鉄ある記

鉄道写真を中心に、京都の街角の情景なども写真で紹介していきたいと思います

輝く「日本海」 ピカピカのEF81-101が行く

2010-10-02 | EF81

 寝台特急「日本海」を引くJR西日本敦賀地域鉄道部のEF81-101号機。よく晴れた北陸本線王子保-南条(福井県)を大阪に向けて駆けて行きます。

 9月に全検出場し、ピカピカのローズピンクのボディで出場した101号機が青森発大阪行き4002列車の先頭に立つと聞き、「京都れいる倶楽部」メンバーの「さくら2号」さん、「eexpress」さんと一緒に撮影に出かけました。全検前はローピンボディが色褪せ、汚れもひどく、「日本海」を101号機が引くと知ると敬遠する向きもありました。しかし、松任工場で見違えるように整備された101号機は非常に美しく、ブルートレイン担当機にふさわしい姿を取り戻しました。私は大阪駅で遅れ4001列車の牽引機として撮影したのと、工臨の先頭に立つ姿をおごと温泉駅で撮っただけで、きれいな晴天の下で「日本海」を引くところはまだ記録できていませんでした。

 この日の福井県の天気予報は夕方まで晴れ。夜明け前に家を出たときも空は晴れ渡っており、期待が持てます。
 けれども滋賀県内では曇り、敦賀を過ぎたあたりでは霧にみまわれました。撮影ポイント近くでの霧はショックでした。3人は「線路際にかぶりついたとしても車両が見えないのでは」と不安を抱きながらも、先を急ぎます。

 ですが、この心配は杞憂に終わりました。
 湯尾付近のポイントは晴れており、そばの花が咲き乱れる中で多くのファンが待機していました。私たちはそこを通り越して行きます。目的地に着くと、予想外にファンは少なく思った構図を作ることができました。2日前まであったという黄金の稲が刈り取られてしまったせいかもしれません。

 それにしても空は青く、背後の山の緑も深く、抜群の光線が降り注ぎます。定刻、4002レがやって来ました。101号機はまさに輝く、という表現がぴったりだと思いました。
 30日に敦賀から大阪へ4002レを牽引し、宮原操で一休みしたのち大阪から青森まで4001レを引いて一気に北上。そして1日夜、青森を出て私たちの前に姿を見せてくれました。ねぐらの敦賀まであとわずか。まもなく休めるからか、足取り軽やかに感じられました。

2010-10-2 JR北陸本線王子保-南条 4002レ 寝台特急「日本海」 EF81-101
Nikon D700,AF-S NIKKOR 24-70mm F2.8G ED VRⅡ,70mm, ISO 200
1/800秒,f6.3,-0.7段,WB:晴天

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コメント (4)
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