昨夕の”涙の初金星”で、人気絶頂の宇良。まるで、むかし流行ったリンダさんの”狙い撃ち”の歌詞みたい。”ウララ ウララ ウラウラのこの世は私のためにある”
そして、宇良の10日目の”狙い撃ち”の相手は、今や実力ナンバーワンの新大関、高安。日馬富士戦のように低く当たり、もぐりこみたい。そうはさせじと、高安はもろ手で突いて出る。
入り込もうとする宇良に、慎重に応戦する高安。一時、距離が空きにらみ合い。
攻撃の手を緩めない宇良。高安、落ち着いてしのぐ。また距離が開く。今度は俵まで下り、助走をつけて突進してくる(笑)。そして、足取り。あわや!
宇良、有利と思われたが、ここを”狙い撃ち”したのは高安の方。俵にかました左足を軸に放った首投げが宇良をウラ返した。
狙い撃ちにきた宇良を逆に狙い撃ちした高安。10日目で勝ち越しを決め、白鵬追撃の手を緩めない。
白鵬の歴代単独二位の記録、1046勝の影がうすくなるような、高安対宇良の大熱戦であった。
それでは、おやすみなさい。
(今日は嬉し涙ではなく、悔し涙の宇良、眠れないかも)