まどか先生の「ママ達のおやつ」

ママの笑顔は、我が子が幸せであるためのママ・マジック。ママが笑顔であるために、この「おやつ」が役立つことを願っています!

知育づけ・・・

2006年02月27日 | う゛う゛ー
 夕方のラッシュ時間の特急電車 女性専用車両でも、さすがにかなりの混雑でした
 ドアが開き、かなりの女性が乗ろうとしたのですが、なぜか入りれない ふっと奥を見ると、ベビーカーが入っているのです。げげーっとは思いましたが、きっと何か事情があるに違いない、意味なく批判的に見るのは止めよう、と思い、必死に乗り込みました どどどっと押されて、私はベビーカーのすぐ隣に立つことになりました

 ベビーカーに乗っていたのは2歳くらいのかわいい女の子 手に持っていたのは、紙皿に貼り絵で作られたお雛様。私はすぐに「あー、きっと幼児用の知育の教室?に行ってきたのだなあ・・・」と思いました
 お母さんは、しきりに女の子に「このお雛様は誰が折ったの?」「このまわりのピンク色は、桃の花なのね!」「○○先生はMちゃんのこと、とっても上手に出来たわねって言ってくれていたわよ!」と話していました
 
 この時間の電車は静かです。誰かが大声で話す・・・というようなことはありません。ですから、このお母さんの言葉は、当然まわりの人には聞こえています。

 すると、今度は女の子の声が聞こえます
「ねえ、ママ、私、テレビが見たいよー!」「おなかがすいた!」「お雛様、○○先生が折った!

 今度はお母さんの声。「すぐにご飯よ テレビじゃなくて、しまじろうにしましょうね!」「ABCのDVDをつけてあげようね!」・・・

 知育漬けの毎日か・・・お母さんが望むものはよくわかります。
でも、私は、ちょっと違うんじゃないかな・・・と思いました
 お母さんが間違っているとか、子どもがかわいそうだとか、そんなことを思ったわけではなく、何となく悲しいなあと思ったのでした
コメント (2)
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