おはようございます。
庄司薫さんの名作、”さよなら怪傑黒頭巾”に倣って、今日のタイトルは”さよなら怪傑三角巾”(笑)。
ぼくは3週間ほど前に、ぼくのパソコンのある部屋でつい居眠りをして、突然、椅子から転げ落ち、肩を強打した。数日間、痛みが抜けず、また胸には大きなあざが浮き出てきたので心配になり、近くの整形クリニックで診てもらった。なんと、肩辺りの鎖骨の骨折だという。そんなにひどくないので、三角巾で右腕を吊って、”骨休み”させ、骨折部の骨の癒合を待とうということになった。でも、ニ、三か月かかるでしょうとのことで少々、気分が落ち込んだ。
1週間後の診察では”悪くはなっていない”という程度だったが、昨日、3週間後の診察では、骨が癒合してきたので、三角巾はとっても良いでしょう、との診断。こんな早く、取れるとは思っていなかったので、うれしさが込み上げてきた。三角巾ひとつで何よ、と思う方もいらしゃるだろうが、これをつけて歩くのは何かと不便なもので、たとえば、いい景色に出会っても、右腕が上がらないので、通常のデジカメが使えない。スマホなら何とかなるので、ここ3週間のブログはすべてスマホ撮影である。ほかにもいろいろ不都合が。これがとれてさっぱり!
先生から、居眠りをしないようにと忠告があった(汗)。椅子ではなく、ベッドで、3,40分の昼寝をするといいですよとアドバイスをいただいた。お忙しい先生も、2時から必ず30分間の昼寝を習慣とされているようだ。すると居眠りはなくなると。また、動かしていなかった肩の関節のリハビリのため”五十肩の治療”のパンフを頂いた。”五十肩”とはなつかしい、一気に二十も若返った(笑)。
悪漢に囲まれ、あわやというときに、はやてのようにあらわれて、助けてくれる正義の味方、怪傑黒頭巾。同様に、ぼくが怪我をしたときにはやてのようにあらわれて助けてくれた怪傑三角巾。ほんとうにありがとう。
感謝をこめて、さよなら怪傑三角巾。
冒頭に紹介した庄司薫さんの”さよなら怪傑黒頭巾”は、時代小説ではなく、芥川賞受賞の”赤頭巾ちゃん気をつけて”につづく青春もの、薫くんシリーズの第二弾。このあと、”白鳥の歌なんか聞こえない”、”ぼくの大好きな青髭”と、赤、黒、白、青(青竜・白虎・朱雀・玄武という天の四方の方角を司る四神の色)の四部作になっている。今でも、全部、持っている。
久し振りにデジカメで撮った朝散歩道の花。
さようなら紫頭巾、つゆくさ。
さよならめがね頭巾(とんま天狗)めがねつゆくさ ひと月近く咲いていたが、いよいよ終わりか。また、来年に会いましょう。
今日の酔芙蓉は16勝! 大谷、明日は11勝目!
今日のヘクソカズラ(早乙女花)はいつになく綺麗だった。
それでは、みなさん、今日も一日、お元気で!