気ままに

大船での気ままな生活日誌

灼熱の名古屋13日目 山百合、咲き競う 明月院

2023-07-21 21:48:37 | Weblog

こんばんわ。

京都の祇園祭で遊びほおけている間、大相撲名古屋場所はもう最終盤。もう負けられない力士同士の対戦がつづく灼熱の13日目となった。昨日(12日目)まで、トップニ敗に錦木と北勝富士が並ぶ。三敗は豊昇龍と令和の怪物(伯桜鵬)。4敗には若元春、大栄翔ら両関脇らが追走。

そして、今日の取組がすごい。トップ錦木には一差で追う伯桜鵬、三敗の豊昇龍には大関・霧島。そして4敗同士の両関脇対決。朝乃山の星も気がかりだ。わくわくどきどきの13日目。

さて、どうだったか。灼熱の熱戦となった。

令和の怪物、伯桜鵬は、錦木をひきずり落とす!両者、3敗。明日は北勝富士も破り、優勝戦線に残りたい。新入幕優勝もあるぞ!

まさに令和の怪物!

豊昇龍は霧島に頭をつけ終始優位で勝ち星、10勝へ。新大関に一歩近づく。明日は若元春と決戦。どちらも負けられない。

関脇対決は若元春に軍配。大栄翔、優勝争いから脱落。大栄翔は明日は阿武咲。二桁勝利は是が非でも。

優勝ラインが4敗まで下りてくると、若元春の初優勝兼新大関も。

灼熱の名古屋場所13日目がおわり、トップニ敗に北勝富士、一差で豊昇龍、錦木、伯桜鵬が追走。二差で若元春、湘南の海、竜電。千秋楽までわくわくするような優勝戦線となった。

。。。。。

さて、優勝戦線から離れるが、注目の二力士も今日勝って、明日以降が楽しみになった。

朝乃山、正代に完勝。明日、霧島と対決。どちらも負けると負け越し決定。朝乃山、勝ち越しで番付を上げ、秋場所を迎えたい。

琴ノ若、阿炎に完勝、4敗をキープ。今場所こそ二桁勝利を勝ち取りたい。あわよくば賜杯も。

。。。。。

暑さが少し、緩んだので明月院へ昼散歩。秋海棠の開花と山百合の咲き揃いにも遭遇した。

ぼくが名付けた”秋海棠街道”。ぼちぼち咲き始めた。

山百合は二か所に群生地が。

竹林につづく崖に数株。

この丸窓の裏。

菖蒲田の横の崖に20株ほど!咲き揃う。

まだ、こんなに咲いていてくれているとは思わなかった。きっとこれが今年最後の山百合になるのではと何度も見た。

ほかにも境内にいろいろな花。

やぐら前の鬼百合

開山堂前のノリウツギ

ボタンクサギ

タマアジサイも開花

凌霄花 別名翔平花。明日、投げます!よろしく応援願います。

赤地蔵

わたしは大谷翔平

では、おやすみなさい。

いい夢を。

コメント (7)
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祇園祭・前祭(3)京町屋の二階から山鉾巡行を見物

2023-07-21 10:17:30 | Weblog

おはようございます。

祇園祭・前祭、その3でござりまする。

山鉾巡行・京町屋(7月17日)

御池通りの特設観覧席での山鉾巡行を1時間ほど見て、ぼくらは新町通りへ向かった。先ほど見たばかりの山鉾がこの通りにやって来るので、今度はそれを京町屋の二階から眺めようというのである。

新町通は、室町通と並ぶ祇園祭の有名山鉾町して知られる。通りには呉服商を中心とした商家が今も多数残り、前祭・後祭合わせて7つの山鉾を出している。平安の昔からの繁栄ぶりがうかがえる。三井財閥や三越のルーツもこの地にあるそうだ。

新町通りに到着。山鉾を迎える人々がいっぱい。

この吉田邸の二階で見学する。

二階でツアー客が山鉾を待つ。10分もしない内に、祇園会の旗を先頭に先導隊が現れる。

そして、毎年必ず先頭を行く長刀鉾が現れる!目前に鉾の鮮やかな前懸。ペルシャ花文様絨毯、ペルシャ絹絨毯。まさに”動く美術館”。

胴懸には中国玉取獅子図絨毯か。十華図絨毯、梅樹図絨毯、中東連花葉文様インド絨毯など16世紀~18世紀の稀少な絨毯(現在は復元品)が囲っている。

見送は雲龍波濤文様綴織。

目の前で山鉾を見られる”特等席”。

向いの京町屋は現在、三井ガーデンホテルになっている。部屋から見物されている家族も。

つづいて、白楽天山。唐冠を付けた人形が白楽天で、帽子をかぶった僧の人形が道林禅師。

大きな鉾が来たようだ。

函谷鉾だ。

ぜいたくをいえば、ここの観覧席では屋根が見えない。

四条傘鉾のような小さな鉾ならOK

また、大きな鉾がやってきた。鶏鉾だ。

見送は有名な毛綴で、近年の調査によるとトロイの皇子へクトールが妻子に別れをつげる図であるという。この見送は、16世紀頃ベルギーで製作、江戸時代初期に輸入されたものと考えられ、国の重要文化財に指定されている。”動く美術館”。

菊水鉾 宵山で搭乗した鉾。ちまきも買った。ちょうど目の前で休憩してくれた。動く美術館が静止美術館に(笑)。

昭和の鉾として、装飾が年々充実しているとのこと。

伯牙山 胴懸は花卉尾長鳥文様の綴錦で、見送には「柳絲軒」在銘の仙人図刺繍を用いている。蝶型の角金具は珍しい意匠である。

ここで、二階での山鉾見学を終え、新町通りに出る。すると右手に蟷螂山が見える。宵山で最初に出会ったのもこの蟷螂山。〆も蟷螂山とは。縁があるね。前回、記したように、薬や菓子で有名な”ういろう”を始めた外郎(ういろう)氏がつくったもの。外郎家はその後、小田原に移り、現在も家が存続している。さらに、付け加えると、享保年間、二代目市川団十郎が咳の病で舞台に立てずにいたが、うわさできいた”ういろう”を試したところ、全快し、再び舞台に立てるようになった。団十郎は、感激し、当時1泊行程の小田原までお礼に出向き、それが縁で、団十郎・自作の”外郎売”が上演されるようになった。歌舞伎18番の一つとなった。詳しくはここに。

蟷螂山(とうろうやま)

ズームでカマキリを捉える。ちょうど、立ち上がっていた。

こうして、酷暑の中の祇園祭2023がおわった。老夫婦そろって元気で楽しむことができ、”達成感”でいっぱい(笑)。

ぼくは定年退職後、全国のお祭りを巡っているが、この祇園祭は2007年が最初。そのときのぼくのブログ感想文。”ボクは、今回、祇園祭の宵山と山鉾巡行をはじめて見学したわけですが、何だか、とてもなつかしいような、尊いような気持ちが、胸いっぱいに拡がりました。きっと、貞観11年(869)に疫病の退散を祈願して始まり、その後、応仁の乱で中断した祭りを再開させ、その後1000年もの間、営々と引き継いできた京都町衆の悠久の魂が、ボクの心の中に入り込んで、ボクをカンドウさせているのだろう、と思いました。” 初心に帰って、2023年祇園祭の記録を終了いたしまする。

それでは、みなさん、今日も一日、お元気で!

(コメント欄は再開します)

コメント (1)
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