Music from Gen-dai

お気楽色の僕らのBlue

シティーボーイ

2013-03-01 11:52:38 | 70s
先日嫁の付き添いで行った図書館での事。


自慢ではないが、レコードコレクターズ以外に

普段全く読書をしない僕としては図書館に行っても普通は全く楽しくない。


それでも付き添い故に何にもしない訳にも行かず

仕方なしに雑誌コーナーで時間をつぶすことに。


そこで目に飛び込んできたのはPOPEYEの表紙の「シティーボーイのABC」


このご時世に「シティーボーイ?」と思いながらふと手に取ると

何やら数年ぶりの大胆なリニューアル第1弾の号だったらしい。


POPEYEに登場するモデルの外人さんは、

僕らが中高生の頃にワクワクしながら見ていた時と同じように

洒落た服を身にまといながらもどこか垢抜けない素朴な雰囲気を醸し出している。


これこそ僕が若いころに刷り込まれた「シティーボーイ」の姿。


Ronnie Lane & Slim Chanceの「One For The Road」(1976)

1. Don't Try 'n' Change My Mind
2. 32nd Street
3. Snake
4. Burnin' Summer
5. One For The Road
6. Steppin' An 'Reelin' (The Wedding)
7. Harvest Home
8. Nobody's Listenin'
9. G 'Morining


POPEYEを久々に読みながら

ふと脳裏に浮かんできたのがRonnie Laneのこと。


都会育ちの英国人ゆえに、とても洒落た出で立ちで

なんともイナたい田舎の香りのする音楽を楽しげに演奏する。

そんな彼の姿をYou Tubeで沢山見ていたからかも知れないが

僕の思う「シティーボーイ」の理想形にぴったりと彼の姿がハマった。


Slim Chanceとの共同名義で出された3作目となる本作は

カバー曲を含まない全編彼のペンによる9つの歌で埋め尽くされた

集大成とも言える一枚。


当時テントショーで色々な出し物と共に彼自身がコンサートを行っていたらしい。

その様子は本作のアルバムジャケットから感じ取れる。


この時代にタイムスリップができるとしたら

是が非ともその場へと駆けつけ

Ronnieと共に「One For The Road」と歌い

Ronnieと共に「Harvest Home」を演奏したい。


勿論お気に入りの洋服を身にまとって。
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