2020新語・流行語
今年の新語・流行語が発表されてますが、すっかり忘れてました。きのうNHKの「ジブ5時」のテレビで三省堂の新語が放送されていました。
次の日、市立図書館で、今年の『2020 ユーキャン新語・流行語大賞』が載っている新聞を見直しました。これは毎日新聞に載っていたものです。
『2020 ユーキャン新語・流行語大賞』
2020・12・5 毎日新聞
大賞は「3蜜」でした。3蜜は、密閉、密集、密接から名づけられ、今年は報道で耳にタコができるほど聞かされました。
トップ10は「愛の不時着」(韓国恋愛ドラマ)「あつ森(あつまれ どうぶつの森)」(任天堂の人気ゲームソフト)「アベノマスク」「アマビエ」(コロナを鎮める伝説の妖怪)「オンライン○○」「鬼滅の刃」「GoToキャンペーン」「3密」「ソロキャンプ」「フワちゃん」(人気ユーチューバー芸人)です。
ところが今までまったく知りませんでしたが、三省堂辞書の編集委員が選ぶ今年の新語というのが発表されました。
三省堂の現代国語辞典の編集長の小野さん。大辞林の編集長山本さん。国語辞典の飯間さんがテレビで「その年だけのことばでなく後々残る言葉を選んでいる」と7日「NHKジブ5時」で云っていました。
今年の大賞は「ぴえん」、2位以下は「〇〇警察」「蜜」「リモート」「マンスプレイニング」「優勝」「ごりごり」「まである」「グランピング」「チバニアン」です。
「広辞苑」で育った爺には理解できない言葉ばかりです。退職後三省堂の『新明解国語辞典』を購入し時代に遅れないようにしています。
3位 密『三省堂現代新国語辞典』小野正弘先生
みつ【密】〈名・形動〉①ぎっしりとすきまなく つまっていること。「人口が━な地域」《対》疎・粗 ②人と人との間隔かんかくが、危険に思えるほど狭せまく閉じられていること。「三━・この会議室は、ちょっと━です」③くわしく、細部に注意すること。「━なプラン」④関係が深く、つながりが強いこと。「連絡れん らくを━にする」⑤こっそりとするようす。「はかりごとは━(なる)をもって よしとする」[②は、二〇二〇年の新型コロナウイルスの感染拡大の注意をうながすために、①から限定的にうまれた用法。「三密」とは、「密集、密接、密閉」をいう]
7位 ごりごり『新明解国語辞典』編集部
ごりごり[一]1(副)━と ━する (一)堅いものなどを(音を立てて)こする様子。また、その音の形容。「肩が凝って━する/━と石臼で豆をひく/━と腕をかく」(二)堅いものなどさわると手にでっぱりが感じられる様子。[二]0 ━な ━に 考え方などがあることだけにこりかたまっている様子だ。〔俗に「筋金入りの」「タフでエネルギッシュな」などの意で、肯定的に用いられることもある〕「━の現実主義者/━の理系/━のイケてる低音」
今年83歳の爺ですが、自分では、まだボケていないつもりで毎日過ごしていますが、この頃世の中についていくのに必死です。