徒然小夜

日々の想いを自由気ままに書きつづる
話題は趣味、仕事、人生、いろいろ

体操女子選手のオリンピック出場辞退に関して

2024-07-26 01:55:48 | 読んだ本の書評
 喫煙飲酒が発覚して、オリンピック出場辞退した選手に対して、
必要以上のバッシングが横行している件。
なぜ、自分と関わりのない一般人がこれでもかと批判するのか。
そこには日本人特有の気質があるようだ。
以前から日本人はSNSでの誹謗中傷が非常に多いという記事を
読んだことがあり、それに関連する記事を探していたが、
いくつかの理由が挙げられている。
昔から農村での共同作業が重視されてきた社会。村八分という言葉。
同調圧力。違うものを排除する特性。
次に批判しているようで、実は自分のことを自慢したい人達が、
直接自分の自慢をしないで、他人を批判しているように見せて
実は自分の実績を自慢していたりするらしい。これも歪んだ自己承認欲求の現れなのだとか。。

これや! 日本人がSNSで異常な誹謗中傷書き込みが世界一多い理由

「セロトニントランスポーターとは、精神の安定に作用する神経伝達物質、セロトニンの濃度調節を行っているタンパク質です。
セロトニントランスポーターの少ない人はセロトニン不足に陥りやすく、抑うつや、満足感を得られず不安行動をとるといった症状に結び付く傾向があります。
セロトニントランスポーターを持つ数が最も少ない遺伝子はSS型と呼ばれ、日本人は国際的にも高い割合でSS型だとされています。

SS型は不安を感じやすいだけではなく、他人に対して言葉による攻撃をしやすい傾向にあることも分かっています。
つまり、遺伝子的にも日本人は他人に与える罰が過激になりやすいと言えるのです」

そして、この日本人の悪意を暴走させるのが、ツイッター(現X)やフェイスブックなどのSNSである。
近年の著名人への誹謗中傷、炎上騒ぎはほとんどすべてがSNSを舞台に行われていると言っていいだろう。
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どこかの本?に書いてあった退職後の生き方 2024.5.13

2024-05-13 10:54:27 | 読んだ本の書評
①自分のペースで働こう
②自分の強みを生かした働き方
③適度な運動 十分な睡眠
④自分が関心のある分野の人と交流しよう
⑤自分が楽しむためにお金を使う
⑥新しいことを学び好奇心旺盛 ドーパミン
⑦人が喜ぶこと 自己有用感
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本多勝一 アメリカ合州国 人間は気分で動く

2024-02-07 09:57:04 | 読んだ本の書評
 戦後まもない日本はアメリカは「とても及ばぬ超先進国」とする気分に包まれていた。
「気分」に過ぎないとはいえ、多くの人間は論理や事実よりも気分で動くからこそ、
ヒットラーは台頭しえたし、ファシズムの再来も案外かんたんなのであろう。

 これは現代の日本でも言えることではないか。
特に大阪においては、維新の何となく何かをやってくれそうな気分であれほど支持されているのだろう。
今の日本の閉塞状況が維新にとっては向かい風となっていて、
現状打破してくれそうな雰囲気を醸し出して
(雰囲気だけで実際には現状はいい方向には向かっていないのだけれど)
なんとなくことは進んでいるように思う。
万博、カジノにしても現状は悲惨なものなのに、
それを食い止めようとする圧倒的な力にはなりえていない。
また、維新は阪神タイガースと同じであるという説もある。
要するに 大阪維新の会 の名称の中に 「大阪」が入っているので、
地元の政党なのだから応援しないと、と思ってしまうという説だ。
これは結構説得力のある論説に思う。バカだ。
だって、万博はカジノの為に無理やりやる(インフラ整備のため)のであり、
経済効果といっても、それは一部の業者が大儲けをするだけで、
一般府民にはどれほどの経済的な恩恵があるのかは怪しいように思うからだ。
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共生の「くに」を目指して 赤堀芳和2023.12.11

2023-12-11 08:06:17 | 読んだ本の書評
この本に登場する田中正造
日本人の気風は下より起こらず上よりす。・・・日本の民権は民人より発揚セルにはあらざるなり。
憲法すらうえよりせり。嗚呼、一種不思議の気風なり。。。官尊民卑の弊、日本二千余年の宿弊なり。
西洋文明は利益追求の文明であり、見境なくこれを取り入れたことで、日本は私利私欲を追求する亡国状態に陥ったと正造は嘆いている。
人は万事の霊でなくもよろし。万物の奴隷でもよし、万物の奉公人でもよし、小使いでもよし。人はただ万事万物の中にいるものにて、
人の尊きは万事万物に背きそこなわず、元気正しく孤立せざるにあり。ここでは人間中心の考え方を否定している。まさに万物との共生、
自然との共生を主張している。西洋文明が人間中心の文明であることを見破っていたのだろうか。
小泉八雲は近代文明には負の側面もあるので気をつけなければならないと言っている。
「真の文明は山を荒らさず、川を荒らさず、村を破らず、人を殺さざるべし。」
八雲と正造は直接の接点はなかったが、共通の知人として大隈重信がいた。正造は立憲改進党以来の同志であったし、
八雲は東大を解雇された約一年後に破格の待遇をもって現在の早稲田大学に招聘されている。
八雲、漱石と正造の考えに相通ずるところがあるということは、何か日本の原点がこの辺にあるような気がしてならない。
日清日露戦争において国民の熱狂的支持があったが、これもマスコミを通じて世論を煽ったのだろう。
国民が煽られやすい気質で一方向に向かってしまう傾向があるのも事実だろうし、長いものには巻かれろというように、
お上に従順な国民性も世論操作には好都合だっただろう。世論操作に最も力を入れたのはヒットラー政権だった。
ウソをつくことなどなんとも思わない。「平和を愛さなければ勇敢にはなれない。」これはなんとあのヒットラーの演説の中の言葉である。
国民が本当のことを知らされていない。
2013年の天皇の傘寿祝いの誕生日に記者会見をされた。
「人生で特に印象に残ることとして、「先の戦争をあげ日本は平和と民主主義を守るべきものとして日本国憲法をつくり、様々な改革を行って、
今日の日本を築きました。今後とも憲法を遵守する立場に立って、ことに当たっていく。」」
NHKは憲法についてのご発言をカットしてしまった。
政治に民意が反映されていない。国民の約六割は福祉国家を望んでいるという。2012年の衆院選挙。自民党は約35%の支持率しかないのに、約七割の議席を獲得している。
今の小選挙区制度は民意が正しく反映されていない。比例代表制を主体にしたものに変えるべきだ。
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歌を作らない理由(言い訳っぽいけど。。。)合理的無知 20231030 「英語できますか?井上一馬」

2023-10-31 01:05:32 | 読んだ本の書評
 僕が歌を作らない理由
詩の才能がないように思うから。
巷にたくさんある歌を楽しむことにより満足できているし、
自分が作る歌がいい歌になる可能性が高くならないと
予想してしまうと、最初から歌を作る努力をしなくてもいいという発想になる。
これが僕が歌を作らない最大の理由だろう。
そんな尊大な発想をやめれば、歌なんかいくらでもできるのかもしれない。
だって、世の中にシンガーソングライターはたくさんいる。
その人たちは職業としてやっている場合には、
結構苦労するのではないだろうか。
しかも、継続的にヒット曲を出さないといけない。
食べていかなきゃいけないから。。。
こうなると苦痛以外の何物でもない。
いくら自分が好きなことでも、
それで「食べていく。」というのは、
なかなかハードルの高い行動だと思う。
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教員不足 子供犠牲2023.10.29赤旗日曜版

2023-10-21 12:52:34 | 読んだ本の書評
文科省
公立小中学校と特別支援学校で精神疾患で休職 
2021年度 20年度より694人多い5897人
文教予算 2012年度 5兆6377億円
     2023年度 5兆2941億円
全教の調査
18都道府県3政令都市で未配置は今年5月で1934人
前年度同時期955人から倍以上に増えた
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人の幸せとは2023.10.2150代にしておきたい17のこと本田健

2023-10-21 09:39:00 | 読んだ本の書評
人の幸せは自分をそのまま受け入れられるかで決まる。自分はこの世界を祝福するために生まれてきたと感じられる人は喜びの中に生きることができる

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安倍政権を笑い倒す 2023.10.5

2023-10-06 00:25:00 | 読んだ本の書評
立川談志
「テレビに出ているやつをおれはサラリーマン芸人という。
テレビにクビにならないように、ということばり考えている。
お前みたいに庶民が言いたいことを代わりに言ってやるのが本当の芸人だったんだ。
だからお前(松本ヒロ)のことをおれは芸人という。
昔はそんなやつばっかりだったんだよ。
佐高さんがよく「組織の奴隷になるな。」って言うじゃないですか。
談志師匠と通ずるものがあるなあって。
「人生とは死ぬまでの暇つぶし」
遊びは自分から進んでやるから、真剣になる。
仕事は真剣にも適当にもできる。
多くの人が遊びよりも仕事の方が価値の高いことのように思ってるけれど、実は逆。
「役にたつ」ってなんだって考えてみると面白い。
「今すぐ役にたつものはすぐに役に立たなくなる。」
役に立つというのはとても限定的で、役に立たないというのはそのセコい観念を越えるもの。
だから、役に立つ立たないでいったら役に立たないことの方が価値があるし、遊びと仕事だったら、遊びの方が有意義だ。
マルセ太郎「思想のない笑いは見たくない。」
校門圧死事件に関して。
門は開いてなくちゃいけない。
日本人は周りと同じようにしていれば安心する。
アメリカではI’m differentという作文を書かせることから教育が始まる。

生活に余裕がないと、心の余裕もなくなる。
今、日本国民の多くがそんな状態の中にいるのかもしれない。
ヒットラー「我が闘争」
「大衆は無知の方が支配しやすい。」
城山三郎
「オレには国家というものが、最後のところで信じられない。」勲章を断る。アベを嗤う。
漱石「すみれほどの小さき人に生まれたし。」
自分を大きく見せようとする人は、権威権力にすり寄る。自分はただの人間だ。
漱石
「某は案山子にて候 雀どの。」
笑いとは、人間の弱さ、愚かさ、あさましさ、あるいは社会の理不尽さに対する憤りや絶望といった感情を
形を変えて発散させるもの
子規、漱石にはそういう笑いのセンスがある。鴎外にはない。太宰にはあるけど、三島にはない。
自分の弱さをさらけ出せない人、自分を実像よりおおきく見せたがる人は自意識を肥大化させる。
人から馬鹿にされたくないから、虚勢を張り、威圧的な態度をとる。安倍はそういう人間。
弱者の味方
強者に寄り添う人は、いつか自分も強者になりたい。

元気の出る話
長野県上伊那郡中川村村長 曽我逸郎さん
「憲法九条を守る首長の会」日の丸君が代反対
「人々に同じ空気を強制して国旗や国歌に対する態度を型にはめようとするよりも前に、
皆が誇りにできる国、世界から尊敬され、愛され、信頼される国にしていくことのほうがまず先にあるべきではないか」
安部は馬鹿の一つ覚えで「愛国心、愛国心」とわめく。
80年代のイギリス映画「パレードへようこそ」
日本の教育は民主主義が浸透していない。画一的に型にはめる。
ヒロさんや私(佐高)は学校という組織の中では息苦しくて生きていけない。
安部は俯瞰思考ができない。
100歳のむのたけじさんは
「地球を外から見たら、どこにも国境線は引いていない。」
「戦争をなくすのは簡単だ。国をなくせばいいんだ。」と言っていた。
安部は「安全」「平和」という言葉を使って「戦争」しようというあべこべ内閣

長田弘
「ねむりのもりのはなし」
いまはむかし あるところに
あべこべの くにがあったんだ
はれたひは どしゃぶりで
あめのひは からりとはれていた

つよいのは もろい
もろいのが つよい
ただしいは まちがっていて
まちがいが ただしかった

うそが ほんとのことで
ほんとのことが うそだった
あべこべの くにがあったんだ
いまはむかし あるところに

「佐高信の昭和史」感動した
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福沢諭吉のことば 木村浩子さん 「わが半生記」より2023.10.4

2023-10-04 10:02:53 | 読んだ本の書評
 重度障がい者 木村浩子さんの書物より
福沢諭吉のことば

1.世の中で一番楽しくりっぱなことは一生涯を貫く仕事をもつことです。
1.世の中で一番みじめなことは、人間としての教養のないことです。
1.世の中で一番さびしいことは、する仕事のないことです。
1.世の中で一番みにくいことは、他人の生活をうらやむことです。
1.世の中で一番尊いことは、人の為に奉仕して、決して、恩にきせないことです。
1.世の中で一番美しいことは、すべてのものに愛情をもつことです。
1.世の中で一番悲しいことは、うそをつくことです。
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教養とは他人の心がわかること

2023-10-01 13:26:27 | 読んだ本の書評
養老孟司

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