マックンのメモ日記

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スマートフォンのウイルス感染が増えている!アプリに注意!

2011-07-11 22:18:07 | ネット、ビジネス、IT
米アップル社の「iPhone(アイフォーン)」をはじめとする高機能携帯電話「スマートフォン」の人気が高まっていますが、スマートフォンは持ち歩けるコンピューターなので、パソコンと同じようにウイルスに感染するのですが、そのことは意外と知られていません。と言うのも、従来の携帯電話に比べ、スマートフォンは基本ソフトの技術情報が公開されており、ユーザーが自由にアプリケーションをダウンロードして機能を拡張できるため、安易にダウンロードすればウイルスに感染の恐れがあるのです。普及が進む海外ではすでに被害も報告されており、これまでに700個が報告されているそうで、専門家は警戒を呼びかけています。

モバイルエンジニアリングプログラムマネジャーの石川克也さんによれば、「スマートフォンについては、これから非常に危険な状態になってくるでしょう」と言っています。石川さんによると、これまで見つかった携帯電話を狙ったウイルスは約700個あったそうですが、最初はいたずら程度のものが多かったそうです。しかし近年ではユーザーを悪質なウェブサイトに誘導して、個人情報を盗もうとするウイルスも確認されているそうです。日本に比べ、スマートフォンが普及している海外ではウイルス感染は頻繁に起きているようです。

スマートフォンは基本ソフトの技術情報がある程度公開されているため、悪意を持った人間が有害なソフトを作成し、それを知らないユーザーが有害なアプリをダウンロードする危険性があると言う事です。今までの携帯電話は通信社ごとに閉じられたネットワークだったのでそこでチェックが働いていましたが、スマートフォンの場合、多くの人に開かれているためパソコンと同じように有害なサイトが溢れています。つまり開かれたインターネットに直接接続できるということは、ユーザーにとって利便性は高いが、裏返せば、セキュリティーリスクがそこには隠されているということです。そのためこれからは、セキュリティソフトはスマートフォンにとっても必須のアイテムとなっています。

アプリの中には、個人情報について、ブラウザーの履歴とブックマークを書き込む、ブラウザーの履歴とブックマークを読み取る、連絡先データの書き込み連絡先データを読み取るとか、料金の発生するサービスもあり、SMSメッセージの送信、電話番号発信など規約にちゃんと書いてあるところもあるのでしっかり確認することが必要です。

またウイルスについては、携帯電話各社はスマートフォン向けのウイルス対策ソフトを導入していたり検討していたりしています。ドコモでは7月1日から無償で提供するそうです。ソフトバンクは昨年から月額制で提供。Auは検討中だそうです。