goo blog サービス終了のお知らせ 

気ままに

大船での気ままな生活日誌

上野は桜とパンダで大賑わいだった

2011-04-08 09:29:54 | Weblog

上野公園は震災後、二度ほど行っているが、いずれも、ひっそりしていた。それが、昨日、訪れてびっくり仰天した。上野はいつもの賑わいを取り戻していた。こんな活気ある上野公園をみるのは久しぶりのような気がする。

まず桜が満開だ。桜並木の通りは、まるでラッシュアワーのような人出だった。いつもの年なら道の両脇に青いシートが敷かれ、大勢の人々が酒を飲み、歌をうたっているところだが、今年は自粛、自粛で、申し訳なさそうに、いくつかのグループが、小さな、ござをしいているだけだった。でも良かった、こんなに沢山の人が来てくれて。桜のみなさんも喜んでいることだろう。

そして、動物園もしばらく閉じていたが、昨日は開いていて、もう切符売り場に列がいくつもできていた。パンダ人気はすごい。ぼくも挨拶してこようと入園した。ところが、パンダ舎の前に行列が。それも、阿修羅さまの行列並。何重もの縄張りにぐるぐると廻っている。うしろの方からでもちらりとパンダちゃんを観ることができるかと思ったらそうではないのだ。最後尾にいる係りの人に聞いてみる。どれくらい待つのでしょうか。2時間ほどです。おまえは阿修羅さま並だな、すごい人気物だな。おまえは大地震のとき、うろたえたらしいが、その後の余震では平気な顔してたらしいな。すぐ日本に慣れるぞえ。放射能にも強そうだし。

というわけで。パンダ見物はあきらめました。でも象さんをみたり、五重塔の桜をみたり、結構、楽しかったです。

そして、ぼくが何よりも嬉しかったのは、上野が元気を取り戻してくれたことです。例えは適切ではないけれど、”戦争状態”の東北地方を支えるための”銃後の守り”も必要だと思うのです。パンダちゃん、これからもよろしくお願いします。

 

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

新宿御苑は、お花見の横綱だと思う

2011-04-08 08:48:32 | Weblog

昨晩も大きな揺れがあった。寝入ったばかかりだった。飛び起きすぐテレビをつけると、この辺りはたいした震度ではなく、東北地方が震源で、宮城では、なんと震度6強だという。被災している方々をまず想った。恐怖に顔をひきつらしていたことだろう。ぼくの、妹の3家族も宮城県に住んでいる。ようやくガソリンが普通に買えるようになったので、母の三回忌に出席できそうだと、電話がきたばかりだった。何でもなければいいが。

昼間も地震があったわよと、ワイフが言う。ぼくは、その時に、新宿御苑にいたので、まったく気付かなかった。揺れたとしても、花酔いかなと思ってしまっただろう。すばらしい、お花見だった。考えてみると、ソメイヨシノが満開のときの御苑は、はじめてかもしれない。御苑というと、園遊会も八重桜の満開のとき開かれるから、ついそっちに気がひかれ、その頃に行くことが多いのだ。ソメイヨシノは、そのとき、もう葉桜になっている。

御苑にソメイヨシノがこんなにあったのかと驚く。それに木がタダものではありません。みんなどの木も樹齢100年はありそうな太い幹と思いきって伸ばした枝。(ソメイヨシノの寿命60年とう言うのはうそだと思う)枝から枝に、これでもか、これでもかという風に、桜の花房をいっぱいつけている。満開である。もう言葉もない、ただただ、ぽかんと口を開け、恍惚の人になってしまう。

ソメイヨシノだけでなく、緑の葉の混じった大島桜、ピンク色の”陽光”、うす桃色の”アメリカ”がとこどころに在って、それらが皆、満開で、それぞれが美しいが、これらが重なり合っているときも、対比の妙でただただみとれてしまう。また休憩所の前の源平花桃もちょうど見頃で紅白の花を同じ木に、山ほどつけていた。そうそう、池のそばには、枝垂れ桜がまだ見頃だった。たくさんのカメラマン(うーめんも)が群がっていた。

正門から千駄ヶ谷門まで歩いて行って、何十本の満開の桜をめでて、ぼくはとても満足した。これで、いつ死んでもいいと思った(笑)。お花見場所としては、ここが一番、横綱だな、と心から思った。そのあと上野公園にも行ったが(汗)、御苑にはとても適わないと思った。また来年もこよう。もちろん、これからの八重桜のときも来ますが。

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする