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工作台の休日

模型のこと、乗り物のこと、ときどきほかのことも。

GWR パディントン号の話 つづき

2024年03月22日 | 鉄道・鉄道模型
 前々回のブログでイギリス型Nゲージの「パディントン号」が入線した話を書きました。そのパディントンですが、もともとは児童文学ですので、子供のおもちゃなどになっています。
 私が2099年にパディントン駅で買ったのがこちら。

駅の構内に「パディントン・スタンド」というグッズ売店があり、玩具や書籍が売られています。原作のイメージに近い青いダッフルコートにしました。


胸元には「このクマをよろしくお願いします」というパディントンを象徴する札がついています。

そしてこちらはだいぶ古びてしまったのですが、1980年に父が欧州を訪れた際に買ってきてくれたものでした。

パペットスタイルになっていて自立しませんので、使わなくなったお茶の缶を芯にして立たせています。
ガブリエル・デザインズという版権許諾を得たオリジナルのぬいぐるみを作っていた会社の製品というのが、例の荷札にも記されています。ウィキペディアによると、ガブリエル・デザインズの経営者の子供がBBCの人気番組、トップ・ギアで司会を務めていたジェレミー・クラークソンとあります。もともと紅茶ポットに被せる布製のカバー「ティー・コージー」を販売していたと英語版のウィキペディアには書いてありますが、それ以上の情報は分かりません。パディントンのぬいぐるみは版権を得ていないものもあったようですから、父はきちんとしたお店で買ったようです。「うちの子供が大好きでね」と英語で店員さんに話したところ、店員さんもとても喜んでいた、と聞かされました。今以上にポンドが強かった時代ですので、ちょっとした買い物だったことでしょう。しばらくは実家でテレビの横に鎮座し、今の寓居では自分が買った方のぬいぐるみと共にアクリルケースに収められていますが、細かいほこりなども入ってしまい、気の毒なことをさせてしまっています。
パディントンのぬいぐるみはこんなかわいらしいものもあります。

彼のトレードマークのトランクの中に

小さなパディントンのぬいぐるみが入っています。大きいぬいぐるみが14.99ポンド、こちらは4.99ポンドでした。
Nゲージの「パディントン」と比べてみましょう。


2009年のロンドン滞在では、他にも本を買って帰りました。帰国後、通勤時間がそれなりに長かったので読んでみましたが、自分が子供の頃喜んで読んだのはこんな世界観の作品だったのかという気分になりました。児童文学ですので中学卒業程度の(私のような乏しい)英語力でもなんとかなりますが、ときどき難しい言い回しが出てきたりしたことを覚えています。

お店の買い物袋も捨てずにとってあります。丈夫な紙袋です。

パディントン駅には銅像もあります。待ち合わせスポットのようになっていて写真が撮れず、こちらはウィキペディアから持ってきました。


パディントンの関連商品ですが、我が家には他にもケーキ皿だったり、日本で購入した英語の絵本などがあります。メトロカードのデザインにも使われていましたし、三井銀行のキャラクターだったこともあり、キャッシュカードのデザインにも使われていました。カテゴリーを鉄道としながら「玩具道楽」の方に脱線してしまいましたが、メトロカードの名前が出てきたところで、ようやく鉄道の方に戻ってきました。

ロンドンで買った原書(などと言うとおおげさですが、日本語版では「パディントンのどろぼう退治」というタイトルだそうです)とSFメトロカード。メトロカードの方は東京メトロの販売機で普通に売られていたと思います。なお、パディントン駅は地下鉄も多く乗り入れており、世界初の地下鉄路線の駅の一つにも数えられています。東洋初の地下鉄である東京の地下鉄のカードのデザインに使われたのも何かの縁でしょう。

本の栞のかわりに使っていたパディントン→ヒースローまでの列車のチケット。





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第9回 鉄道模型芸術祭に行ってきました

2024年03月19日 | 鉄道・鉄道模型
 池袋の東京芸術劇場で16日、17日は鉄道模型芸術祭が開催され、初日は豚児と、二日目は沿線在住ベテランモデラー氏と行ってきました。
 気になったものなどを写真も交えてお伝えします。
 地階の無料のエリアではおなじみJ-TRAK Societyさんの集合レイアウトが出迎えてくれます。

20系さくら号は連日走っていました。また地元の西武の電車、昨年も紹介しましたがレアな「レオコンテナ」も走っていました(奥にちらっと見えます)。そういえば16日は西武ライオンズのOB戦がありましたね。

お城の情景、インパクトあります。まだ作りこまれていく感じがします。


地方の駅ですが、駅前のタクシー乗り場も架空の事業者と思われるタクシーが見えます。また、ストラクチャー類も完成品については塗りなおしたり、なにがしか手を入れています。



雪の情景はやってみたくなります。

1階のアトリエイーストにて。「小さな架空鉄道風景」の万葉線のレイアウト

私も10年以上前、さらには高校生の頃と訪れていますが、確かに現在の万葉線のイメージにぴったりです。こんな感じなのです。


5階のギャラリー1の「陸Jokies」から。古典車輌を走らせています。塗装の解釈なども興味深く、しばし明治時代にタイムスリップです。

ロシアン・アイアンと呼ばれた青く光っていた蒸気機関車

明治の機関車はどれも小さいですね。蒸気機関車は明治末期以降に大型化した感があります。

ギャラリー2の「これがレイアウト」から。遠野軌道 春

満開の桜の下、良く見ると妖怪たちが宴を開いているというなんとも日本的な風景が展開されています。

個人的に今回驚きと心を動かされたのが、模型各誌で活躍されていた岡田徹也さんの作品を観ることができたことです。その昔の「とれいん」誌などでイラスト、模型で活躍されていた方で、今回は1980年代初頭でしょうか、同誌に発表されていた満鉄の展望車の模型、金剛山の電車の模型などをイラストと共に見ることができました。

ラストエンペラー・溥儀が乗っています。

内装などもほぼ自作ですから大変です。カーペットなどはカーペットのカタログページから切り出しているそうです。昔はそうやって、身近な材料とアイディアを駆使して作ったものです。写真には写っていませんが、急行「大陸」の展望車も展示されていました。岡田徹也さんはその昔「大陸」には幾度か乗車されているということで(!)、当時の色を忠実に再現して、残したいというお気持ちがあったようです。金色の帯は烏口(からすぐち)で再現されたということで、当時は品質の高いデカールが出回っていなかったということで、大変な作業です。

写真にはありませんが、アメリカ型のナローゲージなど、自分の「守備範囲外」に面白いものが多く、こういうイベントの楽しさだったりします。また、豚児は路面電車がお気に入りで、東急世田谷線の自動運転を飽きずに眺めていました。また「M8」様ではBトレインショーティの都電(動力等未組み込み)をいただきました。ありがとうございます。早速飾るようにして眺めたり、床を転がしたりして大事に扱っています。
夏の国際鉄道模型コンベンションとは異なり、こじんまりした展示ではありますが、その密度と情熱はますます高まっているように感じました。来年度は施設側の都合で開催されないそうですが、再びレベルの高い模型、情景に会えることを願って・・・。










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現用イギリス型車輛がやってきた GWR PADDINGTONが入線しました

2024年03月17日 | 鉄道・鉄道模型
 カトーからNゲージで、イギリスの旅客用車輌Class800(本稿では800形と称します)が発売されております。実物は日立製作所製(欧州で製造されていますが)の旅客車輌ということで、電気、ディーゼルの両方の動力で走ることができます。イギリスではHSTと呼ばれる高速列車が活躍しておりましたが、近年老朽化も進んだところで「ここで日立!」とばかりに日立の車輌が入ってきました。鉄道発祥の地に日本製車輌が登場、ということで話題になりました。日本に縁があってカトーさんもリリースしたんだろう、くらいに思っており、特段食指も動かなかったのですが、彼の地のグレート・ウェスタン鉄道がパディントン号という編成を走らせており、それを製品化すると聞きまして、模型屋さんに予約した次第でした。このパディントン号、イギリスの児童文学者マイケル・ボンドの有名な作品「くまのパディントン」から採られています。ペルーからやってきてパディントン駅で拾われた熊のパディントンが引き起こす騒動が描かれており、子供の頃に好きな作品でした。小説だけでなく、アニメ、さらにはCGによる映画も作られており、エリザベス2世と「共演」したこともありました。パディントン駅をターミナルとするグレートウェスタン鉄道がくまのパディントンを編成の名前の一つとして用意したのは当然と言えば当然なのでしょう。
 ちなみにいつもならNゲージの編成ものなどは年に2~3本も買えば十分過ぎるわけですが、今年は東急5200とこちらで早くも懐も寒くなっております。やれやれ。
 では、模型の方も早速みてまいります。

CGのパディントンが入った外箱です。


箱は横に広いですね。


開けてみました。展示用のレールがセットされていて、それで横に広がったようです。編成は5輌です。

先頭車と二号車です。深い緑色の塗装が美しいです。


先頭車です。運転台の直下に原作者のM.ボンドの名前があります。客扉にはパディントンの絵が描かれています。


扉に描かれているのは原作の挿絵と思われるタッチのモノクロのものとCGのパディントンの両方があります。



個人的にはモノクロの方が好きです。原作でなじみがあるからでしょうか。

中間車2輌

4両目の一部と後尾の車輌が一等となっています。後尾の車輌は一部の窓がふさがっています。


さて、この形式に関してはカトーは1/148という縮尺を採用しています(ちなみに日本型は1/150、欧州大陸、米国などは1/160)。イギリス型Nゲージは実物と同様、欧州大陸とは違った展開をしていて、1/152.5というスケールもあります。もともとHOゲージも彼の地はOO(ダブルオー)と言って1/76だったりします。1/160ですと車体は細く、長くという印象を持つのですが、日本型と縮尺が近いので比べてみました。カトーの381系が近くにあったので連れてきました。



車体は800形が26mなので長いですね。


前頭部の比較です。車体幅はあまり変わりません。

イギリス型というと30年くらい前にグラハム・ファリッシュというメーカーの製品が日本に入ってきており、古典的な蒸気機関車などもいくつかあって学生の乏しいお小遣いから買った記憶があります。古典機に興味があったのですが、日本型はなかなか製品がありませんでしたので、せめて近い形のものをと、というのと「汽車のえほん(機関車トーマス)」でイギリス型にはなじみがあったというのが大きいと思います。また、貨車の一部は塗り替えれば日本の古典貨車にも使えるというのもありました。
パディントン駅は15年ほど前、ロンドンを訪れた際に駅の近くのホテルに泊まったのでよく利用しました。個人旅行でしたのでせっかくならパディントンの近くに泊ろう、というのとヒースロー空港とのアクセスの良さから選びました。
駅の様子です。

G.W.R(グレートウェスタン鉄道)パディントンの表記があります。

GWRの紋章もありますね。


プラットホームの駅名板です。


当時の旅客車輌と言えばこれでした。

グレートウェスタン鉄道というと「汽車のえほん」に登場するダックという機関車がグレートウェスタン出身という設定で、日本語訳では「大西部鉄道」となっていました。「大西部鉄道」出身というプライドがあって、せりふの端々によく出てきたことを覚えています。
だいぶ長く書いてまいりました。くまのパディントン関連については、模型以外の話もありますので、次回以降書きたいと思います。

さて、今年も池袋で鉄道模型芸術祭が始まっております。初日は豚児と一緒のため、写真も撮っておりませんが、だいぶ密度の濃い展示でした。こちらは日曜までです。
















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あの日のコンテナ編成を探して 前回のつづきと玩具の中のコンテナ列車

2024年03月05日 | 鉄道・鉄道模型
 先日のコキ10000の編成ですが、せっかくですので10輌収納した姿もお目にかけたいと思います。先日も少し触れましたが、こんてにゃあのキット、マイクロエースのコンテナセット、トミックスのタンクコンテナなど各社の製品が混じっております。

このようにカトーのコンテナ12輌用ケースに収まっています。マイクロエースのコキ8輌、カトーのコキとコキフが各1輌です。

左右5輌ずつの陣容です。




ケースはあと2輌分ありますので、カトーのコキを買ってくるもよし、コンテナもちょっと変わったタンクコンテナなどもありかなと思います。

さて、EF66とコキ10000の組み合わせについては、玩具でもこういったものがありました。このブログを始めたばかりの2018年9月の記事にもありますが、ダイヤペットの581系を紹介しました。あのシリーズは他にも製品がいくつか出ておりまして、EF66型電気機関車(コンテナ貨車付)というものがありました。


主役のEF66です。だいぶ汚れてしまっております。EF66-20号機とあります。実物は民営化後に車体中央に大きなJRマークを入れた(TOMIXの製品で有名な)あの番号です。


コキ10000です。6000形と呼ばれるコンテナを5個積んでいるのは、カトーのコキ10000と同じです。

黄緑色に成形されたコンテナは一体のため、バラバラにはできません。透明なシールに「国鉄コンテナ」などの表記類が印刷されたものが貼られています。

ダイヤペットの鉄道シリーズは他にも新幹線の0系や181系など各種発売されており、181系は実家を出た際に581系などともに寓居に連れてきました。EF66とコンテナは小学校に入るかどうかの頃に買ってもらったのですが、たしか誰かからいただいた同じものもあったように記憶しています。「本物の」鉄道模型は無理だけど、これなら適度に精密感が感じられるし、好きな車輌も出ているからということで、買ってもらったのでしょう。もうちょっと大きなダイカスト製の鉄道玩具もあって、それも魅力的でしたが、さすがに高いので親にねだれなかったのだと思います。
ちょうど私の世代というのはオイルショックを幼少期にまともにくらっており、玩具から特撮に至るまで、兄の頃に比べると安っぽくなったなどとよく言われたように記憶しています。兄はプラレールを遊び倒していましたが、私の頃にはちょうど新製品も出なくなってしまい、かろうじて似ている車輌に色を塗り替えた製品があって無理にバリエーションを増やしていた時代でした。やがてバンダイからミニミニレールという鉄道玩具が出て、それに数年はまったのち、Nゲージが我が家にやってくることになります。

さて、EF66ですがコンテナ編成だけでなく鮮魚輸送でも活躍しました。レサ10000という白い車体が特徴の冷蔵車ですが、こちらも模型で再現してみたい編成です。幼少期にはさすがにSLも風前の灯ではあったわけですが、貨物列車の多くは種々雑多な形の貨車が占めており、それに比べますとこういったコンテナ編成や鮮魚列車の編成と言うのは編成も整っておりますし、旅客列車とは違った「かっこよさ」を子供に印象付けさせるのに十分だったのでしょう。模型ではレサ10000系列についてもカトーから幾度か改良を加えられながら発売されています。また、実物の方でもEF66とレサ10000に緩急室をつけたレムフ10000は大宮の鉄道博物館で展示されています。


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あの日のコンテナ編成を探して  コキ10000形にさまざまなコンテナを載せて

2024年02月29日 | 鉄道・鉄道模型
 昨年、RM MODELS誌に拙作を掲載いただいたこともありまして、コンテナネタをこのブログでも掲載した次第ですが「コンテナ遊び」はまだ続いておりました。国鉄のコキ10000形にさまざまなコンテナを載せて遊んでみよう、というのが今日のテーマです。
 コキ10000形というのは昭和40年代前半に登場したコンテナ貨車で、高速運転に対応した車輌でもありました。青い台枠が特徴で、貨物の高速化とコンテナ輸送の発展に大きな役割を果たしています。
 当初は国鉄の分類で1種5tと呼ばれた10.8フィートの5tコンテナを5個(車掌室付きのコキフ10000は4個)積めるようになっていました。やがて、国鉄のコンテナが同じ5tでも12フィートの長さの2種が主流になりますと、コキ10000も5個から4個積みに、コキフ10000も4個から3個積みになりました(カトーのHO製品がそれを再現しています)。
 もちろん後の時代の姿でも構わないのですが、やはりコキ10000と言いますと、隙間なく積まれた「1種5t」のコンテナでしょうし、バラエティに富んだコンテナを見たい、という気持ちもありました。一方で古くからございますカトーのNゲージのコキ10000についてはコンテナが5個(コキフは4個)一体成型で同じタイプ、色のコンテナを積んでおりまして、分解したり乗せ換えたりが難しくなっていました。近年、トミックスやマイクロエースからもコキ10000がリリースされ、自由にコンテナを積めるようになっていました。また「ショップねこまた」から「こんてにゃあ」という1種5tのコンテナの塗装済みキットが数種リリースされたことで、さまざまなコンテナを積む愉しみもできました。ということで、たくさんの方が試されていると思いますが「こんてにゃあ」のコンテナを組んで、載せてみました。
「こんてにゃあ」のキットですが、C10、C11形式(通常の黄緑色)、R10、R13形式(白い冷蔵コンテナ)が発売されており、冷蔵コンテナの方はパーツの組み合わせでR11形式などにも対応できるようになっています。このあたりはメーカーのホームページでも詳しく解説されています。
キットはコンテナを思わせる紙箱に入っています。


箱を開けるとパーツがこんな風に入っています。


はめ合わせも問題ありませんし、コンテナの個体番号のシールも豊富に入っています。コンテナの上面を切り出した際に裏側にバリが出ますので、400番程度のサンドペーパー(私の場合はやすりスティック)で軽くならしておけばきれいにはまります。組み上げてそれぞれ番号を貼って、マイクロエースのコキ10000に搭載しました。なお、マイクロエースからは1種5tのコンテナが別売されており、こちらを載せるのも楽しいです。

「こんてにゃあ」については色合いも微妙に変えてあるのが特徴です。こちらはこんてにゃあの製品とマイクロエースの製品も混じっています。実際も退色するなどしてだいぶ色合いに変化があります。


こちらの1輌は冷蔵コンテナのみです。


左端のタンクコンテナはトミックスのT10です。


そして今回、カトーのコキフ10000のコンテナを外し「こんてにゃあ」のコンテナを載せました。RM MODELS 2023年12月号にも掲載がありましたが、私もこれを参考にやってみました。四本の爪で床下パーツと止められておりますので、丁寧に外し、ウエイトも外しました。そこにゴム系接着剤で今回組んだコンテナを等間隔に固定しました。

違う形式のコンテナが並び、隙間から反対側が見えるかと思います。

こうして、すべて写真には収めていませんが10輌の編成ができました。ちなみにコキ10000のうち1輌はカトー製品をそのままにしてあります(写真右)。

これはこれで整った美しさがありますし、過度なディティールは追っていないものの、すっきりとした仕上がりと適度な精密感はさすがだなと思います。

牽引機はEF66がお似合いなわけですが、我が家にあるのはトミックスのひさしつき、0番台後期のタイプで、昭和40年代後半のデビューですのでコキ10000が4個積みになった後の姿となり、年代的には合いません。そのうちひさしなし、前期型も欲しいなと思います。EF66についてはその昔我が家にあったパズルにSLとEF66(もしかしたら試作型のEF90かも)の組み合わせというのがあり、登場の背景や特急貨物を牽引できるスピードなど、子供心にスペシャルな機関車という印象がありました。





 

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