楽しみにしていた、NHKの木曜ドラマ”鞍馬天狗”が始まりました。ボクらの子供の頃は、漫画に、児童本に、そして映画にと、正義の味方、鞍馬天狗は大人気でした。それが、あの鞍馬天狗はいったい、どこに行ってしまったのだろうかと、思われるほど何十年も”音信不通”となってしまいました。それが、今回、久し振りの登場で、きっと、鎌倉に長くお住まいだった原作者の大仏次郎さんも、草葉のかげでお喜びのことでしょう(現在も住居と庭園は大仏茶廊として残っています)。
鞍馬天狗といえば、嵐寛(あらかん)こと嵐寛寿郎さんの当たり役でしたが、今回の鞍馬天狗(またの名を倉田典膳)役は野村萬斎さんとなりました。狂言師ですが、俳優としても活躍され、ボクは、NHK朝ドラの、”あぐり”での吉行エイスケ役をよく憶えています。そして、彼が秘かに想う白菊姫には京野ことみさん、そして勤王の志士、桂小五郎は石原良純さん、小五郎の愛妾、幾松は羽田美智子さんが演じます。そして敵方の新撰組長、近藤勇は緒形直人さん、副長、土方歳三に杉本哲太さん、さらに悪役として、典膳の父を暗殺した叔父の公家、小野宗行に村井国夫さん。スリを稼業としていた黒姫の吉兵衛には徳井優さんも出てきます。それぞれ適役です。とくに野村萬斎さんは雰囲気がぴったりだと思いました。今後がとても楽しみです。
さて、ボクは散歩のときには、いつも、まわりの樹木の姿をみて話しかけたり、幹におさわりをしたり(汗)して友達になっていますが、その中には、結構役者にしたい、いい男やいい女がたくさんいます。そこで、ボクが演出家となり、樹木界の”鞍馬天狗”をつくってみたいと思うようになりました。で、まず、役の選定をしてみました。
。。。。。
まず、鞍馬天狗参上です。はい、ごらんのように黒頭巾に黒装束です。かっこいいでしょ。ちょうど今、立ち回りをしているところのようです。でも、頭巾をとれば倉田典膳、ごらんのように、お公家さん出身らしい気品が漂う、立ち姿です(葉山ご用邸のとなりの松です)。そしてお隣りは、梅のように知的で美しい白菊姫です。



そして、竹を割ったような性格な桂小五郎とその愛妾、幾松。京の芸妓だけあって、色っぽいです。意外と、こうゆう組み合わせが合うんですよね。たまたま、今回の主役級、3名が松竹梅となりました。めでたし、めでたし、どんど晴れ。


さて、お次は悪役。新撰組とゆうと、今では土方歳三をはじめ、好意的に語られることが多いですが、”鞍馬天狗”の中では悪の巣窟です。その隊長、近藤勇は、いかにも憎々しげな木を配しました。そして副長、土方歳三は、トシで肘や肩が痛いぞー、と言って肘肩に膏薬を貼っていたこの方にお願いしました。新撰組一同も、載せておきますね。組みになって勤王派に襲いかかるところです。



脇役となりますが、典膳の叔父で、白菊姫の父親の小野宗行。公家でありながら、幕府側の新撰組と通じ、私腹肥やす、腹黒い男です。ちょうど腹黒いのがいましたので、この方が適任と思いました。その隣りは、黒姫の吉兵衛です。スリを稼業としていた盗賊。土方歳三の懐から財布抜き取り、追われているところを倉田典膳と桂小五郎に助けられ、それ以後、倉田典膳の元で働くことになるそうです。スリみたいに絡みついているのを見つけましたので、吉兵衛役にぴったりだと思いました。


いかがでしょうか、みなさん、なかなかの俳優さん振りでしょ。でも、悪役の木さんには文句を言われそうですね。
鞍馬天狗といえば、嵐寛(あらかん)こと嵐寛寿郎さんの当たり役でしたが、今回の鞍馬天狗(またの名を倉田典膳)役は野村萬斎さんとなりました。狂言師ですが、俳優としても活躍され、ボクは、NHK朝ドラの、”あぐり”での吉行エイスケ役をよく憶えています。そして、彼が秘かに想う白菊姫には京野ことみさん、そして勤王の志士、桂小五郎は石原良純さん、小五郎の愛妾、幾松は羽田美智子さんが演じます。そして敵方の新撰組長、近藤勇は緒形直人さん、副長、土方歳三に杉本哲太さん、さらに悪役として、典膳の父を暗殺した叔父の公家、小野宗行に村井国夫さん。スリを稼業としていた黒姫の吉兵衛には徳井優さんも出てきます。それぞれ適役です。とくに野村萬斎さんは雰囲気がぴったりだと思いました。今後がとても楽しみです。
さて、ボクは散歩のときには、いつも、まわりの樹木の姿をみて話しかけたり、幹におさわりをしたり(汗)して友達になっていますが、その中には、結構役者にしたい、いい男やいい女がたくさんいます。そこで、ボクが演出家となり、樹木界の”鞍馬天狗”をつくってみたいと思うようになりました。で、まず、役の選定をしてみました。
。。。。。
まず、鞍馬天狗参上です。はい、ごらんのように黒頭巾に黒装束です。かっこいいでしょ。ちょうど今、立ち回りをしているところのようです。でも、頭巾をとれば倉田典膳、ごらんのように、お公家さん出身らしい気品が漂う、立ち姿です(葉山ご用邸のとなりの松です)。そしてお隣りは、梅のように知的で美しい白菊姫です。



そして、竹を割ったような性格な桂小五郎とその愛妾、幾松。京の芸妓だけあって、色っぽいです。意外と、こうゆう組み合わせが合うんですよね。たまたま、今回の主役級、3名が松竹梅となりました。めでたし、めでたし、どんど晴れ。


さて、お次は悪役。新撰組とゆうと、今では土方歳三をはじめ、好意的に語られることが多いですが、”鞍馬天狗”の中では悪の巣窟です。その隊長、近藤勇は、いかにも憎々しげな木を配しました。そして副長、土方歳三は、トシで肘や肩が痛いぞー、と言って肘肩に膏薬を貼っていたこの方にお願いしました。新撰組一同も、載せておきますね。組みになって勤王派に襲いかかるところです。



脇役となりますが、典膳の叔父で、白菊姫の父親の小野宗行。公家でありながら、幕府側の新撰組と通じ、私腹肥やす、腹黒い男です。ちょうど腹黒いのがいましたので、この方が適任と思いました。その隣りは、黒姫の吉兵衛です。スリを稼業としていた盗賊。土方歳三の懐から財布抜き取り、追われているところを倉田典膳と桂小五郎に助けられ、それ以後、倉田典膳の元で働くことになるそうです。スリみたいに絡みついているのを見つけましたので、吉兵衛役にぴったりだと思いました。


いかがでしょうか、みなさん、なかなかの俳優さん振りでしょ。でも、悪役の木さんには文句を言われそうですね。