こんばんわ。
大船フラワーセンターでは八重桜とつつじとフジが真っ盛りで、それだけで十分だというのに、なんと牡丹苑まで見頃に入ってきた。牡丹といえば、別名を挙げるだけで、どんなにすごい花なのか知ることが出来る。「富貴草」「富貴花」「百花王」「花王」「花神」「花中の王」「百花の王」「天香国色」 。要するに花の女王様の位置づけなのだ。
大船フラワーセンターの西端に牡丹園があり、ここに、古典種から新品種まで120種、170株も植栽されている。案内板によると、牡丹は中国の北西部に分布し、初めは薬用として栽培されていたが、唐の時代に鑑賞用として流行した。日本には平安朝の頃に渡来、寺院などに植えられ、江戸時代ない一般に普及し、元禄、宝永時代に多くの品種が作出された、ということだ。
では、牡丹園にご案内致しまする。
そのうち、いくつかの品種を。”女王の女王”はどれか、競い合っていた。
花競(はなきそい)
まりも
太陽
美玉(びぎょく)
麒麟獅子(きりんじし)
紅麒麟(べにきりん)
大内姫(おおうちひめ)
紅輝獅子(こうきりん)
春爛漫(はるらんまん)
社(やしろ)
聖代(せいだい)
島錦(しまにしき)
紫禁城(しきんじょう)
美装(びそう)
紫天門(してんもん)
さて、みなさんが選ぶ女王様はどの牡丹でしょうか? 当選された方には日本画の牡丹をお届けします。
渡辺省亭 牡丹に蝶の図
川端 龍子 牡丹
牡丹のあとは、すぐ芍薬。やがて山百合。立てば芍薬、座れば牡丹、歩く姿は百合の花。こんな美人はとんと見かけなくなりましたね。絵の中にしか(笑)。今日、お会いしてきましたよ。
では、おやすみなさい。 明日は建長寺の牡丹を。ブラジルの国花、イペーも咲いてるかな。
いい夢を。