ゴリラ

クローズアップフェイス(笑)

ぬけない棘のエレファント

棘の刺さった動物が多い。

ぬけない棘の狼

棘の冠

こんな作者の言葉も。たしかに芸術作品の評価はむづかしい。政治も文学も科学も同じでしょうか。その点、スポーツの世界ははっきりしている。

翼霊 ”背中の羽を感じる感覚” 作者もそういう感覚をもつのかも。

翼霊

不死の華

こんな可愛い子犬も

カラスの舟は昇華する

鮎の舟は消化する。彫刻ではありません。昼食の鮎の塩焼きです。

アオガエルと蛍 お豆の彫刻

とても面白い彫刻展でした。

それでは、みなさん、今日も一日、お元気で!

コメント (4)
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