夕方のラッシュ時間の特急電車 女性専用車両でも、さすがにかなりの混雑でした
ドアが開き、かなりの女性が乗ろうとしたのですが、なぜか入りれない ふっと奥を見ると、ベビーカーが入っているのです。げげーっとは思いましたが、きっと何か事情があるに違いない、意味なく批判的に見るのは止めよう、と思い、必死に乗り込みました どどどっと押されて、私はベビーカーのすぐ隣に立つことになりました
ベビーカーに乗っていたのは2歳くらいのかわいい女の子 手に持っていたのは、紙皿に貼り絵で作られたお雛様。私はすぐに「あー、きっと幼児用の知育の教室?に行ってきたのだなあ・・・」と思いました
お母さんは、しきりに女の子に「このお雛様は誰が折ったの?」「このまわりのピンク色は、桃の花なのね!」「○○先生はMちゃんのこと、とっても上手に出来たわねって言ってくれていたわよ!」と話していました
この時間の電車は静かです。誰かが大声で話す・・・というようなことはありません。ですから、このお母さんの言葉は、当然まわりの人には聞こえています。
すると、今度は女の子の声が聞こえます
「ねえ、ママ、私、テレビが見たいよー!」「おなかがすいた!」「お雛様、○○先生が折った!」
今度はお母さんの声。「すぐにご飯よ テレビじゃなくて、しまじろうにしましょうね!」「ABCのDVDをつけてあげようね!」・・・
知育漬けの毎日か・・・お母さんが望むものはよくわかります。
でも、私は、ちょっと違うんじゃないかな・・・と思いました
お母さんが間違っているとか、子どもがかわいそうだとか、そんなことを思ったわけではなく、何となく悲しいなあと思ったのでした
ドアが開き、かなりの女性が乗ろうとしたのですが、なぜか入りれない ふっと奥を見ると、ベビーカーが入っているのです。げげーっとは思いましたが、きっと何か事情があるに違いない、意味なく批判的に見るのは止めよう、と思い、必死に乗り込みました どどどっと押されて、私はベビーカーのすぐ隣に立つことになりました
ベビーカーに乗っていたのは2歳くらいのかわいい女の子 手に持っていたのは、紙皿に貼り絵で作られたお雛様。私はすぐに「あー、きっと幼児用の知育の教室?に行ってきたのだなあ・・・」と思いました
お母さんは、しきりに女の子に「このお雛様は誰が折ったの?」「このまわりのピンク色は、桃の花なのね!」「○○先生はMちゃんのこと、とっても上手に出来たわねって言ってくれていたわよ!」と話していました
この時間の電車は静かです。誰かが大声で話す・・・というようなことはありません。ですから、このお母さんの言葉は、当然まわりの人には聞こえています。
すると、今度は女の子の声が聞こえます
「ねえ、ママ、私、テレビが見たいよー!」「おなかがすいた!」「お雛様、○○先生が折った!」
今度はお母さんの声。「すぐにご飯よ テレビじゃなくて、しまじろうにしましょうね!」「ABCのDVDをつけてあげようね!」・・・
知育漬けの毎日か・・・お母さんが望むものはよくわかります。
でも、私は、ちょっと違うんじゃないかな・・・と思いました
お母さんが間違っているとか、子どもがかわいそうだとか、そんなことを思ったわけではなく、何となく悲しいなあと思ったのでした