離陸

寒風吹きすさぶ中

幼稚園生活最後のイベントであるサッカー大会を観戦。


ルールも何もあったものではないが

全員一丸となってGoalに向かうその姿勢には

正直寒風も忘れて身体が熱くなった。

（相手のGoalに間違って思いっきり蹴り込んだりもしたけれど

それはご愛嬌ということで）


なりふり構わずとにかくGoalを目指す。

入園当初のか弱い彼らの姿はそこには全くない。

本当にみんな大きくなったものである。


Sadisticsの「We Are Just Taking Off」（１９７８）

1. We Are Just Taking Off
2. Blue Curacao
3. Adios
4. Close Your Eyes
5. Nao
6. Game
7. On The Sea Shore
8. Floating On The Waves


１９７８年リリースの2ndアルバムであり最後のスタジオ作品。

この後の各メンバーの活躍は周知の事実であり

「離陸(take off)」にふさわしい

全員一丸の涼しくも、芯の熱い演奏を聴く事が出来る。


実に３６年前の作品。彼らが目指したGoalは、当時の日本では

あまりに洗練し過ぎていて、それが故にスタジオアルバム２枚での

「離陸」となってしまったのかも知れない。


インストナンバーの合間に挟み込まれる

ボーカルナンバー「Close Your Eyes」「Game」「On The Seashore」

日本の音楽史の名曲としてもっと語られてもいいのではなかろうか。




２月の大雪のおかげで延期されたサッカー大会。

結果的に、卒園前最後のイベントになって良かったと思う。


あと１０日ほどで卒園の子供たち。

来るその日にはしっかりと羽を広げて「離陸」してくれることだろう。