金曜から土曜日にかけて(ドキンちゃんの夢のお告げで土金にしました)、裏磐梯の紅葉を観に行ってきました。でもドキンとするような紅葉は、残念ながら・・でした。まず天気がダメでした。予報は両日とも雨でしたから、曇り空は”おんの字”かもしれませんが、やはり晴れてほしかったです。それに、例年より1週間ほど紅葉の経過も遅れていました。
初日。でも、上の方は見頃ですよ、というバスガイドさんの言葉に勇気づけられれ、ボクラは勇気りんりんルリの色、福島駅から磐梯吾妻スカイラインをぐんぐん登って行ったのでありんす。たしかに車窓からみえる景色は次第に秋色を増していきます。でもでもね、でした。突然、”雲の中に入ってしまったようですね”とガイドさんの申し訳けなさそうな声。ボクはいつも”雲にのりたい”と思っていますけど、こうゆうときは、のりたくないのです。一寸先は白い闇の世界。”本当なら左手に吾妻小冨士がみえます、何々山もみえるはずです”そして”紅葉も見頃のはずです”。ムムム、無無無でごわす。闇夜のカラスじゃない、白闇のカモメのジョナ損でごわす(泪)。
標高1600メートルの浄土平に到着。何もみえないので、仕方なく自然情報センターで映像や写真をみて、あこがれの紅葉ちゃんに想いをはせてました。ドキンちゃんどうしてくれる、前日は最高だったらしいんよ、とほほのほ。
浄土平をあとに、レークラインを下り、中津川渓谷へ。雲を抜けると、視界は良好。まあまあの山の紅葉を楽しむことができました。でも、やはり紅葉の背景はブルースカイでないとね、グレースカイでは映えません。そして、裏磐梯の湖が点在する、高原リゾート地のホテルグランデコヘ。
翌朝、起きると、晴れていました。今日はいいぞ、ありがとうドキンちゃん。と、とところが、朝食をいただいている時、く、く、雲が突如拡がってきて、出発の9時頃には満天の雲。とほほ、ドキンちゃん、どうしてくれる、とまた愚痴が出る。そして、ホテル近くのパノラマゴンドラに乗る、のっているうち、霧が出てきて、視界がわるくなってくる、また、口をつくのは、ドキンちゃんどうしてくれる・・
山頂駅に到着。ここからハイキングコースがいくつもあります。晴れてさえいれば、最高の高原散策になるはずなのですが。ますます濃くなった霧の中、ボクらはしぶしぶ、ブナ林散策コースを選び、歩き始めました。
突然、ボクの心の中の霧が晴れてきたように思いました。歩きはじめてすぐに、ボクは目の前の景色にどんどんひきこまれていき、この霧の景観に魅了されていったのです。深い霧の中に浮かぶブナの木々は、まるで墨絵の世界だったのです(写真)。木々の枝振りの輪郭だけが浮かび、また、紅や黄色のあでやかな葉をもつ木々も、その色合いを思い切り質素にして、幻想的に佇んでいました。そして、小径を歩く人々もすっかり画中の人になっていました。バスの中でガイドさんの話も聞かず声高に騒いでいたメイワクグループも、ここではひっそりと画中の人になっていました。
こんな景色ははじめてみたかもしれないと思いました。カンドー的でした。いつもおしゃべりなワイフも口数が少なかったので、少しはそうゆう感性をもっているのかと安心しました(汗)。一時間ほど、すばらしい墨絵の世界の中を歩き、心の中まで無の境地(笑)になり、心から堪能しました。こんな経験を出来たのも、晴天の日をはずしてくれた、ドキンちゃんのおかげです。どうもありがとう、ドキンちゃん。
ボクらはそのあと、中瀬沼のトレッキングコースを歩いたり、エメラルドグリーンに染まる毘沙門沼などの五色沼群を観たりして満足して、昨晩、帰ってきたのでした。
・・・
いい気持ちで帰ってきましたら、巨人がよもやの3連敗。とほほ、寝付きのワルイ夜でした。今、レッドソックスが始まったところです。絶対、勝ちます(きっぱり)。そして、明日、松坂でリーグ優勝を決めます(少しきっぱり)。
初日。でも、上の方は見頃ですよ、というバスガイドさんの言葉に勇気づけられれ、ボクラは勇気りんりんルリの色、福島駅から磐梯吾妻スカイラインをぐんぐん登って行ったのでありんす。たしかに車窓からみえる景色は次第に秋色を増していきます。でもでもね、でした。突然、”雲の中に入ってしまったようですね”とガイドさんの申し訳けなさそうな声。ボクはいつも”雲にのりたい”と思っていますけど、こうゆうときは、のりたくないのです。一寸先は白い闇の世界。”本当なら左手に吾妻小冨士がみえます、何々山もみえるはずです”そして”紅葉も見頃のはずです”。ムムム、無無無でごわす。闇夜のカラスじゃない、白闇のカモメのジョナ損でごわす(泪)。
標高1600メートルの浄土平に到着。何もみえないので、仕方なく自然情報センターで映像や写真をみて、あこがれの紅葉ちゃんに想いをはせてました。ドキンちゃんどうしてくれる、前日は最高だったらしいんよ、とほほのほ。
浄土平をあとに、レークラインを下り、中津川渓谷へ。雲を抜けると、視界は良好。まあまあの山の紅葉を楽しむことができました。でも、やはり紅葉の背景はブルースカイでないとね、グレースカイでは映えません。そして、裏磐梯の湖が点在する、高原リゾート地のホテルグランデコヘ。
翌朝、起きると、晴れていました。今日はいいぞ、ありがとうドキンちゃん。と、とところが、朝食をいただいている時、く、く、雲が突如拡がってきて、出発の9時頃には満天の雲。とほほ、ドキンちゃん、どうしてくれる、とまた愚痴が出る。そして、ホテル近くのパノラマゴンドラに乗る、のっているうち、霧が出てきて、視界がわるくなってくる、また、口をつくのは、ドキンちゃんどうしてくれる・・
山頂駅に到着。ここからハイキングコースがいくつもあります。晴れてさえいれば、最高の高原散策になるはずなのですが。ますます濃くなった霧の中、ボクらはしぶしぶ、ブナ林散策コースを選び、歩き始めました。
突然、ボクの心の中の霧が晴れてきたように思いました。歩きはじめてすぐに、ボクは目の前の景色にどんどんひきこまれていき、この霧の景観に魅了されていったのです。深い霧の中に浮かぶブナの木々は、まるで墨絵の世界だったのです(写真)。木々の枝振りの輪郭だけが浮かび、また、紅や黄色のあでやかな葉をもつ木々も、その色合いを思い切り質素にして、幻想的に佇んでいました。そして、小径を歩く人々もすっかり画中の人になっていました。バスの中でガイドさんの話も聞かず声高に騒いでいたメイワクグループも、ここではひっそりと画中の人になっていました。
こんな景色ははじめてみたかもしれないと思いました。カンドー的でした。いつもおしゃべりなワイフも口数が少なかったので、少しはそうゆう感性をもっているのかと安心しました(汗)。一時間ほど、すばらしい墨絵の世界の中を歩き、心の中まで無の境地(笑)になり、心から堪能しました。こんな経験を出来たのも、晴天の日をはずしてくれた、ドキンちゃんのおかげです。どうもありがとう、ドキンちゃん。
ボクらはそのあと、中瀬沼のトレッキングコースを歩いたり、エメラルドグリーンに染まる毘沙門沼などの五色沼群を観たりして満足して、昨晩、帰ってきたのでした。
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いい気持ちで帰ってきましたら、巨人がよもやの3連敗。とほほ、寝付きのワルイ夜でした。今、レッドソックスが始まったところです。絶対、勝ちます(きっぱり)。そして、明日、松坂でリーグ優勝を決めます(少しきっぱり)。