工作台の休日

模型のこと、乗り物のこと、ときどきほかのことも。

カトーの90年代トヨタ車で遊んでみました その2

2023年02月15日 | 1/150の周辺に
前回はひととおり塗り替えたりして遊んでみましたが、今回は続きとして応用編をご紹介しましょう。
1 ノアを空港で働くくるま風にする


ノアですが、白いモールド色の車体はそのまま白を塗装して、その上からデカールを貼ればさまざまな「働くくるま」に化けてくれそうです。空港で航空会社の業務用に使われているような車輌を(それらしく)再現してみました。空港の車輌というとスタイルもサイズも変わったものが多いわけですが、そんな中で「普通の」自動車も混じっていることがあります。今回ご紹介した二つとも、ネットから落とした航空会社のロゴを自作デカールにして貼っています。1/144の飛行機をバックに写真に収めてみました。実際にはヨーロッパの空港で見かけるのはルノー・カングーあたりでしょうか。

以前やはり自作デカールを貼ったカーコレクション第5弾のいすゞエルフと。どこかにありそうな「AIRPORT SERVICE」というロゴをつけています。
1/144の旅客機をNゲージのセクションに組み込んだりしている様子はよく見かけます。旅客機を美しく仕上げ、さらには電飾まで・・・ということで、モデラーの皆様の工作力には敬服するしかないのですが、こういったセクションに「いかにもいそうな自動車」としてこういった車輌を配置してみてはいかがでしょうか。よりリアルな風景になると思いますが・・・。

2  ハリアーを緊急車両に
SUV車はその快速ぶりや、それなりに広いスペースを持つことから緊急車両としても使われています。

赤十字をつけて輸血用の血液を運んでいるSUVを見たことがあります。ハリアーがそういった任に就いていたかどうかは定かではありませんが、救急車だけでない赤十字をつけた車輌はいかがでしょうか。ハリアーについては成形色が白の製品がありましたのでそれを使います。車体にスプレーでMr.カラー69番「グランプリホワイト」を吹き、赤い帯のデカールを同じ長さに切り、丁寧に十字に組みあわせて赤十字を作りました。コーションデータデカールから車体の横に入れる文字を貼ってあります。赤色灯はプラモデルの透明ランナーを熱であぶって伸ばし、任意の太さになったところで適当な長さに切り出します。赤色灯部分にクリアーレッドを塗って、屋根に接着して完成です。病院などのストラクチャーの前につければ「この後のオペに間に合わせるために血液運んできました!」ということもできます。
赤色灯だけではありません。海外の警察でSUVを使用している国があるので、こちらも雰囲気重視で加工してみました。

左側はイタリアの財務省警察をイメージしています。ちょっとオリーブの入ったダークグレーで車体を塗り、黄色のデカールを貼りました。上記の赤十字と違い、伸ばしランナーをクリアーブルーで塗りました。本来なら車体に財務省警察を表すイタリア語の表記がつきますが、さすがにこのスケールになると小さすぎてしまい再現していません。ピンボケになってしまいましたが国家警察の車輌も作りました。GMカラー47番・ブルーEで塗装しています。

3 赤いクラウンには何が似合う?

クラウンですが、黒、紺以外に赤という成形色もあります。ところが実車ではなかなか赤色というのは見かけるのが難しく、おまけに塗料次第ではせっかく別の色に塗っても赤い成分が染みあがってくる心配があります。結局、上半分を銀色(クレオスの「アルミナイズドシルバー」)に塗り、下半分を赤としました。プラ材から行燈を作ってタクシーにしました。なんだか香港や上海あたりのタクシーみたいです。香港のトラムのミニカーをバックに撮っています。



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