高校野球、面白くないね

高校野球（もしくは高校スポ―ツ）と大学進学実績は生徒のためじゃなく、
学校の宣伝のためにある。
特に私立学校にとってはこの二つに力を入れることによって、
大きな宣伝効果が得られる。
中卒数が減少の一途を辿り、
学校間の生徒奪い合いが激化する中、
いかにお客さんを確保するかは私立学校にとって、
死活問題となっている。
高校野球に限って見ても、
その傾向は益々激化しており、
中卒の有力選手は私立学校間で奪い合いの様相を呈している。
勉強なんかしなくてもいい、
野球だけを必死でやって結果を出してくれれば
学校としては万々歳となる。
高校野球でいい結果を出せば、
マスコミが勝手に取り上げて全国に学校名が知れ渡るという仕組みだ。
マスコミは学校側が広告費を出費することなく、宣伝してくれるありがたい存在となる。
その効果があってか、最近の大阪大会のベスト８はほぼ全部私立高校が名を連ねる。
公立の普通の高校野球部は強豪校を盛り上げるために存在している形になる。
部員数が不足する学校などは、複数校の合同チームを結成させてまで地方大会に出場させて、
参加校を増やしている。
だから、面白くない。
大学進学実績も同じような傾向がある。シラケるなあ。