いろいろのジャンルの本を読む私ですが、ここ2ヶ月ほどは「経済・金融関係の本」を読んでいました。
若い頃、証券会社で働いたことがあるのも関係しているかも(苦笑)。
まずは、一冊目~~、
「巨大投資銀行(上・下)」 黒木 亮 著
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5f/7a/00cd712d6a7a5b1a1ff47edd0a91a698.jpg)
《 日本でも一・二の難関大学を卒業し、大手銀行に勤めていた主人公(桂木英一)は、旧態依然とした日本の銀行を飛び出し、ウォール街の投資銀行、モルガン・スペンサーに転職します。
外資流のビジネスに翻弄されながらも、努力を重ね、巨額のM&Aや証券引受で勝機をつかみ、一流のインベストメント・バンカーへと駆け上っていくのです。
が・・・、大学時代の恩師が「なぜ日本のために働けないのか・・・」と寂しげに言った言葉が心にひっかかっています・・・。
やがて、その運命は日本の金融再生と劇的に絡み合い、桂木は外資で培った手腕を邦銀再生のために捧げようと決意する。》
実在する人物をモデルにしたであろう登場人物、あるいは実際にあった合併や企業買収問題なんども書かれていて、その内部事情が良く分かり興味深々~。
もう10年以上前に出版された本ですので、今の経済や金融関係とは若干の違和感がありますが、「あぁ~~あのバブルの頃・・・」「あの頃のダウ平均が・・・」「そういえば、新しい金融商品も出てたわ」「当時の内閣では・・」とか、なつかしく思い出しながら読みました。
でもでも・・・、専門用語がすごく多いし、ほとんどがカタカナ標記ですので、何度も読み返したり、説明文を読んだりしながらですので、なかなか前へ進めない(笑い)。
それに、上・下ともに厚みが!
なので・・・持ち運びには不便・・・家で時間のある時に少しづつ読みましたので、2ヶ月くらいかかったかも~(笑い)。
こんな時は、スマホで読める本がいいですね~~。
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