ダーリン三浦の愛の花園

音楽や映画など徒然なるままに書いてゆきます。

明日のためにその94-One Ok Rock

2013年06月26日 | J-POP
華のある歌声今後に期待。

私はバンドでヴォーカルをとっている。
私の声には華がない。
以前は自分たちのバンドのデモを録ったときそれを聴いてヴォーカルの情けなさに落胆したものだ。
そんな私も「ダーリン三浦と横浜シューシャンボーイズ」を結成したときかなり試行錯誤をしてヴォーカルスタイルを確立した。
自身の中では自画自賛になってしまうがこのバンドでもヴォーカルを気に入っている。
しかし世の中には生まれながらにしてヴォーカルとして華のある声を持っている人がいる。
代表的なのは私も好きな「フリー」と言うバンドでヴォーカルをとっていた「ポール・ロジャース」が挙げられる。
フリーはイギリス出身のバンドで70年代に活躍した。
私は彼のヴォーカルを聴いたときの驚きを今でも覚えている。
最近日本にもヴォーカルに華のあるバンドが出てきた。
「One Ok Rock(ワンオクロック)」である。
このヴォーカルはまさにロックを歌うためにもたらされた声である。
調べてみたところヴォーカルのtakaは森進一、森昌子の長男とのことまさにサラブレットだ。
活動は思ったより古く2005年から活動している。
此処からは個人的感想である。
ヴォーカルは前述のとおり華があり日本人ロックヴォーカリストとしてはトップレヴェルだ。
ただバンドとしての楽曲が個人的には若干物足りない。
もっと個性があっても良いと思う。
様々なフェスに出演しているようだがヴォーカルだけが目立つのではなくバンド自体がもっと目立った存在になると良い。
楽曲とバンドの方向性、これらが彼らの今後の課題ではないかと思う。
ちなみに弟のhiroはMY FIRST STORYと言うバンドでヴォーカルをとっている。
こちらも魅力的な声をしているが長男と比べるとちょっと線が細いか。
いずれにしてもこのバンドも今後さらに注目されるだろう。
70年代「日本語でロックは歌えるのか」と言う論争が繰り広げられたことがある。
現在では彼らのようなバンドがその回答になっているのではないだろうか?