夕張市の財政破綻

６３２億円の負債を抱えて財政破綻した夕張市、連日、新聞テレビで報道されている。

大名行列で菅総務大臣が夕張を訪れ、７日日曜日は夕張プロジェクト団長として杉村大蔵議員、武部勤前幹事長、管内選出の飯島夕雁議員が視察に来た。

一行は市の幹部と懇談したようだが、市民と意見交換することもなく、施設もバスの中と、２時間１５分の短時間で視察を終えた。

マスコミに「限られた時間をそれぞれ調整して、それも日曜日に来た、短時間でも成果はある」。と武部議員は胸を張っていた。

再建計画では市職員の削減、老人施設の廃止、私立病院の縮小、小中校の統合、救急車の廃止、公共料金の引上げなどで、住民負担が一層増加する。

国は赤字自治体の夕張市にどう支援するか、市民は行政にどうかかわっていくのか、市民の暮らしはどう変わるのか。人口はどこまで減少するのか、財政破綻寸前のわがマチも他人事ではない。