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散歩で見た花 (129)

2024年03月19日 | Weblog
1.ヤハズエンドウ

この花は、あまり手入れの行き届いていない場所(元は花壇?)で、ホトケノザなどに交じって咲いていました。

ウィキペディアによると、「ヤハズエンドウ(矢筈豌豆)はソラマメ属のつる性の一年草または越年草。ヤハズエンドウが植物学的局面では標準的に用いられる和名だが、カラスノエンドウ(烏野豌豆)という名が一般には定着している」そうです。

”矢筈豌豆” という名前の由来は、葉の先端部分の凹みの形が弓矢の根元にある ”矢筈” という凹み(弓の弦を受ける部分)に似ているからだそうです。
確かに写真の葉をよく見ると葉の先端部が凹んでいることが分かります。

2.ミツマタ

私がよく行く相模原北公園には、数年前までミツマタが沢山植えられており、春の到来を感じさせる花の一つだったのですが、いつの間にか殆ど無くなりました。

以下はNHK出版「趣味の園芸」の記述です。
ミツマタはなかなか趣に富んだ春の花木です。新葉が芽吹く前の枝先に花だけが開花する姿は、冬が終わり待ちわびた春がきたことを喜んでいるようにも見えます。うつむくように下を向いて咲く花には芳香があり、小さな花が集まって半球形をつくっています。この小さな花には花弁はなく、花弁のように見えるのは筒状の萼の先端が4つに裂けて反り返ったものです。枝は3つに分枝し、これが ”ミツマタ” の名前の由来となっています。強い繊維質の樹皮は、強度の高い良質の紙の原料として有名で、紙幣などにも使われています。

次はウィキペディアの引用(抜粋)です。
樹皮は繊維質が強く、和紙の原料、特に日本紙幣の原料として重要である。
和紙はミツマタやコウゾなどの切り株から、約1年で生育する枝の繊維を原料としており、ミツマタで漉いた和紙は、こすれや折り曲げに強い特徴がある。手漉き和紙業界でも、野生だけで供給量の限定されたガンピの代用原料として栽培し、現代の手漉き和紙では、コウゾに次ぐ主要な原料となっている。現代の手漉き鳥の子和紙ふすま紙は、ミツマタを主原料としている。
生産地の過疎化や農家の高齢化、後継者不足により、2005年度以降は生産量が激減し、2016年の時点で使用量の約9割はネパールや中国から輸入されたものであった。


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