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気ままに

大船での気ままな生活日誌

チャイナタウン (シンガポール旅#5)

2015-02-20 10:32:55 | Weblog

昨日、銀座や秋葉原で中国人の観光客をたくさん見かけた。春節休みの旅行のようだ。ぼくがシンガポールを訪問したときは、春節前だったが、大通りの商店街はすでに正月飾りで溢れていた。中国では春節のお休みが一週間あるが、シンガポールでは19、20日の二日間だけ。一週間も休めないのは、多民族国家なので、中国のお祭りだけを優遇するわけにはいかないとのこと。インド人、マレー人のお祭りに、それぞれ、1日づつ、人口の80%を占める中国系だけにちょっぴり優遇で、二日の休日が与えられているとのこと。

では、今回は春節に因んで、チャイナタウンの春節前の雰囲気だけでもお届けしたいと思います。

大通りには春節のおめでたい飾り。

お金だそうです(笑)。

商店街に入りましょう。

おめでたいお飾り関係がいっぱい。

招き猫

お豆売り場。

小路に入ると、ごったがえしていた。

今年は羊年

酉年は情けない(爆)

猫柳も縁起物

 

チャイナタウンの中に仏教寺院もある。新加坡佛牙寺龍牙院。瓦屋根の唐王朝時代の建築様式。仏陀の歯を納めるために建てられた。

そして、シンガポール最古のヒンドゥー教寺院も。スリ・マリアマン寺院。極彩色に塗られた南インドのドラヴィダ様式。南インドの地母神、女神”マリアマン”祀っている。寺院の塔門や屋根には、ヒンドゥー教の神々が隙間無く彫り込まれている。

街中でこうゆう美人を捜したが、見つからなかった(汗)。

(つづく)

さて、これから、日本の春節風景を観察に行ってこようか(汗)。

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歌舞伎&美術展&神田やぶ

2015-02-20 08:54:39 | Weblog

二十四節気では”雨水”だった2月19日は、ぼくの心の中では快晴の一日だった。まず、午前中、東銀座の歌舞伎座で一幕をみて、お昼は築地で寿司を食べた。そのあと、京橋のブリヂストン美術館で、しばし別れのラスト展”ベスト・オブ・ザ・ベスト”をみて、帰りには神田やぶで一杯、大満足な一日だった。

それぞれ、一つひとつを単独の記事にしたいところだが、シンガポール旅行記や展覧会感想文も残しているものが多いので(汗)、今回は併せて一本とさせていただきたい。

まず、歌舞伎座。今日は”吉例寿曽我”の一幕だけをみることにしていた。10時頃、到着したが、まだ誰も並んでいない。ゆうゆうと席を確保。この演目、数年前に新橋演舞場でみたことがあり、江戸歌舞伎の様式美が楽しめる。舞台装置も楽しい。第一場は、ぼくの散歩道(笑)、”鶴岡石段の場”。八幡さまの石段がだんだんうしろに倒れていき、新しい舞台、富士山と梅林が次第に現れて、90度回転したときに、完成する、”がんどう返し”。この大磯曲輪外の場には、華やかな衣装を身に着けた役者がずらりそろう。錦絵のような美しさ。祐経に歌六、大磯の虎は芝雀、曽我兄弟は、五郎の歌昇と十郎の萬太郎。化粧坂少将が梅枝、喜瀬川亀鶴に児太郎という布陣。40分の舞台を千円で観られる4階席もイイね。

そして、ブリヂストン美術館のベスト・オブ・ザ・ベスト展(1月31日~5月17日)。5月18日から美術館の新築工事に入り、そのあと完成まで数年間も閉じてしまうという。2500点の石橋コレクションの中のベスト160を今回展示している。さすが、いいものばかりだった。もちろん、ほとんど、ここでみたものばかりだが、マイベスト10(笑)を挙げて、感想に代えたい。

第1位 ルノワール”すわるジョルジェット・シャルパンティエ嬢”
第2位 藤島武二 ”黒扇”
第3位 ピカソ ”腕を組んで座るサルタンバンク”
第4位  岡鹿之助 ”雪の発電所” 
第5位 カイユボット”ピアノを弾く若い男”
第6位 マネ”自画像”
第7位 モネ ”黄昏
第8位 山下新一郎 ”供物”
第9位 セザンヌ ”自画像”
第10位 小出楢重 ”横たわる裸婦”

1952年、国立西洋美術館がまだない時代にオープン。当時のポスター、新聞記事なども展示されている。実篤の寄稿文があり、セザンヌ、マネ、モネ、マチスをこれから身近にみることが出来る喜びを語っている。さて、後期には青木繁の”海の幸”も来るようだし、また出掛けよう。

そのあと、東御苑まで歩き、3時31分に到着。すみません、3時半でクローズです。がーん。梅をみたかったのに。でも、これが幸いした。遊びの神様が、神田やぶまで連れてきてくれた。新築オープン後、3度訪ねて、あまりの長蛇の列に引き返した。この日も不安だったが、到着4時半。なんと、列がなし!その上、店内はがらがら。四度目の正直!

帰るときレジで聞いたら、その時間帯が一番空いているとのこと。そして、なななんと、この日は2年前の火事の日だった。ぼくは、2013年2月19日に神田やぶが焼け、翌日、”火事見舞い”に行き、ブログ記事にもしている。記念日といっては何だが、ちょうどその日に入れた。こんなうれしいことはない。落ちつくカウンター席で、ゆっくり、お酒を二本。せいろで〆た。帰る頃はもう満席だった。

幕見で一本、築地で寿司、展覧会一本、神田やぶで一杯、なかなかいいコースだった。これから、毎月一本、これでいこう。

 

 

 

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