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気ままに

大船での気ままな生活日誌

初春 龍宝寺

2008-01-05 07:34:52 | Weblog
正月4日午後。ボクは玉縄の龍宝寺の境内にいます。ボクの目の前には、トキワサンザシ(ピラカンサ)のたわわになった橙色の実が、そしてヒラヤマスギのやわらかな緑の葉が、その向こうには本堂の銅板屋根の緑青の色が、さらに背景には、雲ひとつない青空が拡がっています。緑、青、橙と、ボクの好きな色の勢揃いで、それだけでうっとりです。その上、鎌倉中の日溜まりをここに集めてきてしまったような、ほかほかした暖かさがボクをつつんでいます。ああ、まさに、初春だとしみじみ思ったのです。加えて、ボクのうしろにはなんと桜が咲いているのです、冬桜ですけど、ボクはこの暖かさにだまされて、本当に春の桜が咲いているかと思ってしまいました。そして、足もとには、まるで春の草花みたいに、水仙やいろいろの花も彩りを添えていました。






境内を歩くと、あれ、ピンクの花が。よくみると、花かと思ったら実でした(右写真)。名札をみると、”マユミ”でした。真弓ちゃんです、♪恋人よ そばにいて こごえる私のそばにいてよ♪ その隣りには赤い実のクロガネモチが。その近くには、赤い実の万両や鮮紅色の実のピラカンサも。



緑の葉っぱも負けていません。大王松。やわらかな、しなやかな、大きな松葉です。春を招き寄せるような大きな手のようです。キョウチクトウの葉っぱも、まるで春の若葉みたいな色でした。



ちょっと、休みたいなと思ったら、サルノコシカケが。その向こうにヒトノコシカケがあったので休みました。ついでに、カモノコシカケも(笑)。



このお寺は、玉縄城主であった、小田原北条(後北条)氏3代のお墓も山の上にあります。由緒ある古刹です。別の機会に紹介したいと思います。

ボクは、初春の龍宝寺にすっかり満足して、1時間ぐらいのんびりしてから(松飾りのあるたくさんの無名の供養塔をお参りしたり、リスと遊んだり)、帰途につきました。山門近くの境内の幼稚園の入り口に”よいこのおやくそく”の立て札がありました。世界中のおとなたちに読ませてあげたいような、とても、すばらしい言葉でした。ここの幼稚園生はきっと、りっぱな大人になるだろな、と思いました。さすが、龍宝寺だと思いました。

コメント
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