令和5年度の入間基地航空祭は、1月20日に開催される予定でしたが、自衛隊が能登半島の地震の対応等に当たっていることから中止となりました。地震の状況を鑑みればやむなしというところでしょう。被害の状況をメディアで見る限りでは、かなり甚大な様子がうかがえます。
そもそも11月に開催されることが多い入間の航空祭ですが、5年度は航空観閲式を11月に入間基地で実施した関係で一般公開の方は1月になりました。1月開催というのは今までなかったのではないかと思いますし、冬の入間基地ってどうなのか、という期待とそして雪などの天候面の不安もあったのですが、結局中止となりました。
令和4年度は抽選で選ばれた人のみでしたし、その前の2年間はコロナ禍で開催されていませんので、私も随分ご無沙汰となっています。
開催を記念してこんなパッチ(ワッペン)も用意されていました。普段は開催記念くらいでは購入しませんが、デザインと、そして売り上げの一部が赤十字を通して能登半島地震の被災者のために寄付されるということで購入しました。

入間と言えばC-1が並ぶ光景が当たり前でしたが、退役が進んでいます。そして大きい方は配備が進むC-2です。迎春の文字も今年だけの特別感がありますね。
入間基地が中止になったから、というわけでもないのですが、家族で西武線に乗ってちょっと遠出を、ということで先日秩父まで行ってきました。昨年9月に続いてにはなりますが、家人が「冬枯れた武蔵野を車窓から眺めたい」ということで、各駅停車を使いながら秩父を目指しました。家人が前回の秩父行きでラビューもさることながらボックスシートの4000系を気に入ったというのもあるのですが・・・。
秩父はさすがに寒いですし、前回と同じようなところを見て回り、食べてとなりました。駅に併設して特産品も売られており、地元産のシイタケ、唐辛子、ニンニクを買いました。この組み合わせで「アヒージョ作ろう」となりまして、小エビも調達して次の日の夜でしたが、作って食べました。シイタケの味がしみて殊のほか美味しかったです。
さて、秩父で買ったお土産がもう一つ。

タバコと思いきや「チャバコ」と書いてあります。そう、この中にはスティックタイプの狭山茶が入っています。いろいろな車輌などのデザインがあるようで、これは西武の110年記念ということで、西武鉄道モハ151形(旧西武鉄道モハ550形)が箱の写真に使われております。いわゆる「川造型」ですかね。裏は村山貯水池の写真です。

注意書きもタバコのそれをもじったものです。この「ちゃばこ」ではなくても西武鉄道の歴史への興味は高いのですが(笑)。
さて、今日の結びは飛行機に戻りまして、入間基地に因んだこんなジオラマを。

何年か前に作りました1/72のT-33(製品はプラッツ、部隊マークのみハセガワ)と牽引車(ハセガワ)を使ったジオラマで、本名名義で浜松広報館のプラモデルコンテストに出品したものです。
入間基地と言えば飛行点検隊という空自唯一の部隊があることでも有名です。当時の浜松広報館の方が以前入間基地にいらしたということで「入間基地にT-33のこんな風景の写真があった」と言われて、驚いたことを覚えています。基地の施設内にあった写真なので、当然部外者の私は見ることができませんので、飛行機と隊員と車輌を自分なりにアレンジしたジオラマだったのですが・・・。

そしてT-33というと独特に折れ曲がった搭乗用のラダー(はしご)でして、何度も失敗を繰り返して、プラ材を曲げながら作りました。