徒然小夜

日々の想いを自由気ままに書きつづる
話題は趣味、仕事、人生、いろいろ

どこかの本?に書いてあった退職後の生き方 2024.5.13

2024-05-13 10:54:27 | 読んだ本の書評
①自分のペースで働こう
②自分の強みを生かした働き方
③適度な運動 十分な睡眠
④自分が関心のある分野の人と交流しよう
⑤自分が楽しむためにお金を使う
⑥新しいことを学び好奇心旺盛 ドーパミン
⑦人が喜ぶこと 自己有用感
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本多勝一 アメリカ合州国 人間は気分で動く

2024-02-07 09:57:04 | 読んだ本の書評
 戦後まもない日本はアメリカは「とても及ばぬ超先進国」とする気分に包まれていた。
「気分」に過ぎないとはいえ、多くの人間は論理や事実よりも気分で動くからこそ、
ヒットラーは台頭しえたし、ファシズムの再来も案外かんたんなのであろう。

 これは現代の日本でも言えることではないか。
特に大阪においては、維新の何となく何かをやってくれそうな気分であれほど支持されているのだろう。
今の日本の閉塞状況が維新にとっては向かい風となっていて、
現状打破してくれそうな雰囲気を醸し出して
(雰囲気だけで実際には現状はいい方向には向かっていないのだけれど)
なんとなくことは進んでいるように思う。
万博、カジノにしても現状は悲惨なものなのに、
それを食い止めようとする圧倒的な力にはなりえていない。
また、維新は阪神タイガースと同じであるという説もある。
要するに 大阪維新の会 の名称の中に 「大阪」が入っているので、
地元の政党なのだから応援しないと、と思ってしまうという説だ。
これは結構説得力のある論説に思う。バカだ。
だって、万博はカジノの為に無理やりやる(インフラ整備のため)のであり、
経済効果といっても、それは一部の業者が大儲けをするだけで、
一般府民にはどれほどの経済的な恩恵があるのかは怪しいように思うからだ。
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共生の「くに」を目指して 赤堀芳和2023.12.11

2023-12-11 08:06:17 | 読んだ本の書評
この本に登場する田中正造
日本人の気風は下より起こらず上よりす。・・・日本の民権は民人より発揚セルにはあらざるなり。
憲法すらうえよりせり。嗚呼、一種不思議の気風なり。。。官尊民卑の弊、日本二千余年の宿弊なり。
西洋文明は利益追求の文明であり、見境なくこれを取り入れたことで、日本は私利私欲を追求する亡国状態に陥ったと正造は嘆いている。
人は万事の霊でなくもよろし。万物の奴隷でもよし、万物の奉公人でもよし、小使いでもよし。人はただ万事万物の中にいるものにて、
人の尊きは万事万物に背きそこなわず、元気正しく孤立せざるにあり。ここでは人間中心の考え方を否定している。まさに万物との共生、
自然との共生を主張している。西洋文明が人間中心の文明であることを見破っていたのだろうか。
小泉八雲は近代文明には負の側面もあるので気をつけなければならないと言っている。
「真の文明は山を荒らさず、川を荒らさず、村を破らず、人を殺さざるべし。」
八雲と正造は直接の接点はなかったが、共通の知人として大隈重信がいた。正造は立憲改進党以来の同志であったし、
八雲は東大を解雇された約一年後に破格の待遇をもって現在の早稲田大学に招聘されている。
八雲、漱石と正造の考えに相通ずるところがあるということは、何か日本の原点がこの辺にあるような気がしてならない。
日清日露戦争において国民の熱狂的支持があったが、これもマスコミを通じて世論を煽ったのだろう。
国民が煽られやすい気質で一方向に向かってしまう傾向があるのも事実だろうし、長いものには巻かれろというように、
お上に従順な国民性も世論操作には好都合だっただろう。世論操作に最も力を入れたのはヒットラー政権だった。
ウソをつくことなどなんとも思わない。「平和を愛さなければ勇敢にはなれない。」これはなんとあのヒットラーの演説の中の言葉である。
国民が本当のことを知らされていない。
2013年の天皇の傘寿祝いの誕生日に記者会見をされた。
「人生で特に印象に残ることとして、「先の戦争をあげ日本は平和と民主主義を守るべきものとして日本国憲法をつくり、様々な改革を行って、
今日の日本を築きました。今後とも憲法を遵守する立場に立って、ことに当たっていく。」」
NHKは憲法についてのご発言をカットしてしまった。
政治に民意が反映されていない。国民の約六割は福祉国家を望んでいるという。2012年の衆院選挙。自民党は約35%の支持率しかないのに、約七割の議席を獲得している。
今の小選挙区制度は民意が正しく反映されていない。比例代表制を主体にしたものに変えるべきだ。
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歌を作らない理由(言い訳っぽいけど。。。)合理的無知 20231030 「英語できますか?井上一馬」

2023-10-31 01:05:32 | 読んだ本の書評
 僕が歌を作らない理由
詩の才能がないように思うから。
巷にたくさんある歌を楽しむことにより満足できているし、
自分が作る歌がいい歌になる可能性が高くならないと
予想してしまうと、最初から歌を作る努力をしなくてもいいという発想になる。
これが僕が歌を作らない最大の理由だろう。
そんな尊大な発想をやめれば、歌なんかいくらでもできるのかもしれない。
だって、世の中にシンガーソングライターはたくさんいる。
その人たちは職業としてやっている場合には、
結構苦労するのではないだろうか。
しかも、継続的にヒット曲を出さないといけない。
食べていかなきゃいけないから。。。
こうなると苦痛以外の何物でもない。
いくら自分が好きなことでも、
それで「食べていく。」というのは、
なかなかハードルの高い行動だと思う。
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教員不足 子供犠牲2023.10.29赤旗日曜版

2023-10-21 12:52:34 | 読んだ本の書評
文科省
公立小中学校と特別支援学校で精神疾患で休職 
2021年度 20年度より694人多い5897人
文教予算 2012年度 5兆6377億円
     2023年度 5兆2941億円
全教の調査
18都道府県3政令都市で未配置は今年5月で1934人
前年度同時期955人から倍以上に増えた
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人の幸せとは2023.10.2150代にしておきたい17のこと本田健

2023-10-21 09:39:00 | 読んだ本の書評
人の幸せは自分をそのまま受け入れられるかで決まる。自分はこの世界を祝福するために生まれてきたと感じられる人は喜びの中に生きることができる

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安倍政権を笑い倒す 2023.10.5

2023-10-06 00:25:00 | 読んだ本の書評
立川談志
「テレビに出ているやつをおれはサラリーマン芸人という。
テレビにクビにならないように、ということばり考えている。
お前みたいに庶民が言いたいことを代わりに言ってやるのが本当の芸人だったんだ。
だからお前(松本ヒロ)のことをおれは芸人という。
昔はそんなやつばっかりだったんだよ。
佐高さんがよく「組織の奴隷になるな。」って言うじゃないですか。
談志師匠と通ずるものがあるなあって。
「人生とは死ぬまでの暇つぶし」
遊びは自分から進んでやるから、真剣になる。
仕事は真剣にも適当にもできる。
多くの人が遊びよりも仕事の方が価値の高いことのように思ってるけれど、実は逆。
「役にたつ」ってなんだって考えてみると面白い。
「今すぐ役にたつものはすぐに役に立たなくなる。」
役に立つというのはとても限定的で、役に立たないというのはそのセコい観念を越えるもの。
だから、役に立つ立たないでいったら役に立たないことの方が価値があるし、遊びと仕事だったら、遊びの方が有意義だ。
マルセ太郎「思想のない笑いは見たくない。」
校門圧死事件に関して。
門は開いてなくちゃいけない。
日本人は周りと同じようにしていれば安心する。
アメリカではI’m differentという作文を書かせることから教育が始まる。

生活に余裕がないと、心の余裕もなくなる。
今、日本国民の多くがそんな状態の中にいるのかもしれない。
ヒットラー「我が闘争」
「大衆は無知の方が支配しやすい。」
城山三郎
「オレには国家というものが、最後のところで信じられない。」勲章を断る。アベを嗤う。
漱石「すみれほどの小さき人に生まれたし。」
自分を大きく見せようとする人は、権威権力にすり寄る。自分はただの人間だ。
漱石
「某は案山子にて候 雀どの。」
笑いとは、人間の弱さ、愚かさ、あさましさ、あるいは社会の理不尽さに対する憤りや絶望といった感情を
形を変えて発散させるもの
子規、漱石にはそういう笑いのセンスがある。鴎外にはない。太宰にはあるけど、三島にはない。
自分の弱さをさらけ出せない人、自分を実像よりおおきく見せたがる人は自意識を肥大化させる。
人から馬鹿にされたくないから、虚勢を張り、威圧的な態度をとる。安倍はそういう人間。
弱者の味方
強者に寄り添う人は、いつか自分も強者になりたい。

元気の出る話
長野県上伊那郡中川村村長 曽我逸郎さん
「憲法九条を守る首長の会」日の丸君が代反対
「人々に同じ空気を強制して国旗や国歌に対する態度を型にはめようとするよりも前に、
皆が誇りにできる国、世界から尊敬され、愛され、信頼される国にしていくことのほうがまず先にあるべきではないか」
安部は馬鹿の一つ覚えで「愛国心、愛国心」とわめく。
80年代のイギリス映画「パレードへようこそ」
日本の教育は民主主義が浸透していない。画一的に型にはめる。
ヒロさんや私(佐高)は学校という組織の中では息苦しくて生きていけない。
安部は俯瞰思考ができない。
100歳のむのたけじさんは
「地球を外から見たら、どこにも国境線は引いていない。」
「戦争をなくすのは簡単だ。国をなくせばいいんだ。」と言っていた。
安部は「安全」「平和」という言葉を使って「戦争」しようというあべこべ内閣

長田弘
「ねむりのもりのはなし」
いまはむかし あるところに
あべこべの くにがあったんだ
はれたひは どしゃぶりで
あめのひは からりとはれていた

つよいのは もろい
もろいのが つよい
ただしいは まちがっていて
まちがいが ただしかった

うそが ほんとのことで
ほんとのことが うそだった
あべこべの くにがあったんだ
いまはむかし あるところに

「佐高信の昭和史」感動した
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福沢諭吉のことば 木村浩子さん 「わが半生記」より2023.10.4

2023-10-04 10:02:53 | 読んだ本の書評
 重度障がい者 木村浩子さんの書物より
福沢諭吉のことば

1.世の中で一番楽しくりっぱなことは一生涯を貫く仕事をもつことです。
1.世の中で一番みじめなことは、人間としての教養のないことです。
1.世の中で一番さびしいことは、する仕事のないことです。
1.世の中で一番みにくいことは、他人の生活をうらやむことです。
1.世の中で一番尊いことは、人の為に奉仕して、決して、恩にきせないことです。
1.世の中で一番美しいことは、すべてのものに愛情をもつことです。
1.世の中で一番悲しいことは、うそをつくことです。
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教養とは他人の心がわかること

2023-10-01 13:26:27 | 読んだ本の書評
養老孟司

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教師格差 尾木直樹 2023.9.21

2023-09-21 15:54:54 | 読んだ本の書評
 教師を教師でなくする「評価主義」「成果主義」
現場を無視した教育課程と教育論議
一日の残業が7時間2分

教師力は落ちたのか
「わいせつ教師」
敬語を使えない教師
身内に敬語、外部の人に隠語の使用
互いに先生と呼び合う不自然な習慣
当たり前の気遣いができない
本を読まず言葉を知らない教師
失われた板書と頼られる「マニュアル」
「塾講師」に教え方を学ぶ教師
子どもを叱れない教師
学校現場と「2007年問題」
教員採用試験の競争率低下の意味
教師は「聖職」でなくなった
教師をバカにする親
セブンイレブン教頭
「調査漬け」にされる教師
教育委員会は学校の味方か敵か
授業以外にも教師たちには仕事がいっぱい
教師の人間関係を壊す「評価システム」
現場教師の「切実な声」
教師は「法令執行人」か?
求められるのは子どもの「調教力」か?
学校教師と塾講師の違い
「校務分掌」の大きな役割
「同僚性」「協同性」をなくす目標管理型評価
「企業ごっこ」の学校現場
「現場離れ」の不人気評価システム
学校現場は「教師の大学院」
教職員団体と「同僚性」の相関関係
教育再生会議から出されている提言をはじめとした様々な議論や改革のメッセージはあまりにも
対症療法的な内容と手法に偏り過ぎている
「国家が教育に関わっていく場合、一面において統治行為であるが、
他面においては国民に対するサービスだということである」山崎正和 劇作家「中央公論」07年5月号 教育とは国家の統治行為である。
世界と平和共存する民主主義的な日本を目指すのか、新保守主義的な全体主義へ回帰するのか

親は「生きていく力」としての学力向上を望んでいるのに、
政府経済界、マスコミは表面的な「学力向上」(偏差値を上げること)に力を入れるようになる。
顧客に満足されるサービスを提供すべきだというように市場理論を学校にそのまま持ち込んで
世論形成がされてきた。こうした政治経済界、マスコミからの圧力を学校現場は疑問を抱かずに
素直に受け入れてしまった。
2002年文科省が大臣による「学びのすすめ」を発表して「確かな学力」の育成を打ち出した。
それに伴い
①夏休みの短縮
②3学期制から2学期制への移行による授業時間増
③1時間目の前に行うゼロ時間目の設定
④放課後の7時間目、8時間目の特設
などが検討され、実行に移されて行った。
さらに自治体によっては、土曜授業を行う「特区」が現れたり、
通常の授業を52分にしてその分休み時間を8分に削る区まで出てきた。
授業時間を確保するために、遠足などの行事を削減する学校も現れる
宿題を増やす
授業以外に「英検」「数検」「漢検」「歴検」
「学力向上」さえ掲げれば、多くのことは正当化される今日の風潮の方が異常に見えてしまう。
習熟度別学習は問題だ
学校選択制も問題だ
競争より共創
日本は教育後進国
2001年義務教育の国庫負担金は約3兆 100億円
2006年            1兆7000億円
先進国では最下位
経済財政諮問会議などでは
教育は商品であり、保護者は顧客なので、教師はそのニーズにどう応えていくかが重要だという主旨の意見を
言っているがこれでは教育がいい意味で変わっていくことを期待できない。
教育は商品ではなく、社会全体の「公共財」なのだと捉える視点が重要。

教育において重要なのは、
外野から外野の論理を押し付けることではなく、
主役である子どもたちの声を聞き取り、教師を尊重すること。
そのうえで必要な予算を注ぎ込み、少人数学級を実現していき、
教員を増やしていけば今日俎上に載せられている問題の多くは解決できることでしょう。
にもかかわらず、法律の条文や免許更新制の導入などによって、
現場と教師を縛っていこうとするのでは、逆効果のほうが大きくなるのは当然だ。
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