goo blog サービス終了のお知らせ 

つれづれなるままに

ひぐらしパソコンに向いて・・・・・・・

散歩で見た花 (134)

2024年04月06日 | Weblog
桜とチューリップ

この辺りでも桜がそろそろ見ごろかと思いますが、天候があまり良くないのと、次第に遠くまで出かけるのが億劫になって、なかなか花見に出かけようという気分になりません。

散歩で立ち寄った橋本公園のサクラも、樹によってはほぼ満開を迎えていました。
チューリップも見ごろです。
背景のマンションをボカシしたいところですが、一眼レフでないのが残念です。

これから暫くはまさしく「花の季節」ですね。

機能性表示食品について (No.3)

2024年04月03日 | Weblog
私は「機能性表示食品」について、昨年4月20日「機能性表示食品の信頼性」、および本年3月29日「機能性表示食品の危うさ」と題してここに掲載してきました。
1回目は、当時私が購入を検討していた味の素の『グリナ』について遊び半分に調べた際の感想を記しました。
2回目は、最近大きなニュースになっている小林製薬の機能性表示食品『コレステヘルプ』について、同社の申請内容を確認したかったのですが、既に届け出が撤回されていたため、それは叶わなかった経過をなどを記しました。

今回は、私が数年前から飲用し続けているサントリーウエルネス社の機能性表示食品『ロコモア』の届け出内容を確認してみた結果を記します。

下図は、「機能性表示食品」を所管する消費者庁のホームページのです。(抜粋)


「機能性表示食品の検索」をクリックすると下図が開きましたので、ここに届出者名と商品名を入力して検索を実行しました。(下図・抜粋)


この検索条件に該当する件数は3件でしたが、” 販売中 ” に☑されていた項を選択すると下図になりました。これは ”一般消費者向け” と記載されているように、この届出の概要を表示するページの冒頭部分です。

更に以下の情報が続きます。(抜粋)
1.安全性に関する基本情報 (下図)

これを見るとサントリー・ウエルネス社はロコモアの安全性について『喫食実績の評価により、十分な安全性を確認している』を☑していますから、この申請のために特別な試験などはしていないようです。
確かに同社は機能性表示食品の制度が始まる2015年以前からロコモアを販売していましたので、そう言えるのでしょう。

2.生産・製造及び品質管理に関する情報

製品はGMPの認証を受けた施設で生産されていると記されていますが、
「GMPとはGood Manufacturing Practiceの略。 日本語では「医薬品及び医薬部外品の製造管理及び品質管理の基準」と呼ばれます。 これは簡単に言うと「患者が安心して使える安全な医薬品を製造するために、医薬品製造所(工場)が守るべき基準」
だそうです。

また、機能性の評価は、「最終製品ではなく機能性関与成分に関する研究レビューで機能性を評価している」ことが分ります。

3.機能性に関する基本情報

「参考にしたデータベース名又は出典」は全部で60件近くリストアップされていますが、最終的に採用した論文は2件と記されています。


以上はあくまでも「一般消費者向けの情報」という位置付けで、より専門的な詳細は「様式Ⅱ」以降に記載されているようです。(下図)


「機能性表示食品」の仕組みについては、今回の小林製薬の問題を契機に見直しが行われることは間違いないと思います。
機能性効果の確認方法はともかくとしても、安全性の確認方法については、それが適切か否か第3者による審査が必要なのではないでしょうか?

私はグリナについては信頼性に欠けると感じたのですが、ロコモアについては少なくとも外見的には信頼できそうな感想を持ちました。宣伝する気はありませんが、私にとっては効果があるように感じています。

散歩で見た花 (133)

2024年04月01日 | Weblog
1.ジンチョウゲ

今の時期は街のあちらこちらでジンチョウゲをよく見かけます。
以前は我が家の庭にもありましたので、花の名前に迷うことはありませんでした。

以下は或る花図鑑から引用しました。
ジンチョウゲ(沈丁花、学名: Daphne odora)は、ジンチョウゲ科ジンチョウゲ属の常緑低木。別名でチンチョウゲともいわれる。原産地は中国南部で、中国から日本に渡来して、室町時代にはすでに栽培されていたとされる。クチナシ、キンモクセイとともに、日本の三大芳香木の一つに数えられる。
「沈丁花」という漢字名は、香木の沈香(ジンコウ)のような良い匂いがあり、丁子(クローブ)の香りを合わせたような香木という意味で名付けられた。

雌雄異株であるが、日本にある木は雄株が多く、雌株はほとんど見られない。

2.ヒヤシンス・ホワイト


ヒヤシンスはごくありふれた花ですし、私も青色は「散歩で見た花 (38)」、赤色はつい最近「散歩で見た花 (127)」で取り上げました。

調べ見ると白いヒヤシンスもごくありふれた花のようですが、私としては白色は見た記憶がなかったので、重複を承知で取り上げました。
写真の左下に見える紫色の花は多分ムスカリだと思います。

写真で見ると随分荒れた土地に見えますが、よく整備されたマンションの敷地の隅にある、何故かここだけあまり手入れの行き届いていないように見える狭い場所です。

散歩で見た花 (132)

2024年03月30日 | Weblog
1.スノーフレーク

学名:Leucojum aestivum
和名:オオマツユキソウ  別名:スズランスイセン
科名 / 属名:ヒガンバナ科 / スノーフレーク属(レウコユム属)

以下はNHK出版 趣味の園芸の引用です。
スノーフレークは、スイセンに似たすらりとした葉に、スズランのようなベル形の花を下向きに咲かせます。白い花弁の先端に緑色の斑点があり愛らしいです。秋に球根を植えつけると、2月上・中旬に葉が現れて生育し、3月中旬から1花茎に1~4個の花を咲かせます。その後、5月下旬には地上部が枯れて休眠に入ります。庭植えであれば、群植すると美しいです。

名前も全体の姿もスノーフレークに似た花にスノードロップという花があるそうです。
スノーフレークの和名はオオマツユキソウ(大待雪草)、スノードロップの和名はマツユキソウ(待雪草)だそうですから紛らわしいですね。
どちらもヒガンバナ科ですが、属は別のようです。
写真を見ると確かに全体の姿はよく似ていますが、花の形は明らかに違いすので、迷うことはありませんでした。

2.シバザクラ

学名:Phlox subulata
和名:シバザクラ(芝桜)  別名:モスフロックス
科名 / 属名:ハナシノブ科 / フロックス属

以下も趣味の園芸の引用です。
シバザクラは、茎はまるでシバのように広がり、春にサクラに似たかわいい花を咲かせます。一面に花を咲かせる様子は、花の絨毯のようで圧巻です。常緑で、地面を覆いつくすように密生し、土の流失も防ぐため、花壇の縁取りや石垣、のり面などで利用されています。ただ、シバほど踏圧に強くないので、人が踏まないところで育てるのがよいでしょう。

3.アセビ

学名:Pieris japonica
和名:アセビ(馬酔木) 別名:アシビ アセボ
科名 / 属名:ツツジ科 / アセビ属

以下はウィキペディアの引用です。
和名「アセビ」は漢字で「馬酔木」と書き、葉にグラヤノトキシンIなどの有毒成分が含まれることから、ウマが葉を食べれば毒に当たって苦しみ、酔うが如くにふらつくようになる木というところからついたとされる。「馬酔木」はアセビを指す漢字名として定着しているが、本来は別の植物だともいう説もある。

別名で、アシビ、アセボともよばれる。
アシビは古名の一つで、一説では「悪し実」ではないかとされる。
地方名でヒガンノキともよばれており、春彼岸のころにアセビが花盛りで、仏前の供花にもされることに由来する。

学名の属名 Pieris (ピエリス)は、ギリシャ神話に登場する詩の女神の名前である。種小名の japonica (ジャポニカ)は、「日本の」の意味である。



機能性表示食品の危うさ

2024年03月29日 | Weblog
私は昨年4月20日に「機能性表示食品の信頼性」と題して投稿しました。
このときは消費者庁のデータベースにアクセスし、味の素の機能性表示食品「グリナ」について味の素が消費者庁に申請した内容と、それに対する疑問点および私の見解を記しました。

最近、小林製薬の「コレステヘルプ」による腎機能障害が大きなニュースになっています。
そこで、この機能性表示食品の申請内容についてもグリナと同じデータベースで調べてみようという気になりました。これを見れば、このサプリメントの効果を小林製薬がどのような方法で検証したのか分る筈だと思ったのです。

所が、データベースには同社の76件の商品が登録されているのですが、その中から「コレステヘルプ」で検索しても見つかりません。
もしや!と思って、消費者庁のHPにアクセスしたところ、以下のお知らせが載っていました。



これは、紅麹を使用する機能性表示食品の届出の「撤回届」が提出されたという内容です。
そのため、データベースから削除されたということなのでしょうが、同社がどのような研究データに依存して申請したのかを知ることは最早できません。

私は素人ですから、申請内容の妥当性を科学的・医学的に検証することはできませんが、評価者・評価期間・被験者の人数など、少なくとも外形的には素人が見て妥当なものか、それともお粗末なものかは或る程度分かると思います。

私は昨年の投稿で、味の素のグリナについては大きな疑問を抱き、『機能性表示食品全体の信頼度は「推して知るべし」と邪推(?)してしまう』と記しました。
現状では、サプリメントとしての効能はともかく、少なくともその安全性は国がお墨付きを与えているものという「誤解」を招いている恐れがあるのではないかと危惧しています。

以上が「機能性表示食品の危うさ」という今日のタイトルの真意です。

今回の問題はまだ原因が特定されていませんので、機能性表示食品の制度に問題があるのかどうか即断はできません。それでも、申請内容の詳細を見れば素人でもある程度はその信頼性を判断できるだろうと思ったのですが、登録が撤回されてしまい、検証できないことは残念です。

以下は蛇足です。
今回の問題の当事者は大阪の「小林製薬」ですが、それとは全く無関係である「小林薬品工業」という企業が岐阜市にあることを知りました。

小林製薬はHPなどで『あったらいいなをカタチにする小林製薬』と自ら謳うように、純粋な医薬品というより健康関連商品を主力にしているように見えます。有名な「熱さまシート」も同社の製品です。
同社が幾多の食品メーカーに紅麴などの原料を提供していることは初めて知りました。

一方、小林薬品工業にはビタミン剤やドリンク剤などの健康食品もありますが、主力は純粋医薬品のようです。私が最近飲んでいる花粉症対策の鼻炎薬も同社の製品でした。
今回の騒動で、同社は多大な風評被害を受けているのではないかと余計な心配をしています。

メッセージ・タスク型詐欺

2024年03月28日 | Weblog
昨日、連れ合いのiPhoneに怪しいショートメッセ―ジ(SMS)が届きました。
スクリーンショットを撮らずに削除してしまったので、実際に届いた画面のコピーはありませんが、ネットを確認したところ、今年3月に入ってから同じ内容のSMSが相当数出回っているらしいことが分りました。

下はその一つの記事からコピーさせていただいたものです。

文中のLINE IDが違うだけで他は我が家に届いたSMSと全く同じです。
SMSの要旨は、1日1万円~2万円のアルバイトがあるので興味があればLINEに登録するようにということです。以後のやり取りはLINEでということでしょう。

私は先ず送信元が「YouTube社」という点に違和感を覚えました。
YouTubeはベンチャー企業でしたが、その後Googleに買収されましたので「YouTube社」という企業は存在しないだろうと思います。

内容についても、自宅に居ながらスマホを使用して「1日につき1万円~2万円の報酬」という記述を見て「多分詐欺」と直感しました。一定の能力を必要とする仕事なら1日2万円の報酬もあるでしょうが、LINEでやり取りするだけで、そのような旨い話にあり付ける筈がありません。

ネット記事などによると、初めは「適性を調べる」などの名目で簡単な作業(タスク)をやらせ、実際に僅か(50円~200円程度)な報酬を支払って応募者を信用させます。やがて紛らわしいタスクと高額な報酬で応募者を騙し、仕事の出来具合に難癖を付けたり、納期に遅れたりすると高額な「違約金」を要求する手口らしいです。

また、「YouTube社」を別の名前、例えば「New Pioneer社」に変えただけでその他の文面は同じSMSも流布しているようです。こちらが先に広まったような形跡もありますが、詳しいことは分かりません。

「楽して儲かる」仕事などある筈がないという常識が働けば大丈夫だと思いますが、少しでも怪しいと感じたら、ネットで関連情報の有無を探ることが大切と改めて痛感しました。
それにしても嫌な世の中になったものです。

散歩で見た花 (131)

2024年03月26日 | Weblog
1.オトメギキョウ

” オトメギキョウ ” はホタルブクロ属キキョウ科の一種ですが、学名が ” Campanula ” ということから ” カンパニュラ ” という名前で流通していることもあるようです。
またその形から ” ベルフラワー ” と呼ばれることもあるようです。

” ホタルブクロ ” は昨年6月4日の ” 散歩で見た花(59) ” で取り上げたのですが、ホタルブクロとオトメギキョウは別の種のようなので今回も載せることにしました。

2.ボロニア・ピナータ

植木鉢に名札が添えられていますので、” ボロニア・ピナータ ” で間違いないと思います。

” ボロニア ” の仲間の植物はオーストラリアの固有種だそうですが、その名前はイタリアの都市 ”ボローニャ ” に因んだものだというネット記事を見ました。但し、真偽は不明です。

ボロニア属には多くの種があるようですが、画像検索した範囲では ” ピナータ ” が最も多く流通しているようです。

3.アネモネ

私でも ” アネモネ ” という名前の花の存在は知っていましたが、実物を意識して見た記憶はありません。
例によってGoogleの画像検索で ” アネモネ ” と特定しました。

以下はウィキペディアからの引用です。
アネモネ(学名:Anemone coronaria)は、キンポウゲ科イチリンソウ属の多年草。和名はボタンイチゲ(牡丹一華)、ハナイチゲ(花一華)、ベニバナオキナグサ(紅花翁草)。または、アネモネ属(Anemone)の総称を表すこともある。ヨーロッパ南部から地中海東部沿岸地域が原産。

語源はギリシア語で「風」を意味する Άνεμος (anemos) から。ギリシア神話中に、美少年アドニスが流した血よりこの植物が産まれたとする伝説があり、稀にアドニスと呼ぶこともある。なお、adonis はフクジュソウ属の学名である


以下はNHK出版「趣味の園芸」からの引用です。
古くから人との関わりが深く、神話や伝説にも多く登場しているアネモネ。
ヨーロッパ南部から地中海東部沿岸地域の原生地から各地への伝播には、十字軍や巡礼者が関わっています


迷惑メールの実態(?)

2024年03月24日 | Weblog
具体的に数えたわけではありませんが、益々迷惑メールが増えていると感じています。
今年1月27に ”詐欺メールとGmail ” という記事を投稿し、Gmailの迷惑メール検出機能の高さを紹介しましたが、今回また久し振りにGMailの迷惑メールフォルダを確認したところ、相変わらず、警告画面や注意喚起画面を追記したメールが多数隔離されていました。(下図)

私のインターネットプロバイダはJCOMです。
JCOMとの契約には無料の「メールウイルススキャンサービス」が付いていることをこれまで忘れていました。当然、その効果を確かめたこともありません。
インターネットの入り口でチェックするわけですから、もしメールに ” ウイルス ” が含まれていれば排除してくれることを期待できる筈ですが、” 迷惑メール ” =” ウイルスに汚染されたメール ” ではないと思いますから、迷惑メールの排除という意味ではあまり期待できないのでは?と思っていました。

それでもこの機会に「JCOM Web Mail」 を開いてみました。(下図)

以前にも一通りJCOM Web Mailを見たことはありますが、実際にこれを利用したことは一度もありません。
なお、ZAQ(ザック)とは、JCOMが運営するケーブルインターネット接続サービスのブランド名だそうですが、私はあまり馴染めません。

JCOM Web Mailの画面は普通のメールソフトと似た構成ですから、特に違和感はありません。
上の図は「受信箱」フォルダのメールです。
メールを選択するとこの画面の右にメールの本文が表示されます。

次に、「迷惑メール」フォルダを開いて中を確認しました。(下図)

これを見て、ここに隔離されたメールの多さに驚きました。
メールのタイトルの右にこのメールを受信した日時が表示されていますが、この図に写っているだけで、今日の午前1時49分~午前9時36分までの間に5通の迷惑メールが隔離されていますが、これは少ない方です。ざっと見たところ、1日100通以上のメールがここに隔離されているようです。
その内半数以上は ” 文字化け ” していて読むことができません。

文字化けの有無に関わらずメールの宛先を見ると、私宛ではないものが半数程度あります。「msaitoh0623」は私ではありません。(下図)
文字化けしている理由は分かりませんが、フォントの問題と思われますから、海外のサーバーから送信されたものかも知れません。
一番下の青い文字列をクリックすれば何処かのサイトへ飛ぶのでしょう。

今回確認した限りでは、迷惑メールとして隔離されたものの中に、誤判定と思われるメールはありませんでしたので、その点は安心しました。

現在の環境では、私のところにはJCOMが隔離したメール以外のメールが届き、Gmailでメールを読む場合は、更にその中で怪しいメールはGmailの迷惑メールフォルダに隔離され、最初の図のように警告・注意喚起されるということになっていると理解しました。
ただ、私はメールをスマホで見る場合はGmailですが、通常はPCで送受信していますから、Gmailのチェックは機能しません。

PCの頼りはNortonです。
Nortonが迷惑メールと判定したメールには ” Norton AntiSpam " という文字を追加してくれますが、これを開くか開かないか最終的な判断は受け取った利用者に任されます。(下図)


結局、1月と今回のチェックを通じて、私のメール環境の現状について以下のことが分りました。
1)JCOMの ” メールウイルススキャンサービス ” はかなり有効に機能しているが、私宛ではないと思える大量のメールが迷惑メールフォルダに隔離されているなど、不審な点がある。
2)Gmailは安全方向への誤判定はあるが、安全優先という意味では安心である。但し、私の場合、通常のメール送受信には活用していないので活かされてはいない。
3)Nortonはスパムと判断したメールも最終判断は利用者に任せているのでその点は安心だが、逆にGmallが迷惑メールと判定するメールでもNortonはスパムと判定しないことがある。

これらを総合すると、
① 完璧な対策は無いので、複数の関門を通過した安全な筈のメールであっても、慎重に扱う必要がある。
② 時々は迷惑メールフォルダの中身を確認する必要がある。
という極めて常識的な結論になりました。

なお、JCOMに尋ねたいことがいくつかあるのですが、まだ適当な窓口が見付かりません。
JCOMの顧客対応はかなり評判が悪いようです。

散歩で見た花 (130)

2024年03月22日 | Weblog
1.フクシア

この花を初めて見たのは実は3月18日で、そのとき撮った写真が20日の ”生成AIの比較(特殊な一例)” に載せた写真です。

その写真をGoogleで画像検索すると、「フクシア」という答えが最有力だったのですが、そこで見たフクシアの花は、私の写真の花とは全く違って見えましたので、確信を持つことができませんでした。(私の写真の撮り方が良くなかったのです)
昨日、改めて同じ場所へ行き、ほぼ開花したと思われる花の写真を横から撮り直して来ました。

今度はフクシアの特徴がかなり認められましたので、ほぼフクシアで間違いないと思いましたが、花が下方に垂れていない点は少し気がかりでした。

花図鑑によると、フクシアはアカバナ科フクシア属の多年草で、開花期は2~6月、10~11月となっています。
学名はFuchsia hybridaで、” 雑種のフクシア属 ” という意味だそうです。

或る方のブログに載っていた植え付けてから2年近くの成長記録の写真によると、初春~晩秋迄次々と咲き続け、非常に花期の長い花ということが分りました。

更に別のブログには、フクシア花は垂れ下がることに特徴があるが、種類や開花時期によっては横向きや、やや上向きに咲くものがあると記されていました。

なお、フクシアは ” フクシャ ” 、” ホクシア ” 、” ホクシャ ” などと呼ばれることがあるようです。また、日本名は「ツリウキソウ(釣浮草)」だそうです。

ツリウキソウ(釣浮草)」という名前は2022年11月2日の 散歩で見た花(14) で取り上げた「ウキツリボク(浮釣木)」と紛らわしいですね。
下に垂れる花の様子も似ているのですが、両者は全く違う別種の花だそうです。

2.ネモフィラ・マクラータ

ネモフィラは昨年5月3日の ” 散歩で見た花(51” で取り上げました。ネモフィラは国営ひたち海浜公園の花として有名ですし、私にも花の記憶はありました。

一方、この写真の花の特徴は青い斑点にありますから、ネモフィラとは思い浮かびませんでした。
画像検索の結果は「ネモフィラ・マクラータ」という花でした。

昨年のネモフィラとは花の印象がかなり違いますので、重複を承知で取り上げました。
マクラータ(または ”マクラタ” )は沢山あるネモフィラの園芸種としての名前かも知れません。



生成AIの比較(特殊な一例)

2024年03月20日 | Weblog
2022年7月から、”散歩で見た花” と称して散歩中に見かけた花の写真をブログに載せています。
所が、花の名前を特定するに当たって私が最も頼りにしていた花図鑑アプリのサービスが1年近く前に終了してしまいました。
それ以後は別の花アプリやGoogleの画像検索で似た画像を探しているのですが、今一つ頼りにならないことが多く、記事を書くことに不安を覚えることが多くなりました。

最近はChatGPTやGeminiなどの生成AIが話題になることが増えましたし、私もこのブログでChatGPTについては4回、Bardを1回、Gemini(旧 Bard)を2回、それぞれ取り上げました。
そして、いつの間にか Windows Update後のPCのタスクバーに、 ”Copilot" (Microsoftの生成AI)の起動アイコンが出来ていました。

Copilotにあまり興味は無かったのですが、花の名前の特定や、その花に関する情報収集の可能性を確かめてみる気になりました。生成AIの使い方としては特殊過ぎると思っていますが、以下は敢えて試してみた結果です。

下は2日ほど前に撮った花ですが、まだ名前を花の名前を特定することに不安を感じています。そこで、前述した3つの生成AIに尋ねてみました。

1.ChatGPT
結論から言えば、ChatGPTには断られました。
写真(画像)を見ることは出来ないそうです。


2.Gemini
以下はGeminiの回答ですが、このPCでは文字サイズが小さくて読み難いと思います。

回答案1では「フクシアであると考えれます」、回答案2では「フクシアまたはツリフネソウです」、回答案3では「フクシアです」となっています。
そして、何れの回答案においてもフクシアに関する詳細な説明が続きます(上図はその一部です)

3.Copilot
以下はCopilotの回答です。

最初の回答は「ダンゴギク」でした。
ところが、ダンゴギクを検索してみると全く写真とは似ても似つかぬキク科の花の写真ばかりでした。

そこで「フクシアではありませんか?」と聞いたところ、「私の説明が間違っていました」と言いながら、「フクシアではなくダンゴギクです。もしフクシアを探している場合は、それは別の美しい花ですね」という奇妙な回答がありました。

以上の経過から、僅か一つの例ではありますが、現状ではCopilotを利用して花の写真から花に関する正しい情報を引き出すことは無理と思われます。

4.結論
僅か一つの例だけではこのような使い方が生成AIの利用法として妥当か否かを判断することはできない、というのが現時点の私の結論です。
但し、Geminiについてはもう少し利用してみる価値はありそうですし、別の花図鑑などとの併用で名前を特定した後、その花に関する情報を集めることには威力を発揮しそうです。

追記:この写真の花はその後「フクシア」と判断しました。それについては近い内に「散歩で見た花」で取り上げる予定です。

散歩で見た花 (129)

2024年03月19日 | Weblog
1.ヤハズエンドウ

この花は、あまり手入れの行き届いていない場所(元は花壇?)で、ホトケノザなどに交じって咲いていました。

ウィキペディアによると、「ヤハズエンドウ(矢筈豌豆)はソラマメ属のつる性の一年草または越年草。ヤハズエンドウが植物学的局面では標準的に用いられる和名だが、カラスノエンドウ(烏野豌豆)という名が一般には定着している」そうです。

”矢筈豌豆” という名前の由来は、葉の先端部分の凹みの形が弓矢の根元にある ”矢筈” という凹み(弓の弦を受ける部分)に似ているからだそうです。
確かに写真の葉をよく見ると葉の先端部が凹んでいることが分かります。

2.ミツマタ

私がよく行く相模原北公園には、数年前までミツマタが沢山植えられており、春の到来を感じさせる花の一つだったのですが、いつの間にか殆ど無くなりました。

以下はNHK出版「趣味の園芸」の記述です。
ミツマタはなかなか趣に富んだ春の花木です。新葉が芽吹く前の枝先に花だけが開花する姿は、冬が終わり待ちわびた春がきたことを喜んでいるようにも見えます。うつむくように下を向いて咲く花には芳香があり、小さな花が集まって半球形をつくっています。この小さな花には花弁はなく、花弁のように見えるのは筒状の萼の先端が4つに裂けて反り返ったものです。枝は3つに分枝し、これが ”ミツマタ” の名前の由来となっています。強い繊維質の樹皮は、強度の高い良質の紙の原料として有名で、紙幣などにも使われています。

次はウィキペディアの引用(抜粋)です。
樹皮は繊維質が強く、和紙の原料、特に日本紙幣の原料として重要である。
和紙はミツマタやコウゾなどの切り株から、約1年で生育する枝の繊維を原料としており、ミツマタで漉いた和紙は、こすれや折り曲げに強い特徴がある。手漉き和紙業界でも、野生だけで供給量の限定されたガンピの代用原料として栽培し、現代の手漉き和紙では、コウゾに次ぐ主要な原料となっている。現代の手漉き鳥の子和紙ふすま紙は、ミツマタを主原料としている。
生産地の過疎化や農家の高齢化、後継者不足により、2005年度以降は生産量が激減し、2016年の時点で使用量の約9割はネパールや中国から輸入されたものであった。



散歩で見た花 (128)

2024年03月17日 | Weblog
§ 多肉植物
住宅街を散歩していると「多肉植物」をよく見かけます。
昨日は 、”多肉植物に囲まれたお宅 ” と言って良いほど、地植え・鉢植えの多肉植物の愛好家らしいお宅を見かけました。


例によって画像検索すると、上の3 枚は「ユーフォルビア・リギダ」または「イワタイゲキ(岩大戟)」という植物らしいことが分かりました。これが別の植物なのか、ユーフォルビアの日本名がイワタイゲキなのか、私には解りませんが、どちらを調べても "トウダイグサ科/トウダイグサ属” となっていますから、仮に別種でも近い種なのでしょう。

よく見ると上の3つの植物は形が違います。細かな分類上は別々の植物かも知れません。


この花には「センポニウム/シエナ」という札が添えてあります。
或る園芸ショップのHPに以下の記述がありました。
センポニウム シエナ:2023年10月にリリースしたばかりの新品種
屋外向き(冬場は霜が降りない軒下を好む)
世界初 アエオニウム×センペルビウム属間交配種



・左の写真
左は「センペルビウム」、右は「センポニウム:ミセスフロスティー」と言うようようです。

・右の写真
この写真は全て「アエオニウム属」らしいです。かなり違って見えますが、近い種なのでしょう。

多肉植物は ”究極の園芸種” という印象を持ちました。
多分愛好家も多いのでしょう。






指定価格制度とは

2024年03月15日 | Weblog
5年近く使ってきたスティックタイプの電気掃除機の調子が悪くなってきたのと、この掃除機は使用後のゴミ処理が面倒な上に埃の舞い上がりが酷いので、買い替えることにしました。

このタイプの電気掃除機はダイソンやシャークなどの外国製を含めて非常に多くの製品がありますが、本体の重さ、1回の充電で使用できる時間、収集したごみ処理の方法を初めとする操作性や手入れの容易さ、実売価格、使用者の評価などを中心に多くの製品を比較検討した結果、日立の「紙パック式 コードレス スティッククリーナー 」を買うことに決めました。電気掃除機としてはかなり高価な部類に属しますが、使用頻度の高い道具ですから、性能と手入れの容易さを重視して選択しました。

この種の製品を買う場合、デザインや操作性などを確かめる必要があるものは、近くの家電量販店やホームセンターで購入することもありますが、その必要の無いものはAmazonや大手家電販売店のネットショップで買うことが多くあります。
近所の実店舗で買う場合も実売価格は参考になるので、多くの場合、価格.COMなどで実売価格を確認します。

2,3年前から気付いていたのですが、大手家電販売店が運営するネットショップの販売価格がどの店も全く同じになっているのを目にすることが増えてきました。
前述の日立製電気掃除機の販売価格をを価格.COMで確認したところ、12社は最安値の69,835円から始まってバラついていましたが、その他約30社の販売価格は76,780円で統一されていました。
そして、名の通ったショップは全てこの30社に入っていました。

私はこれまでメーカーが小売価格を指定することは独占禁止法に違反すると思ってきました。
所がインターネット上の情報を漁っている内に、数年前に示された公正取引委員会の見解によれば、指定価格制度という仕組みがあり、それは独禁法に違反しないということ、この制度を採用するメーカーや製品が増えているということなどを知りました。

下は公取委の説明に使用されたという図です。


要するにメーカーが販売価格を指定しても、小売業業者が売れ残りを返品できるなら独禁法違反には当たらないということです。
以下は日経TREND誌に掲載された指定価格制度についての解説文の抜粋です。
「指定価格制度とは、家電量販店の店頭や地域販売店、ECサイトなどに対し、メーカーが指定した価格で製品の販売を行ってもらうものだ。実はメーカー自らが販売価格を指定することは独占禁止法に抵触するのだが、返品可能なことにより、メーカー側で価格を指定できるという考え方に基づく制度である。
メーカーが販売店の在庫リスクについて責任を持ち、売れ残った商品の返品を受け付ける半面、導入した店舗は自身で値下げや在庫処分時の値引き販売が行えない。結果として購入者にとっては、どの店舗で購入しても、同じ価格で製品を購入できるという状況が生まれる。」


販売店同士の競争原理が働かないこの仕組みが、消費者に取ってプラスなのかマイナスなのか,私にはまだよく解りません。無理な価格競争は製品の品質にも影響すると思いますから、安いことは必ずしも良いことばかりではないと思います。

ただ、今回私が日立製スティッククリーナーを買うに当たっては腑に落ちないことがあります。
下図は日立のHPに載っているこのクリーナーの仕様の一部です。


ここには「本体希望小売価格 オープン」と明記されています。(★印は ”価格は販売店にお尋ねください” という注釈です)
もし日立が販売価格を指定していないにも関わらずこれだけ販売価格が揃っているとしたら、それは販売店による「談合」が疑われます。
その場合、表向き日立はオープン価格ですから返品を拒否できますし、販売店は値下げ競争を回避できます。
これはメーカーと販売店に取ってはプラスですが、消費者に取ってはマイナスということになります。

私は天下の日立がこのような姑息なことをする筈はないと信じますから、単なるホームページの校正ミスだと思っています。
ただ、私のモヤモヤした気分はまだ完全には晴れません。
せめて今回購入した掃除機の性能や使い勝手が私の期待を裏切らないことを願っています。








散歩で見た花 (127)

2024年03月12日 | Weblog
ヒヤシンス


手入れが行き届いているとは言い難い庭の片隅に咲いていましたが、それだけに目立ちました。

ヒヤシンスは約1年前、散歩で見た花(38)でも取り上げたのですが、その時は一番ポピュラーと思われる紫色の花でした。今回は全くイメージが違いましたので、改めてアップしました。
ヒヤシンスはキジカクシ科ツルボ亜科ヒヤシンス属の球根性多年草で、日本に渡来したのは1863年だそうですから、日本では比較的新しい花なのですね。

或るネット記事によると、ヒヤシンスの日本名(または当て字)として「風信子」とか「飛信子」という名前(または表記)があるそうです。
ヒヤシンス」という音に当てることも意識しながら、風の便りとか春の訪れ春の香りの飛来などの意味が込められているというのですが、少々無理がありそうな気がします。