二週間ほど前に、千葉のお友達から一枚のハガキを頂きました。
「古くからの友人が、実家の歴史的建造物を生かした「古民家風の喫茶&ギャラリー」を開店し、7月20日のNHK・Eテレで放送されることになりました。見てください~~」というご案内でした~~♪
「もちろん~~!」と、忘れないようにカレンダーに大きな「赤丸」をつけておきました(笑)。
そして、午後11時~~~チャンネルを合わせました。
周囲の家より、数メートルも高い「盛り土」をしたと思われる場所に建っている建物~~~、
「喫茶&ギャラリー」の名前は「水塚(みづか)」といいます。
何か意味があるんでしょう~と、番組の案内役「ハルさん(←偶然にも私の名前~~笑)」の疑問に店主が答えていました。
水塚(みづか)とは、洪水の際に避難する水防施設であり、 母屋よりも数十センチないし3メートルほど高く盛土を施した上に設けられた倉などの建物。あるいはその盛土のことをいう場合もあるとか。
洪水時には、その建物に避難し、しばらく生活が出来るようになっている。
こちらの建物は、下は「米蔵」で、二階部分が座敷になっていました。
もしものときは、ここで暮らせるように生活用品も置いてあったようです。
重い荷物を2階に上げるための道具「滑車」もあったとか!
なるほど~~~、勉強になりました。
このような構造物のうち、主に荒川流域や利根川流域のものがこの名称で呼ばれているようです。
そういえば~~、
この放送されたお店のある場所は、荒川と利根川に挟まれた地域でした!
昔から、何度も何度も洪水があったんでしょうね。
でも明治以降は「治水工事」が進みほとんど洪水は無くなったとか。
そして、今「地域の人たちの交流の場」に生まれ変わったんですね~~♪
「へぇっ~~」「なるほど~~」「そうなんだ~」
川のない町に住む私は「洪水」の恐ろしさは知りませんが、人間の知恵~~すごいですね!
一つ知識が増えた私~~(笑)、ご案内を頂いたお友達に感謝~~♪
私の年齢になると、昔の建物は「なつかしい~~」の一言です(笑)。
地域によって、そこに住む人たちが「いかに快適に暮らすか」を考えながら作った建物に、先人の知恵を感じますね。
こちらこそ、ありがとうございました。
「一歩足を踏み入れれば懐かしい空間が広がる、」と言う
主人公ハルの言葉に誘われharusan様は?
夜 遅い時間に眠い目を擦りながら見て頂いたとか?
連絡した方もきっと喜んで居る事でしょう〜
当方も小さな漁村育ちでこの様な「水塚」の事は知りませんでしたが
先人の知恵には驚かされて居ります。
ご紹介頂いたharusan様に感謝です。有り難うございます。