マックンのメモ日記

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どんな抗生物質も効かない新種の淋病が日本で発見!

2011-07-21 22:11:37 | 健康・医療・スポーツ
性感染症の最も一般的な病気である淋病(りんびょう)に、どんな抗生物質も効かない耐性を持った新種が日本で見つかったと、スウェーデンなどの研究チームが発表しました。各国の医療関係者は「適切な治療法がない」と指摘し、急速に拡大する危険性があると懸念しています。

それによると、新種の淋病は京都の風俗店で働く一人の女性から発見された。同研究所員らによって「H041」と名付けられた淋菌の変異株にはペニシリンやその他の抗生物質も効かないという。淋病に感染すると、排尿時に痛みやうみが出たりする。不妊の原因になることもあり、治療しなければ、男女ともに命に関わる場合もある。医療関係者は「歴史的に新種の淋菌は日本を含む東アジアで発見されることが多く、その後、世界中に広まっていくケースが多い」と指摘。ウネモ研究員は「憂慮すべき発見だ」と話している。

またエイズ発症者も過去最多だそうです。それも中高年の新規感染が増加しているそうです。昨年1年間に国内で確認された新たなエイズ発症者数は469人で、調査が始まった1984年以来、最多となったことが分かったと、厚生労働省エイズ動向委員会が23日、発表しました。エイズウイルス(HIV)の新たな感染者は、84年以来3番目に多い1075人だったそうです。

一方、HIVに感染しているかを調べるため、全国の保健所や自治体が無料実施している抗体検査件数は同約13万件(前年比13%減)で、2年連続の減少。保健所などへの相談件数も減少傾向にあるという。同委員会は「40代や60歳以上の新規感染者が増加するなど、年齢の広がりが見られる。早期に発見して投薬治療を受ければ発症は防げるので、無料検査や相談の機会を積極的に利用してほしい」と呼びかけているそうです。

なぜ高齢者に広がっているのか。「エイズ感染が高齢者に拡大しているのは世界中でみられる現象だそうです。WHO(世界保健機関)は09年、いわゆるバイアグラなど性的不能治療薬の普及による高齢者の感染リスクを指摘。つまり、元気になったことで風俗などに行って試したくなり、その結果、感染するという流れです。中高年カップルの間では、妻が閉経したためにコンドームを使わなくなり、感染者の夫が新たに妻を感染させる、なんてケースもあるそうです。エイズが身近な病気ではない高齢者にとって「オレが感染するハズがない」という根拠のない勝手な思い込みがあるようです。

いずれにしても、コンドームは性病から自分も相手も守るためのマナーというか常識であり、とくに海外では、なしではしないと言うのが当たり間になっているのです。しかし日本はその点、そうしたことが徹底されていないということも増えている原因ではないでしょうか?