引き続きJR西日本播但線での「はまかぜ」撮影報告です。
9月18日、播但線の長谷-生野で「はまかぜ1号」(1D)を撮影後、そのまま転進するのはもったいないので、「はまかぜ3号」(3D)も撮ることにします。1Dと同じ場所では面白くありません。次の撮影地への移動を考えると、播但線を北上するのは得策ではなくこの区間もしくは非電化の寺前-長谷で、よい場所はないかと探します。
寺前駅近くの直線区間では、線路脇にそばの花が咲いていました。ただ、線路の東側からの撮影になるため逆光です。次に寺前-長谷の田んぼの中のカーブを見に行きます。インカーブから安全に撮影できる場所で数人のファンがカメラを構えていました。よい場所ですが、背景の家が気になり、パスします。
結局、山肌をはうように築堤上を走る区間で、手前に黄金に実った稲穂を入れて撮影することにしました。
ここは撮影場所と線路の間に鹿除けのフェンスが張ってあります。パーイチファンさんが、フェンスの向こうの木の繁みに動くものを見つけられました。それは猿でした。野生の猿が里の近くまで降りてきています。ですが、フェンスに邪魔されてこちらにはこれそうにありません。関東でかみつき猿が問題になっている折、私たちも悪さをされないかと気になりましたが、フェンスが効果を発揮してくれたようです。
3Dの通過時、光線はトップライトです。
なんとかひどい影になることはまぬがれましたが、側面に陽は当っておらず、暗い印象です。3Dの撮影は播但線より線路が西に向いていく山陰本線のほうが、よいのかもしれません。
2010-9-18 JR西日本播但線 寺前-長谷 特急「はまかぜ3号」(3D) キハ181
Nikon D700,AF-S NIKKOR 70-200mm f2.8G ED VRⅡ,70mm,ISO 200
1/800秒,f5,-0.3段,WB:晴天
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前が黄緑色の稲穂 後ろが緑の木々、正に 翠と緑と言うべきでしょうか。
このシーンを走る キハ181系が見られるのも、約1ヶ月半と相成りましたね。
まむしさん、撮影されている写真を拝見して、いつも感心します。列車と風景を撮る時、この角度で撮影する。この風景を入れる。車両全体像を撮る。意気込みが凄く感じます。こだわりが凄く感じます。
まむしさん、暑い中 大変御苦労様でした。どうか 無理せず 撮影をされるように頑張って下さいね。
当日 はまかぜ3号の編成
浜坂方 キハ 181 - 27 4号車 キハ 180 - 36 3号車 キハ 180 - 48 2号車 キロ 180 - 4 姫路方 キハ 181 - 21
やはり撮影するときは、1コマ1コマ、自分なりに気に入った写真にしたいと思っています。
一期一会ですものね。
いつも編成情報書いてくださって大いに助かります。ああ、この列車はこういう編成だったのかとわかりますから。
なんとか、宿題を果たせるといいですね。