池袋の東京芸術劇場で16日、17日は鉄道模型芸術祭が開催され、初日は豚児と、二日目は沿線在住ベテランモデラー氏と行ってきました。
気になったものなどを写真も交えてお伝えします。
地階の無料のエリアではおなじみJ-TRAK Societyさんの集合レイアウトが出迎えてくれます。

20系さくら号は連日走っていました。また地元の西武の電車、昨年も紹介しましたがレアな「レオコンテナ」も走っていました(奥にちらっと見えます)。そういえば16日は西武ライオンズのOB戦がありましたね。

お城の情景、インパクトあります。まだ作りこまれていく感じがします。

地方の駅ですが、駅前のタクシー乗り場も架空の事業者と思われるタクシーが見えます。また、ストラクチャー類も完成品については塗りなおしたり、なにがしか手を入れています。


雪の情景はやってみたくなります。
1階のアトリエイーストにて。「小さな架空鉄道風景」の万葉線のレイアウト

私も10年以上前、さらには高校生の頃と訪れていますが、確かに現在の万葉線のイメージにぴったりです。こんな感じなのです。

5階のギャラリー1の「陸Jokies」から。古典車輌を走らせています。塗装の解釈なども興味深く、しばし明治時代にタイムスリップです。

ロシアン・アイアンと呼ばれた青く光っていた蒸気機関車

明治の機関車はどれも小さいですね。蒸気機関車は明治末期以降に大型化した感があります。
ギャラリー2の「これがレイアウト」から。遠野軌道 春

満開の桜の下、良く見ると妖怪たちが宴を開いているというなんとも日本的な風景が展開されています。
個人的に今回驚きと心を動かされたのが、模型各誌で活躍されていた岡田徹也さんの作品を観ることができたことです。その昔の「とれいん」誌などでイラスト、模型で活躍されていた方で、今回は1980年代初頭でしょうか、同誌に発表されていた満鉄の展望車の模型、金剛山の電車の模型などをイラストと共に見ることができました。

ラストエンペラー・溥儀が乗っています。

内装などもほぼ自作ですから大変です。カーペットなどはカーペットのカタログページから切り出しているそうです。昔はそうやって、身近な材料とアイディアを駆使して作ったものです。写真には写っていませんが、急行「大陸」の展望車も展示されていました。岡田徹也さんはその昔「大陸」には幾度か乗車されているということで(!)、当時の色を忠実に再現して、残したいというお気持ちがあったようです。金色の帯は烏口(からすぐち)で再現されたということで、当時は品質の高いデカールが出回っていなかったということで、大変な作業です。
写真にはありませんが、アメリカ型のナローゲージなど、自分の「守備範囲外」に面白いものが多く、こういうイベントの楽しさだったりします。また、豚児は路面電車がお気に入りで、東急世田谷線の自動運転を飽きずに眺めていました。また「M8」様ではBトレインショーティの都電(動力等未組み込み)をいただきました。ありがとうございます。早速飾るようにして眺めたり、床を転がしたりして大事に扱っています。
夏の国際鉄道模型コンベンションとは異なり、こじんまりした展示ではありますが、その密度と情熱はますます高まっているように感じました。来年度は施設側の都合で開催されないそうですが、再びレベルの高い模型、情景に会えることを願って・・・。
気になったものなどを写真も交えてお伝えします。
地階の無料のエリアではおなじみJ-TRAK Societyさんの集合レイアウトが出迎えてくれます。

20系さくら号は連日走っていました。また地元の西武の電車、昨年も紹介しましたがレアな「レオコンテナ」も走っていました(奥にちらっと見えます)。そういえば16日は西武ライオンズのOB戦がありましたね。

お城の情景、インパクトあります。まだ作りこまれていく感じがします。

地方の駅ですが、駅前のタクシー乗り場も架空の事業者と思われるタクシーが見えます。また、ストラクチャー類も完成品については塗りなおしたり、なにがしか手を入れています。


雪の情景はやってみたくなります。
1階のアトリエイーストにて。「小さな架空鉄道風景」の万葉線のレイアウト

私も10年以上前、さらには高校生の頃と訪れていますが、確かに現在の万葉線のイメージにぴったりです。こんな感じなのです。

5階のギャラリー1の「陸Jokies」から。古典車輌を走らせています。塗装の解釈なども興味深く、しばし明治時代にタイムスリップです。

ロシアン・アイアンと呼ばれた青く光っていた蒸気機関車

明治の機関車はどれも小さいですね。蒸気機関車は明治末期以降に大型化した感があります。
ギャラリー2の「これがレイアウト」から。遠野軌道 春

満開の桜の下、良く見ると妖怪たちが宴を開いているというなんとも日本的な風景が展開されています。
個人的に今回驚きと心を動かされたのが、模型各誌で活躍されていた岡田徹也さんの作品を観ることができたことです。その昔の「とれいん」誌などでイラスト、模型で活躍されていた方で、今回は1980年代初頭でしょうか、同誌に発表されていた満鉄の展望車の模型、金剛山の電車の模型などをイラストと共に見ることができました。

ラストエンペラー・溥儀が乗っています。

内装などもほぼ自作ですから大変です。カーペットなどはカーペットのカタログページから切り出しているそうです。昔はそうやって、身近な材料とアイディアを駆使して作ったものです。写真には写っていませんが、急行「大陸」の展望車も展示されていました。岡田徹也さんはその昔「大陸」には幾度か乗車されているということで(!)、当時の色を忠実に再現して、残したいというお気持ちがあったようです。金色の帯は烏口(からすぐち)で再現されたということで、当時は品質の高いデカールが出回っていなかったということで、大変な作業です。
写真にはありませんが、アメリカ型のナローゲージなど、自分の「守備範囲外」に面白いものが多く、こういうイベントの楽しさだったりします。また、豚児は路面電車がお気に入りで、東急世田谷線の自動運転を飽きずに眺めていました。また「M8」様ではBトレインショーティの都電(動力等未組み込み)をいただきました。ありがとうございます。早速飾るようにして眺めたり、床を転がしたりして大事に扱っています。
夏の国際鉄道模型コンベンションとは異なり、こじんまりした展示ではありますが、その密度と情熱はますます高まっているように感じました。来年度は施設側の都合で開催されないそうですが、再びレベルの高い模型、情景に会えることを願って・・・。