goo blog サービス終了のお知らせ 

工作台の休日

模型のこと、乗り物のこと、ときどきほかのことも。

空の旅のお伴には

2022年05月05日 | 玩具道楽
 せっかく子供の日ですし(アップする頃には5月6日ですが)、玩具道楽の記事をと思いまして、プレイモービルにこんなものがありますよ、というのが今日のテーマです。
 空の旅、国際線では機内でさまざまな免税品が販売されています。化粧品にお酒に衣類に・・・とカタログが座席にさしてあるわけですが、小さなお客様向けの商品もあります。プレイモービルでもパイロットと客室乗務員をセットしたものを機内で販売していました。2001年に発売されたそうです。

中身はこんな感じです。パイロットのかばんには双眼鏡が入っています。ポットにカップ、ぬいぐるみといろいろ入っていますね。

実はこのセット、主にドイツ、オーストリアなどに本拠地を置くハパックロイド、エアベルリンをはじめとしたさまざまな航空会社向けに提供されていました。箱の裏には

「Exclusive for 〇〇Airlines」となっており、私が持っているのはルフトハンザのものです。

鞄に貼るシールもルフトハンザのロゴが入っています。
航空会社を指定していないものもあり、その場合のシールはこうなっています。

プレイモービルの製品としても旅客機、空港といったシリーズが出ています。2006年のカタログに載っていたのはこちら。

2007年以降はこんな大きな飛行機になっています。その後も旅客機に関してはモデルチェンジされており、プライベートジェットも出ていました。

プレイモービルらしい(笑)芸の細かさが光るのはこちら。

そう、空港の保安検査です(2002年発売)。

ゲートで何かが反応すると、はいはい、検査しまーす、となります。

預入手荷物はトレイに乗せて赤い回転灯の部分をつまんで回すと反対側に流れていくという優れものです。

空港シリーズは持っていないくせに、このアイテムやギミックが面白いのと、自分も空港で緊張しながらゲートをくぐっておりまして、そういう意味では身近に感じられ、比較的早い時期にコレクションに加わった次第です。
その後、客室乗務員だけSpecialPlusという単体のシリーズでも発売されています(2012年頃発売)。


カートもついていますので、機内食の提供もできます。飲み物も選べそうです。
キャリーバッグやハンドバッグは地上での姿でしょうか。
近年ではエールフランス専用のプレイモービルも出ています。

腰の大きな赤いベルトなど、クリスチャン・ラクロワがデザインした制服を再現しています。

カートにもエールフランスのロゴがありますね。

カートの引き出しは開けられます。機内食が入っています。肉とお魚、どちらがよろしいでしょうか?
日本国内で売られていたものを買いましたが、まだ機内で販売されているかどうかは不明です。
最近では大韓航空と組んだものも発売されているようです(私は持っていませんが)。独特の色合いの服装の客室乗務員、パイロット、整備士がラインナップされていると聞きました。
今は遠くの国まで空の旅、というのはなかなか難しいわけですが、またいつかそんなことができる日が早くやってくることを願っています。









 

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

玩具道楽版 冬のスポーツの祭典!?  ノベルティ、タイアップ編

2022年02月26日 | 玩具道楽
 先日の北京五輪の閉会式では、次回の大会予定地であるミラノ=コルティナ・ダンペッツォの両都市のPR映像が流れていました。両都市開催となっただけではなく、実際には北イタリアの各州を使って行われるようです。映像にも「海の都」ヴェネツィアが登場しましたが、あの町の中に会場を作るのではなく、同じヴェネト州の内陸の都市、ヴェローナにあります古代の円形競技場を使用した閉会式を予定しているようです。こちらの競技場、ローマ時代の面影を残しているだけでなく、オペラ上演などに今日でも使用されています。開会式をミラノのサン・シーロスタジアムで開催するのはともかく、閉会式を別の州であるヴェローナで行うというと、東京五輪の閉会式を仙台でやるような感覚でしょうか。何でもありな感がいたします。
(3/1追記・コルティナ・ダンペッツォはヴェネト州北部にありますので、そういう意味では同じ州内で閉会式、と書くべきでした。それでもヴェローナとコルティナ・ダンペッツォはかなり離れています)

 さて、玩具道楽版冬季五輪ですが、今日はおまけとしてノベルティやタイアップのプレイモービルです。
 ボブスレーでご紹介した「VIESSMANN」ですが、ノベルティとおぼしきウインタースポーツのラインナップがあります。
 まずはスキージャンプから。いずれもこのような紙箱に入っています。

中身は・・・


なんだかストックのないスキーヤーみたいです。脚が曲がらないので着地の際のテレマークが決められません(泣)。
 続いてバイアスロンです。



なんだかライフルが古めかしく、バイアスロンというよりは山に入って狩りをするマタギのようです。
 そしてリュージュです。



リュージュは長年変化がありません。
 VIESSMANNのプレイモービル、e-bayで買いましたがそれほど高くない値段で出ていました。ドイツでは入手しやすいものなのでしょうか。

最近では地域とのタイアップと思われるセットも出ています。

ドイツ・テューリンゲン州とタイアップしたプレイモービルです。
エアフルトが主要な都市ですが、森に山に自然の豊かな州のようで、ウインタースポーツのプレイモービルとなっているのも関連がありそうです。

セットはバイアスロン選手(男子)、リュージュ選手(女子)、雪だるまとなっています。雪だるまは西洋のそれにならい、三段です。



スキー関連のプレイモービルは子供のスキースクールといったものもありますし、雪合戦などもあります。また大雪になったときにでも、ご紹介しましょう。





 
 

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

玩具道楽版・冬のスポーツの祭典!? 第3回 氷の上から

2022年02月22日 | 玩具道楽
 今日は2尽くしの日ということだそうですが、それとはまったく関係なく、玩具道楽です。
 プレイモービルのウインタースポーツですが、今日は氷の上の種目をご紹介します。

フィギュアスケーターは何点かリリースされました。いずれもブラインドパッケージの「Fi?ures」に入っていたものです。上のものはルーズ品で、本来ならトロフィーを手にしています。ウェアに銀色の飾りがありますがこれはシールで、組み立て例では胸に横向きに貼られているものです。

こちらの方がよりフィギュアスケート選手っぽいですね。花を片手に、ぬいぐるみをもう片方の手に持っています。演技終了後、花やぬいぐるみが投げ込まれたシーンのようです。
 フィギュアだけでなく、アイスホッケーもリリースされています。個人的にはアイスホッケーもテレビで観るのが好きでして、先般の五輪の決勝戦も印象に残る試合でした。フィンランドが五輪では初優勝を遂げました。NHL(北米プロアイスホッケーリーグ)経験者と若手を融合させたということで、同じようにメジャーリーグ経験者を擁した昨夏の東京五輪の野球日本代表を思い出しました。
1990年代前半には子供のアイスホッケーというのもありましたが、その次に古いのはこちらの選手で1995年リリースの一体ものの「スペシャル」のシリーズです。

写真には映っていませんが、パックもついています。なぜかパックの色が白いです・・・。
富士フィルムのロゴが入っていますが、モデルがあったのでしょうか。
その後、ブラインドパッケージのFi?uresでリリースされたのがこちらです。

アイスホッケーは絶版になって久しいので、待っていた方も多かったのでは。
最近ではサッカーシリーズ同様アクション機構がついたものにリニューアルされ、NHLとコラボしたものもリリースされたようです。こちらは特にコラボ等はしていません。



そしてプレイモービルらしい芸の細かさに惹かれて買ったのがこちら。

リンクの整氷車です。



選手たちが全力で臨めるように仕事をする「縁の下の力持ち」です。
氷の上に関しては、日本女子の二大会連続メダルで盛り上がったカーリング(のようなもの)が入手できます。ここではお見せできませんが、ストーン以外に四角い箱状の標識のようなものも入っています。
ということでご紹介はここまで。次回は冬のスポーツ関連のノベルティ品などをご紹介です。




 




  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

玩具道楽版・冬のスポーツの祭典!? その2 雪山を駆け、スピードを追い求め

2022年02月20日 | 玩具道楽
 冬の五輪は本日閉幕ということで、時差がほとんどないこともあってリアルタイムでたくさんの競技を楽しみました。同じく時差がほとんどなかった平昌より、見たい曜日、時間に競技が行われている感があり、プログラム編成の妙なのかなと思っています。特にアルペンスキーを比較的見やすい時間にやっていたのが印象的でした(雪の競技というとアルペンスキーという古い人間なものですから、ご容赦ください)。以前ならNHK-BSが「ぜんぶやる」とすべての競技をカバーして、夜中や明け方まで使って放送していましたが、今どきの趨勢とコロナでスタッフの数も制限されるでしょうから、ネット配信で英語の実況のみ、というものもありました。
 さて、玩具道楽の冬の大会ですが、今日はノルディックから。近年発売されたバイアスロンの女子選手です。

 今回はあまり振るわなかったようですが、ドイツはスキー大国でもあり、国際大会で表彰台に上がるドイツ選手をよく見かけます。学生時代に欧州を旅行した時に、ドイツでは車窓から家族でクロスカントリースキーを楽しんでいる様子を見たことがあります。身近に楽しめる環境があるというのは大きいなあと思い、日本と欧州の差を感じたものです。
 ご存じの通り、バイアスロンは距離と射撃を合わせたもので、クロスカントリーだけでも大変な上に、呼吸を整えて50m先の小さな的に射撃をしますから、大変な緊張と負担を強いられるスポーツです。


人形の構造上、伏射は難しそうなので、立射です。

ノルディックについてはノベルティものもあるのですが、これについては別の回にまとめてご紹介しましょう。
次はそり系の種目です。こちらはドイツの「お家芸」で今回の大会でも好調でした。

一人乗りのリュージュ選手は90年代から発売されています。こちらは2001年発売の「スペシャル」のシリーズから。


ゴールを終えてチームスタッフとグータッチです。
ボブスレーも出ていました。

こちらは1998年リリースのもので、二人乗りです。車体に書かれた「VIESSMANN」ですが、ドイツの空調、ボイラー等のメーカーで、ウィンタースポーツではスポンサーをつとめることが多く、ワールドカップの中継放送でもよくみかけます。
迫力のシーン、のつもりです。


次回は氷の競技です。



  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

玩具道楽版・冬のスポーツの祭典!? その1

2022年02月18日 | 玩具道楽
 冬季五輪もいよいよ大詰め、決勝種目がだいぶ少なくなってまいりました。さて、そんな中ではありますが、玩具道楽でも冬季五輪といたしましょう。
 プレイモービル国の国王による開会宣言の後、

 聖火台に将来を担う一人の少年が点火です。

(トーチはオデュッセウスのセットから持ってきた松明です。早く返してあげないと、一つ目巨人との戦いに間に合わないと怒られてしまいます)
 プレイモービルの場合、冬のスポーツに合わせた製品も多くリリースされています。ただし、夏季の「スポーツアクション」シリーズのような展開はなく、1990年代からこれまで、思い出したようにリリースされているという感じです。ウェア、用具、看板などにスポンサー名や企業名が入るため、企業名を排除する五輪とは違い、世界選手権とかそういう感じになります。
 今回は雪の上から。スキー競技、アルペンスキーです。1995年リリースの3717が相当します。

中古品のため箱に傷があります。あしからず。
スタート、ゴールのゲート、選手2名、赤、青のポール、カメラマンとリポーターが入っています。ポールの感じから回転種目でしょうか。

スタートゲートを勢いよく飛び出し、

斜面を果敢に攻め、

観衆を横目に


いま、フィニッシュ。これはいいタイムだ、という実況も聞こえてきそうです。
そう、これは実際の雪の上で撮ったものです。何年か前に東京で大雪となった翌朝、ベランダで撮りました。家人の怪訝な視線に「ぜんぶ雪のせいだ」と言ったかどうかはともかく、人工雪でごまかすなんてとんでもない、天然雪でやることこそがこのスポーツだろう?という気持ちも込められています。
黄色の選手だけでなく、赤の選手も同じように撮りました。


ひざ、ひじが曲がらないので、頑張って滑っている感がありません(汗)。

こちらも転倒せずにフィニッシュです。


インタビューに応えたり、観衆に手を振ったりできます。
最近もアルペンのスキーヤーはリリースされています。

ゼッケン風ではありますが、No.1と書いてあるので違うようです。コメディNo.1でもないです。ゲレンデスキーヤーといった方がいいかもしれません。
ちゃんとスキーの先端が幅広く、丸みをつけた「カービングスキー」になっています。スキー板に「Playmobil」の文字がありますが、プレイモービルの製造元、ジオブラ・ブランドスタッター社はかつて実物の水上スキーも作っていました。

アルペンスキーの後はスノボです。一体ものの「スペシャル」では2006年にこちらがリリースされていました。


ボードにプレイモービルのスマイルマークがあります。
ソチ五輪では巨大なマトリョーシカの障害物が話題になりましたが、こちらは年少者向け「1-2-3」のロケットを障害物にしています。

また、最近ではブラインドパッケージの「Figures」でも女性ボーダーが出ています。

こちらは白い紙の上で撮りました。
ということで、冬のスポーツ、少し続きます。






  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする