熊本市議会議員なすまどか~まどかレポート

熊本市政、国政(平和、雇用など)、趣味のスポーツ、料理などなど・・・
熊本市議会議員 那須円(なす まどか)の活動日記

便利な市営駐輪場が廃止・撤去に!

2012年03月15日 | 熊本市政のおはなし

一昨日のエントリーに続き、質疑で取り上げた駐輪場問題です。

前回は、「風俗店に囲まれた駐輪場の見直し」を求めた質問を紹介しましたが、
こうした民間による有料駐輪場の設置が進められる一方で、廃止される市営駐輪場が多数あることをご存知でしょうか?

↓ 少し見にくいですが、クリックで拡大できます。


6月の駐輪場有料化をめどに、蓮政寺公園駐輪場、白川公園駐輪場、代継橋路上駐輪場、花畑公園前駐輪場などが廃止され、今議会には、これら駐輪場の撤去費用940万円が計上されています。


どのような駐輪場が撤去となるのか…こちらの画像をご覧ください。
「花畑公園前駐輪場(収容台数360台)」です。

こうした路上や公園に面した市営駐輪場が廃止の対象となっており、ラックなどもすべて撤去されます。

写真でもわかるかと思いますが、歩道スペースも広く確保され、視覚障がい者用の点字ブロックまでも距離が保たれ、安全性は確保されています

市は撤去の理由の一つに「景観を乱す」ということをあげていますが、

一定の角度でラックが設置されているため、きれいに整然と駐輪されています。景観は乱れていません。

場所を確保するための土地代も必要ありません

そして、利用率100%を超えている便利な駐輪場です。

こうした駐輪場が上表の赤線で囲った市営駐輪場です。いずれも廃止。

なぜ、わざわざお金をかけて撤去する必要があるのか?

残された理由は、有料駐輪場を経営する民間業者の収益に影響を与えるということでしょう。

しかし、市長は9月議会で「有料駐輪場は、監視カメラや照明などもあり、利便性がよくなり、利用者も増えることが予想される」とはっきり言いましたので、収益の心配はしなくてもよさそうです。

↑ まぁ、これは市側の言い分です。やはり、駐輪費用が生じることで、高校生や学生をはじめ、「わざわざお金を払ってまで街にいかない」という意見も多数あります。

ともあれ、「市民の利便性」より「業者の収益」が優先されることがあってはならないのは当然のことです。

こうしたことをひとつひとつ検証しても、
廃止・撤去する理由が見当たらない!!

私は予算決算委員会で、「なぜ多くの市民が使っているこうした駐輪場を、わざわざお金をかけて撤去する必要があるのか?無料のまま残すべきではないか?」と質問しました。

以下は、やりとりの要約です。

幸山市長は「本来、歩道は歩行者が安全に通行するためのもの」「有料駐輪場を民間業者により整備したので(歩道などの駐輪場は必要ないので)撤去」「一部だけ無料で残すことは不公平感を招く」旨の答弁をしました。

私は、「国自身が2005年に法律を改正し、一定の幅のある歩道への駐輪場の設置を認めていること」また、「
監視カメラや照明などの設備がある有料駐輪場を選ぶのか?自転車ラックで費用負担なくとめられる駐輪場を選ぶのか?その選択を市民にゆだねることがなぜ不公平となるのか?」「無料駐輪場をすべてなくし、有料駐輪場の使用を強いることこそ、公平性が損なわれている」などを指摘し、廃止される市営駐輪場の存続を求めました。

風俗店に囲まれる駐輪場が新たに設置される一方で、このような便利な駐輪場が廃止される。

ますます市民は、中心街から遠ざかり、さびしいまちなかになるのではないでしょうか?


力強い足跡

2012年03月14日 | 我が家

我が家には、一家3人の手型・足型を飾っています。

昨年、建築職人のみなさんが開催した「職人祭り」でつくっていただいたものです。



娘の足型は、かかとを「グッ!」と踏みこんだ感じがよく伝わり、とても力強いものです。

先日、この時のシーンを撮影した方から写真をいただきました。

これです…

鬼の形相で、嫌がっていました(泣)!!

かなりの踏ん張りで、逃げ出そうとしていたみたいです。

「力強い足跡」と命名し、我が家の家宝にしたいと思います。


風俗店に囲まれた駐輪場~未成年に使わせていいのか?

2012年03月13日 | 熊本市政のおはなし

月曜日に行われた予算決算特別委員会。

質疑を行いました。

持ち時間10分というなかで、まちのにぎわいに直接かかわる駐輪場の有料化について取り上げました。


熊本市は、現在17ある市営駐輪場のうち、5つを有料駐輪場として残し、残りは廃止、撤去する予定です。

こうした一方で、民間業者による有料駐輪場開設がすすめられ、いま11ヶ所が市により選定され、整備されようとしています。

このなかで、明らかに「問題あり」の駐輪場が、下の地図の「熊本まちなか駐輪場 銀座通り」です。

私自身、直接現地を見に行き、びっくりしました。

下図の様に、風俗店に囲まれた場所に駐輪場が予定されていたからです。


Aは駐輪場の出入り口になる場所で、その目の前には、ヘルスの入り口。


Bは駐輪場から道を挟んだ向かいで、風俗店が並び、壁には女性向け求人広告の看板が。


「高収入」と書かれた求人広告で募集されている職種はいずれも風俗業。
しかも、携帯電話などでも容易にアクセスできる状況です。

未成年も使う自転車駐輪場の場所として、これほど不適切な場所はありません。

無論、こんな駐輪場を利用しなければいいことなんですが、

実は、中心街に自転車で来る方の4割が通勤目的で、利便性の高い駐輪場は午前中のうちに一杯になる傾向です。
当然、午後から街に来る方々は、便利な駐輪場が満車であれば空きのある駐輪場に誘導され、こうした駐輪場を使いたくないと思ったとしても、使わざるを得ない場合もあるのです(路上に駐輪すれば、即日撤去が熊本市の方針)。

こんな場所を、中高生も含む未成年者に使わせていいのか!!


質疑では、設置場所の中止・見直しを求めました。

幸山市長は、「商店街の意向や利用者のニーズ、利用状況等を十分勘案して決定したもの。中心市街地は用地確保が難しく、ご理解いただきたい」と答弁。

しかし、さすがにこのままではいけないとの思いもあり、「何らかの対策を検討したい」と最後に答えました。

一定の改善は約束した幸山市長。しかし、そもそもこんな場所を駐輪場として選ぶこと自体が大間違いです!!

選定の過程で落とされた他の駐輪場予定地もあることですし、なにもここに駐輪場設置をする必要はありません。

こうした選定のあり方が示していることは、いかに「利用者の目線で駐輪場対策が講じられていない」かということです。

そもそも、行財政改革のメニュとして、「いかに市民(自転車利用者)から利用料をとるのか」との視点で計画されたのが駐輪場の有料化です。

こうした、まちづくりのあり方は、ますます中心市街地から人を遠ざけ、さびれた街中を生みだすことになります。

本来ならば「有料化そのものに反対」というのが私の立場ですが、今回は、あまりにもずさんな計画でしたので、この問題を取り上げました。

駐輪場についてのもう一つの質問については、また後日お知らせします。


フェイスブック開始から1ヶ月

2012年03月12日 | つれづれ日記

フェイスブックを始めてやがて1ヶ月。

私は小学校6年生のころ転校をしたのですが、
その時以来、会っていなかった友人と出会い、


初恋の人を見つけ(リクエストを送る勇気はない!)、

私と同世代の議員のみなさんともお知り合いになり、

また日々社会のことを考え、活動している方々とのつながりも広がりました。




このgooブログとも連携したところ、アクセス数が2倍ほど伸び、
私が発信したいことも、多くの方に知っていただけるようになりました。

まだまだ使い方もよくわからないFBですが、まったりと楽しみたいです。


「さよなら原発 くまもと集会」に参加

2012年03月11日 | つれづれ日記

一年前の震災、そして原発事故から
私たちは何を学ばなくてはならないのか?


個人的にも、そして議員という立場からも、
この問題に向き合ってきた1年間でした。


今日は、こうした思いの方々が白川公園に集い、
「3.11 さよなら原発 くまもと集会」が開かれ、
家族で参加しました。


さっそく、知り合いの方が順番で、ジャックスケリントンを装着し、
練り歩く姿を発見。


娘は怖がり近づこうとしませんでしたので、私とのツーショット。


地震や津波に対して、私たち人間が
どこまで立ち向かえるのか、正直わかりません。


でも、原発については人間が中止を決断すれば、
同じ過ちを繰り返さずに済みます。


「原発ゼロを訴え続けること」

原発の恐怖から人間が解放されるまで、私は続けたいと思います。


卒業おめでとう!

2012年03月10日 | 熊本市政のおはなし

今日は地元の東野中学校の卒業式にご招待いただきました。

3年間を思い返し、友や先生への感謝、そして別れの悲しさ、巣立ちへの決意など、本当にみんないい顔してました。



卒業おめでとう!!

先生方も泣いておられたなぁ。

体当たりで子どもたちに接し、時間を共有し、悩みや楽しみの中で子どもたちの成長があり、自分の成長があり…だからこその涙なんだろう。

教師を目指していた私にとっては、その姿が羨ましくもありました。

私も議員として党員として、一緒に取り組む方々と力を尽くし、要求実現の度に共に泣けるよう、実直にがんばりたいと思います。

卒業生のみなさん、在校生のみなさん、先生方。素敵な卒業式をありがとう。


熊本市議会ではパネルを使った質問もできないのか?

2012年03月09日 | 熊本市政のおはなし

来週月曜日、予算決算特別委員会で質問をします。

私は「その質問で、パネルを利用したい」との要望を、今日の理事会で益田議員を通じて(私は理事会に入っていないので…)伝えてもらいました。

今や、国会の予算委員会などでは、共産党だけでなく、自民党も含めてパネルを使っており、やはりパネルがあった方がわかりやすく、質問の趣旨が伝わりやすいものです。


ところが、理事会では、「パネルの使用は不可との結論に!
「ペーパーでの資料配布はいい」ということになったそうな…。

なんでなんでしょ?

今や市議会の予算決算委員会の様子はインターネットで録画中継されている状況です。
ペーパーでの資料配布では、議場内の人は資料を見ながら質問を聞くことができますが、中継をご覧になっている人は見ることができません。

そして何より残念なことは、なるべくわかりやすく質問の趣旨が伝わるような工夫や試みが許されないという今の現状です。

「議事録をつくるさいに支障がでるのでは?」との意見もあります。

もちろん、後々作成する議事録にはパネルを表示できませんので、そこらへんは質問者の責任として、文書でも理解できるようにしゃべるのは当然のこと。

「国会でできて、なぜ市議会でできないのか?」

こうした思いはありますが、しっかりと他会派の方々とも協議をしながら、改善できるようがんばります。

月曜日の質問は、午後からです。時間は、前の質問者しだい…。


明日から熊本県知事選挙がスタート

2012年03月07日 | 県の政治や国の政治

いよいよ明日より、熊本県知事選挙が始まります。

投票日は3月25日(日)です。

現職の蒲島知事に対して、共産党や民主団体でつくる「あかるい熊本をつくる県民の会」は、くぼ山 啓介さんを擁立し、知事選をたたかいます。


くぼ山さんは青年時代、水俣病患者に接し「こんなひどいことは許されない」と、家族ごと水俣市に転居。
当時、差別や偏見が激しく、患者自らが患者と名乗り出ることができない状況のもとで、被害の実態を明らかにしようと漁村集落を一軒一軒たずね歩き、被害者の掘り起こしに尽力しました。また、加害企業チッソと国・県の加害責任を問う裁判を患者とともにたたかってきた人です。
「いのちや人権を守ること」を信条に社会の不正や不義に対してひたむきにたたかってきた人でもあります。



今回の知事選。マスコミの報道では、関心が薄く投票率の行方が懸念されているとのこと。

関心が低い理由として「県政についてわからない」「何が争点か見えにくい」といったことがあるようです。

「県民の会」では、現職・蒲島知事の県政運営の問題点として、

熊本港や路木ダムなど大型公共事業への莫大な税金の投入
熊本港⇒これまで1000億円の税金が投入貨物便は週1便。さらに今後も税金投入

天草・路木ダム
⇒事業費90億円
水害の事実はないにもかかわらず他の場所の水害を根拠に路木ダム必要
近くに水道に使えるダムがあるのに「渇水対策」で路木ダム必要
この路木ダムについては、ダム工事受注企業から自民党・たちあがれ日本に2600万円の献金も。
       
● 一家6人の無理心中を招いた「税金滞納に対する差し押さえ」の強行。

● 「消費税増税は避けて通れない」との発言など、国の悪政と同じ方向を向いていること。

● 熊本の農業を壊滅に追い込むTPPについても、「反対」と明言できず


● 企業誘致に莫大な税金をつぎ込むも、県民所得は全国36位(2007年)から43位(2009年)へと後退し、暮らしの豊かさにつながる有効策を示すことができない


一方で、福祉や子育て分野では、
● 熊本県の子ども医療費補助は全国最低レベル。中学生までの医療費無料化を求める署名が6万人分集まるも、「それは市町村の仕事」と実現に背を向けている

などの問題点を指摘しています。

こうしたこれまでの蒲島県政から、

1.ダムや港への税金の投入を見直し、介護保険料・利用料の軽減、特養ホームの増設、中学生までの子ども医療費無料化、少人数学級の拡充など、福祉とくらしにあたたかい県政へ!

2.住宅リフォーム助成制度や公契約条例の制定などで、中小業者を支援し、お金が地域で循環する経済政策


3.さらなる市町村合併と熊本県をなくす「道州制」ではなく、地方自治が尊重されるまちづくり。

4.住民の生の声を施策に生かす県民が主役の県政へ


5.消費税増税・TPP参加にはっきり「NO」

6.知事退職金(3124万8000円)の廃止!


などのくらし、福祉、子育てが充実した県政を!との公約を掲げています。


↓  ↓クリックで拡大します。


↓ ↓同じくクリックで拡大します。


「くまモン」はゆるキャラグランプリで日本一となりましたが、県民の暮らしやすさこそ日本一となる県政を実現させたいものです。

長期にわたる選挙となりますが、広く声をかけながら、県政転換のために頑張りたいと思います。


2回目の雛祭り

2012年03月03日 | 我が家

今日3月3日は、雛祭り

我が家も、昨年購入した雛人形を押し入れの中から探し出し、
たんすの上に飾りました。



娘にとって、2回目の雛祭り。

壇上の二人のために、自分のおやつをお供えしようとしています。


「優しい子に育っているなぁ」と感心しましたが、少し目を離すと…。



自分で、食ってました。

まぁ、昨年は雛人形を食べようとしたので
この1年で随分と成長したんだなぁと嬉しくなりました。

娘が元気に育ってくれることを改めて願った3月3日でした。


ハチノス食べました!

2012年03月02日 | つれづれ日記

ハチノスを食べました。

これです↓



牛の第二の胃です。
見た格好が蜂の巣に似ていることからこの名前がついたそうな。

先日、市役所近くの「もつ焼き」のお店へ。

「こめかみ」「こぶくろ」「がつ」「のどぶえ」「ちれ」「ぎゃら」。
メニューには、たいそうな名前の部位が並んでいます。

全然知らないのに、通ぶって「ちれ、もらおうか!」なんて言ってみたかったのですが、気の小さい私は、店員さんに説明してもらいながらおいしいモツをいただきました。

牛さん、豚さんありがとう。ごちそうさま。

また、明日からも頑張ります。