旭川市の場合
コロナの感染拡大が続いている北海道で、きのうの感染者数は176人と2日ぶりに200人を下回ったものの旭川市では46人と過去最多となった。
私は「胆管がん」の手術後、旭川医大に定期検診で通っているため、となりマチ旭川市のコロナウイルスの感染拡大は何時も気になっている。
クラスターが発生した「慶友会吉田病院」
旭川市は2つの総合病院でクラスターが発生して旭川厚生病院の感染者はきのうは16人増えて187人。慶友会吉田病院は3人増えて165人になった。
北海道新聞朝刊に、吉田病院の吉田良子理事長が1日のHPで「支援を拒否された」と旭川市と旭川医大の対応を批判した記事が載って波紋が広がっている。
コロナ禍で道北の最後の受け皿である旭川の医療現場が逼迫して、基幹病院のベッドが空かなくなるなどして関係者間の不協和音が露呈した格好となった。
西川市長は「全力で収束に向けて頑張っているところだ」と述べ、旭川医大は「重症者や妊婦を優先し、吉田病院の患者は対象外としていたが、現在は受け入れを検討している」といっている。
旭川市医師会も、これまでに市内の3つの病院が協力を申し出て合わせて23床を確保、回復した高齢者を順次退院させ流れを良くして対応していくという。
吉田病院もHP「入院中の患者10人を基幹病院で引き受けていただけることになり、体制の立て直しを図れることになった」と掲載した。やれやれという感じで受け止めた。
気になるのは菅首相が責任をもって人との接触を減らす政策を早期に打ち出すべきだ。経済の影響を気にしすぎて判断が遅れると取り返しがつかないことになる。