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神奈川県の西部にある「小さな町」で暮らす私777>日々の生活の様子、見たこと、感じたこと、思ったことを綴っていきます。

「三面記事小説」~読書感想文です

2024-09-03 | 本と雑誌
今朝方、かなりの大雨!
予報では、一日中降ったり止んだり・・・憂鬱です(( ;∀;))
でも、お日様が出ず、北の方からの風があるので、気温は低くなって嬉しい~♪     霧のような雨で、伊豆半島はまったく見えず・・・。
    

「雨の日」は読書~。
ここ1~2か月、読書をしていませんでした。
なぜかというと、メガネのせいです(苦笑)

「遠近両用メガネ」を作ったのですが、なぜか手元が見えにくい!
以前は「中近両用」で、読書などもまったく苦にせずにできたのに・・・。
「作り直し」をして頂こうと、メガネ屋さんに行ったのですが「慣れるまで時間がかかる」「本を読む時は、手元専門のメガネをかけるように」。。らしいのです。(( ;∀;))

私は、網膜剥離の手術をしたり、眼内レンズ脱臼の手術で水晶体が無い、という「えぇっ・・・」というとんでもない目なんです(苦笑)
左右の視力も大幅に違うので、レンズの度合わせのバランスが難しく、ピタッといかないので、「慣れ」を待つしかないかも・・・。

雨のために外出もしないし、涼しいし~の今日は、久々に読書です~♪
以前、途中まで読んであった本。
       「三面記事小説」 角田 光代  著
       
これは何本かの短編集ですので、目が疲れたらそこで止めればいいので、今の私にはちょうどいいんです。

「愛の巣」「ゆうべの花火」「彼方の城」「永遠の花園」「赤い筆箱」「光の川」の6編です。
どれも、実際に新聞の三面記事を掲載された事件を題材にしています。

たった数行の記事でも、その中には、様々な「家族や兄弟姉妹や友達や会社や恋愛」等との関係が絡み合っている・・・ということを仮定し想像した物語です。

読んでいて・・・辛くなります。
特に、最後の「認知症になった母を介護する息子」のお話・「光の川」・・・胸が痛くなりました・・・。