ぼくは草間弥生さんの水玉模様は、それほど好みではないが(笑)、木漏れ日の水玉模様は大好きだ。今日も、上野公園に出掛け、たくさんの木漏れ日水玉模様をみてきた。お昼頃到着したので、真っ赤に燃えた太陽だから、愛サンサンと この身に降って 心秘そかな嬉し涙を 流したりして 人は かわいい かわいいものですね ああ 過去達は 優しく睫毛に憩う 人生って 不思議なものですね、 みたいに(?)木漏れ日が、あちこちに水玉(少しゆがんでるけれど)模様を結んでいた。
たとえば、行進するジャズバンドの前に。
たとえば、鳩ぽっぽの前に。
たとえば、にゃんこの前に。
たとえば正岡子規記念球場の前に。
たとえば国立西洋美術館の前に。
たとえば、ロダンの考える人の前には木漏れ日はなかった。今日はパンダには逢わなかった。
たとえば、古代ギリシアの円盤投げの選手の前にも木漏れ日はなかった。実は、この展覧会を観に行った。
でも、常設展の、モネの並木道には木漏れ日があった。
それに、大船に戻ってきたら、草間弥生さんの大きな目のような水玉模様が、いっぱい並んでいた。