つれづれなるままに

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生成AIの比較(特殊な一例)

2024年03月20日 | Weblog
2022年7月から、”散歩で見た花” と称して散歩中に見かけた花の写真をブログに載せています。
所が、花の名前を特定するに当たって私が最も頼りにしていた花図鑑アプリのサービスが1年近く前に終了してしまいました。
それ以後は別の花アプリやGoogleの画像検索で似た画像を探しているのですが、今一つ頼りにならないことが多く、記事を書くことに不安を覚えることが多くなりました。

最近はChatGPTやGeminiなどの生成AIが話題になることが増えましたし、私もこのブログでChatGPTについては4回、Bardを1回、Gemini(旧 Bard)を2回、それぞれ取り上げました。
そして、いつの間にか Windows Update後のPCのタスクバーに、 ”Copilot" (Microsoftの生成AI)の起動アイコンが出来ていました。

Copilotにあまり興味は無かったのですが、花の名前の特定や、その花に関する情報収集の可能性を確かめてみる気になりました。生成AIの使い方としては特殊過ぎると思っていますが、以下は敢えて試してみた結果です。

下は2日ほど前に撮った花ですが、まだ名前を花の名前を特定することに不安を感じています。そこで、前述した3つの生成AIに尋ねてみました。

1.ChatGPT
結論から言えば、ChatGPTには断られました。
写真(画像)を見ることは出来ないそうです。


2.Gemini
以下はGeminiの回答ですが、このPCでは文字サイズが小さくて読み難いと思います。

回答案1では「フクシアであると考えれます」、回答案2では「フクシアまたはツリフネソウです」、回答案3では「フクシアです」となっています。
そして、何れの回答案においてもフクシアに関する詳細な説明が続きます(上図はその一部です)

3.Copilot
以下はCopilotの回答です。

最初の回答は「ダンゴギク」でした。
ところが、ダンゴギクを検索してみると全く写真とは似ても似つかぬキク科の花の写真ばかりでした。

そこで「フクシアではありませんか?」と聞いたところ、「私の説明が間違っていました」と言いながら、「フクシアではなくダンゴギクです。もしフクシアを探している場合は、それは別の美しい花ですね」という奇妙な回答がありました。

以上の経過から、僅か一つの例ではありますが、現状ではCopilotを利用して花の写真から花に関する正しい情報を引き出すことは無理と思われます。

4.結論
僅か一つの例だけではこのような使い方が生成AIの利用法として妥当か否かを判断することはできない、というのが現時点の私の結論です。
但し、Geminiについてはもう少し利用してみる価値はありそうですし、別の花図鑑などとの併用で名前を特定した後、その花に関する情報を集めることには威力を発揮しそうです。

追記:この写真の花はその後「フクシア」と判断しました。それについては近い内に「散歩で見た花」で取り上げる予定です。
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